秋の京都🍁洛北ぶらり旅
京都秋の京都🍁洛北ぶらり旅
一泊二日の京都旅行の記録です! 今回は中心部を離れて洛北へ。1日目は叡山電鉄沿線をぶらぶら、2日目は早起きして大原まで足を伸ばしました! 紅葉や新緑の季節におすすめのルートです☻
今回は出町柳駅からスタート。叡山電鉄に沢山乗る予定なので、1,000円で1日乗り放題のフリーパス「えぇきっぷ」を購入しました。駅周辺には下鴨神社や商店街などがあるのですこし寄り道して行きましょう!
まずは出町柳駅から徒歩圏内の下鴨神社でのお参りから。世界遺産にも登録されていて、京都の中でも古い歴史を持つ神社のひとつです。
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朝の糺ノ森は人もまばらでゆっくりお散歩できます。 糺ノ森の原生林には、京都がまだ山城国と呼ばれていた頃の植物の生態が残っているそうです。
下鴨神社の摂社である河合神社は女性守護のお社です。御祭神である玉依姫命が玉のように美しい神様であることにあやかり、美麗の神様としても親しまれています。
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鏡絵馬に普段使っている化粧品でメイクをしてきました!裏面に願い事を書いて奉納することで、内面も外面も美しくなれるようにと祈願します。
下鴨神社でのお参りの後は豆餅が有名な出町ふたばさんへ。休日やハイシーズンはものすごい行列ができますが、今回は平日&朝イチだったこともあり並ばずに購入できました。
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お餅がもちもちで、豆の塩気があんことちょうどいいバランスでした。賞味期限は当日限りなので現地で買ってすぐ食べるのがおすすめです!
さらに京大方向へ足を伸ばして緑寿庵清水さんへ金平糖を買いに行きました。昔ながらの製法で作られる金平糖は完成まで14日もかかっているそうです。 写真の小袋に入ったフルーツの金平糖は、店員さんいわく休日だと11時頃には2〜3種類売り切れが出るほど人気だとか。午前中の訪問がおすすめです!
出町柳駅から叡山電鉄に乗って八瀬比叡山口駅で下車、そこから徒歩で瑠璃光院へ向かいます。今回は10月末で紅葉前の平日だったせいもあり、11時頃の到着で並ばずに拝観することができました。 瑠璃光院は元は個人の別荘で、その後は料亭として利用されていましたが、料亭の閉店に伴い現在は光明寺所有の寺院に改められています。拝観料は2,000円、毎年春と秋の特別拝観期間のみの公開です。
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紅葉はまだ部分的でしたが、数寄屋造りの建物と紅葉の借景はいつまでも眺めていられる美しさでした!
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二階の書院からの眺めが有名な瑠璃光院ですが、それ以外にも見所がたくさんありました!
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1階から眺める臥龍の庭も趣があります。 水と石で天に登る龍の姿を表しているそうです。
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入り口で写経の用紙とボールペンが頂けます。 写経はしっかり奉納してきました✍︎
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貴船神社の鳥居近くの鳥居茶屋さんでお昼ご飯。鮎まるごとの甘露煮が2匹も入った鮎茶漬けは、1匹はそのまま、2匹目はお茶漬けで。写真は並ですが、上には鮎のお刺身がつくそうです。山椒がふんわり香ってとても美味しかったです☻
叡山電鉄貴船口駅下車、京都バス33系に乗り継ぎ貴船バス停が最寄りです。 貴船神社は創建がわからないほど歴史のある神社で、御祭神は日本書紀にも記載が見られる高龗神(たかおかみのかみ)という水の神様です。
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貴船でも少しずつ紅葉が始まっていました。
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貴船神社は嵯峨天皇が生馬を捧げて雨乞いや雨止みを祈願したことから絵馬の発祥の地とも言われています。季節限定の絵馬が可愛かったです🍁
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水の神様にあやかってか、おみくじは御神水に浮かべて結果を確認するタイプでした。
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今はひっそりとしている奥宮ですが、かつてはこちらが本宮だったそうです。
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結婚式の前撮りをされている方がいました!
夜ご飯を食べに中心地へもどります。京町家をリノベーションした雰囲気のいいおばんざい屋さんです。かなり人気店なので予約必須ですが、何を食べてもハズレがなくておすすめです!今回はポテトサラダ、野菜のさっぱり和え、お造り盛り合わせ、九条葱と地鶏の炒め物、とうもろこしの天ぷらをいただきました☻
京都駅八条口から徒歩10分程度です。今回の部屋は写真のようなツインでした。足が伸ばせる大浴場もあり、共有スペースでは無料のコーヒーや紅茶と一緒に京都にまつわる書籍やガイドブックが楽しめます。
京都駅から地下鉄烏丸線で国際会館駅へ、そこから京都バスに乗り換え大原まで向かいます。ここから三千院までは歩いて約10分くらいです。
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三千院までの道には大原女(おはらめ)の木像や、大原が発祥のしば漬けを売るお店がありました。
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本堂は一面の苔と真っ直ぐ伸びる何本もの大杉に囲まれとても厳かな雰囲気でした。10時を過ぎると人が増え出すので朝イチで訪れるのがおすすめです!
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わらべ地蔵様があちこちに佇んでいます。 穏やかで楽しそうな表情をしていました。
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客殿の庭園である聚碧園(しゅうらくえん)。お庭を眺めながら葉擦れと池に流れる水音を聞いていると、リラックスできて最高に癒されます。
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客殿の窓から眺める庭園も素敵でした!
実光院は季節ごとにさまざまな花を咲かせる庭園、契心園(けいしんえん)が見所です。お庭に降りることができるので、お花を探しながらのんびりお散歩が楽しめます。
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秋に花を咲かせる珍しい桜、不断桜。この時はまだぽつぽつ咲いている程度でしたが、紅葉のピークと同時に桜も満開を迎えるそうです。もちろん春にも満開の桜が楽しめます。
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仏様を拝むこどもの銅像。 とてもかわいい表情をしています☻
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雨上がりだったので苔が生き生きとしていました。
額縁庭園が見事なお寺です。お庭には立ち去り難いという意味の盤桓園(ばんかんえん)という名前がついています。高浜虚子が詠んだ樹齢700年の五葉の松は枝振りがダイナミックですごい迫力でした! さらに宝泉院には伏見城の戦いで敗れた徳川側の武将の血で染まった天井が供養のために張り替えられていて、歴史好きの方はこちらも必見です!
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こちらのお寺さんでは至る所にお花があしらってあったのが素敵でした☻
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こんなところにもお花が活けられています!
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拝観料にはお抹茶とお菓子代が含まれているので、お庭を眺めながらゆっくりお茶をいただきました。
寂光院に向かう道のりにある完全予約制のレストランでランチ。オーナーの畑で採れた野菜や大原野菜をふんだんに使った食事が楽しめます。
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田舎のおばあちゃんちのような店内は落ち着きます。 私たちは畳に座布団の席に案内してもらいました。
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大原で採れた野菜を使ったサラダ。 色鮮やかで目にもおいしい!
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地鶏の炭火焼きに、野菜の素焼きや素揚げなど。 素材ごとに違った調理法が楽しめます。 私は里芋の素焼きが特にお気に入りでした!
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焼きおにぎりのあんかけ。こちらも野菜たっぷりで、優しいお出汁が効いたほっとする味がしました。
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お店の目の前には田畑が広がっています。
聖徳太子が父の用明天皇の菩提を弔うために建立した尼寺です。本堂は平成12年の火災で一度焼失しましたが、現在はかつての通り再建されています。
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苔むした東屋の屋根が綺麗でした。
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寂光院は平家物語ゆかりの地としても知られています。源平合戦の壇ノ浦の戦いで入水したものの、源氏の武士に助けだされてしまった建礼門院が、出家した後に隠棲した場所です。名が示す通り寺院全体が静かでどこか寂しげな空気がありました。ひとり生き残り、この地で余生を過ごした建礼門院の気持ちを思いながら散策してきました。
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京都駅に戻ってきました。 お土産を買って帰りましょう!