今回お話を伺った方
マレーシア政府観光局
佐伯道子さん
大月聡子 さん
マレーシアの基本情報
マレー半島とボルネオ島北部の東マレーシアからなる多民族国家です。美しいビーチや高原、ジャングルなどの豊かな自然、世界遺産、現代的な首都クアラルンプールなど、多くの魅力が詰まった国です。
感染の状況
感染者数は、4,586,322人確認されています。詳細はこちら(7月8日現在)
感染者発生後からの動き
例外はありますが、外国人の入国は原則禁止とされています。国外からマレーシアに到着した全ての者を対象に、14日間の強制隔離を含む入国手続の詳細が発表されています。詳細はこちら
感染症対策
MySejahtera という感染拡大防止の為のモニタリングアプリを政府が開発しダウンロードが推奨されています。国民はこのアプリに個人情報を登録し、
-現在の健康状態の入力
-店舗には入店時の顧客健康状況管理
-クラスタが発生した際の追跡
-コロナ対応病院の案内
が出来る様になっています。
国民にはこのアプリの登録を推進し、 マレーシアへ帰国するマレーシア人や特定の滞在許可を持つ外国人も入国前にはアプリの登録が義務づけられています。
ホテルの感染症対策
施設
- ロビーやエレベータ等、共有施設は一度に入れる人数を制限
- 共有施設では隣との距離を1メートル離す
- 定期的な消毒の実施
スタッフ
- 検温と消毒。マスクの着用必須
チェックイン時
- 検温
- 38度以上の発熱、呼吸器障害がある場合は医師の診断書が必要
滞在中
- 共有スペースでのマスク着用
ホテル内のレストラン
- 宿泊客のみ入店可(※現在はルームサービスのみの提供)
- 入店時の検温
- 隣のテーブルは2メートル離す
- カトラリーや調味料は1人ずつ提供。使用後速やかに消毒を実施
- ビュッフェの中止
※上記対策は政府の定めた規定(SOP)とホテル協会が定めたガイドラインで、店舗によってはより細かい対策を講じているところもあります。
※10月17日時点の規定です。今後の状況で緩和/強化される場合があります。
レストランの感染症対策
スタッフ
- 検温と消毒
施設
- 定期的な消毒
- 隣のテーブルは2メートル離し、1テーブル内でも距離を保つ
来客
- 店内飲食は2名/テーブル
- 来店時に検温と名前・連絡先の入力(アプリのインストールが必要)
- 一度に入店できる人数を制限
食事
- ビュッフェの中止
店舗・ショッピングセンターの感染症対策
スタッフ
- 検温と消毒。マスクは着用推奨
施設
- 定期的な消毒
来客
- 来店は2名/家族を許可
- 来店時に検温と名前・連絡先の入力(アプリのインストールが必要)
- キャッシュレス推奨
※上記対策は政府の定めた規定(SOP)が定めたガイドラインで、店舗によってはより細かい対策を講じているところもあります。
※10月17日時点の規定です。今後の状況で緩和/強化される場合があります。
娯楽施設の感染症対策
休業中(RMCOでは営業が認められていません)
博物館・美術館の感染症対策
施設
- 定期的な消毒(屋内/屋外)
スタッフ
- 検温と消毒
来客
- 一度に入館できる人数を制限(5〜20人)※施設規模による
- 一度の入館時間は1時間以内
- グループでの訪問不可
鉄道の感染症対策
施設
- 距離を保って乗車
- 駅にサーモグラフィモニタ設置
スタッフ
- 検温、消毒、マスクの着用
乗客
- マスク着用
- キャッシュレス推奨
バス・車などの感染症対策
施設
- 定期的な消毒
スタッフ
- 全ドライバー健康診断受診必須
乗客
- キャッシュレス推奨
観光再開の見通し
特定のビザを保有する外国人以外は入国出来ません。
【現在入国が可能なビザ】
-マレーシア国民の配偶者と子女
-永住者
-外交官 -マレーシアにおいて必要不可欠なサービスに従事する駐在者パス保有者 -MM2Hビザ保有者
-駐在者、技能労働者、知識労働者
-学生ビザ、就労ビザ保有者(事前に入国許可の取得が必要)
※今後国内の状況により変更となる場合があります。
【日本人のマレーシア出国に関して】
出国制限はありませんので、日本への帰国は可能です(※帰国時PCR検査や経過観察あり)
担当者おすすめ!日本で現地の雰囲気を味わえるスポット
東京でマレーシア料理が食べられるお店
お値段もリーズナブルで、本格的な味が楽しめます。スタッフもよく行きます。
東京でマレーシア料理が食べられるお店
その他
お店ではないですが、今無印良品でマレーシアカレーのレトルトが販売されています(3種)。無印良品は全国各地に店舗がありますし、レストランへ行くより気軽にお楽しみ頂けます。
https://www.muji.com/jp/curry/curry_column/11.html?sns=tw-mujinet-200525_2
担当者のおすすめするマレーシアのスポット
アフターコロナの旅行は、空いている、もしくは感染者があまり出ていない場所が良いと思うので、ランカウイ島をおすすめします。ここでは人が少ないビーチで、ソーシャルディスタンスを気にしないで開放的に楽しめます。一番賑やかなビーチでも人が少なく、他のアクティビティへのアクセスも平均30分程度と非常に便利です。南国の豊かな自然も満喫できますし、免税のためお酒がとても安いです(ビール1本60円〜)。オフシーズンもなく一年中温暖で泳げます。最近では、映画「コンフィデンスマンJP」の舞台になり、映画のシーンに島の風景が出てきますのでぜひ見てみてください。
現地の‐現地の雰囲気が味わえるようなWebサイト、SNSアカウントなどあれば教えてください
オフィシャルブログ(現地情報を紹介しています) http://blog-tourismmalaysia.jp/
Twitter(最新情報をご案内) https://twitter.com/Malaysia_JP
Instagram https://www.instagram.com/tourismmalaysia_japanoffice/?hl=ja
Youtube https://www.youtube.com/user/TourismMalaysiaJapan
Holiday ユーザーへのメッセージ
マレーシアというと、良くわからない国、イメージがつかない、という人が多かったですが、良い意味で多様性が魅力の国です。色々な人種、色々な宗教が、日本と同じくらいの面積にギュッと詰まっています。また、大都会もあれば、人混みを避けられる大自然にも恵まれ、観光地としてオールマイティの選択肢があります。ぜひ、マレーシアの様々な面を楽しみに遊びに来てください。初めての方も、リピーターの方も、来るたびに違った魅力を発見できるはずです。