個性あふれるひなまつり
引田ひなまつり
東かがわ市の引田では、かつて女児が誕生すると初節句に、この地域独特の「引田飾り」と呼ばれる飾りつけを親族や近所に披露する風習がありました。この風習を現代によみがえらせたのがこのお祭りです。引田の古いまち並みの約70軒に江戸時代のものから現代のもの、創作雛人形や地元園児作成のものなど、様々なおひなさまが飾られます。
讃州井筒屋敷 母屋企画展「雛人形展」
「讃州井筒屋敷 母屋」で企画展「雛人形展」が開催されます。引田の豪華な雛飾り「引田飾り」や江戸末期から大正時代の歴史ある雛飾りを多数展示しています。同じように見える人形でも、それぞれに表情がありますので、見比べてみてください。高徳線「引田駅」から徒歩10分です。
四国村の雛飾り
高松市の四国村で、毎年恒例となっている「ひな飾り」は、例年2月初旬 〜3月中旬まで開催されます。県内外の一般家庭から寄贈された雛人形が農村歌舞伎舞台を華やかに彩ります。段飾りだけではなく、明治・大正時代を通じて関西地域で人気があり、戦後には広く西日本一帯で流行した「御殿飾り」も展示。江戸〜大正期にかけての地方色豊かな建物の中に華やかな人形が映えます。
写真に収めたい花景色
桃の花とおむすび山
別名「讃岐富士」とも呼ばれる「飯野山」は、新日本百名山のひとつ。その名の通り、なだらかな裾野が美しく、ハイキングやウォーキングに人気の山です。標高422mの「おにぎり形の山」のふもとに、3月下旬頃、桃の花のじゅうたんが広がります。
フラワーパーク浦島 キンセンカ咲く荘内半島
3月下旬~4月上旬頃、四季ごとに楽しめる市営の花畑「フラワーパーク浦島」に鮮やかなオレンジ色のキンセンカが咲き誇ります。キンセンカはキク科の植物で、花期が長いのも特徴です。緑とオレンジのコントラストと瀬戸内の海が調和した絶景です。
二十四の瞳映画村 菜の花
小豆島の観光スポット「二十四の瞳映画村」。瀬戸内海を見渡す海岸沿いの映画村には、春の菜の花のほか、四季折々の花が咲きほころびます。見頃は、3月下旬~5月上旬です。また、4月には、岬の分教場の生徒に見立てた12匹の鯉のぼりがあげられます。
ホワイトデーにも!名物・和三盆を味わう
三谷製糖 羽根さぬき本舗
讃岐の高級和菓子「和三盆」は、上品でやわらかな甘さと淡雪のようになめらかな口どけが特徴です。名前の由来は、3回盆の上で研いで作られるからとの説もあります。創業1804年の「三谷製糖」は、讃岐和三盆の老舗です。今も江戸時代からの製法を守り続けています。日本の美しい四季を、職人による手作業で表現した「四季の華」は、まさに芸術品といえます。
ばいこう堂
「ばいこう堂」の和三盆は、呼び名が「和三宝(わさんぽう)」として販売されています。選ばれた職人たちの熟成されたその感覚は、日々の鍛錬と経験によるものです。溢れんばかりの愛情がこめられた和三宝、他では味わうことはできません。本店では、和三盆の買い物、試食ができます。
豆花(まめはな)
香川県高松市にある「豆花」では、「和三盆糖」を使った干菓子作りが体験できます。四季を表現した植物、キャラクターや動物など、さまざまな木型が用意されています。完成したパステルカラーの和三盆干菓子は、見た目もキュートでSNS映え間違いなし。自分で作るとなおさら、食べるのがもったいないほどです。なお、前日までの予約が必要です。ことでん長尾線「花園駅」から徒歩約5分です。