ひらかたパークってどんなところ?
ひらかたパークは、大阪府枚方市にある遊園地です。「ひらパー」との愛称で親しまれていて、年間120万人程度の入場者数。これはUSJに次ぐ規模を誇ります。ひらかたパークの歴史は古く1910年にまでさかのぼり、日本最古。
設立当初は現在の場所より2駅大阪寄りの「香里園(こうりえん)」駅の近くにありました。2年後に現在地に移転します。設立当初からの目玉は菊人形展で、平成の半ば頃までひらかたパークにおける秋の目玉でした。しかし後継者不足を理由として、2005年を最後に菊人形展は終了します。
かつて関西では、ひらかたパークのほかにも、私鉄沿線沿いにいくつもの遊園地がありました。しかしバブル景気が崩壊後、苦戦をしいられるようになり、さらに2001年にUSJが誕生すると独り勝ちとなり、諸事情も重なるなど追い詰められ、他の遊園地は次々と閉園します。
そのなかでも、ひらかたパークは生き残ります。1997年にリニューアルをしたことを皮切りに、メディアを活用してCMで大幅に宣伝。21世紀は赤字続きとなりますが、2009年に登場するひらぱー兄さんらの活躍、魅力的な演出によりV字回復します。
ちなみに2013年4月より担当している「超(スーパー)ひらパー兄さん」は、枚方出身でひらかたパークで遊んだ経験のあるV6の岡田准一(おかだじゅんいち)さんが担当しています。
ひらかたパークのある枚方市は、近隣も含めて住宅地。そのため多くの人が住んでおり、普段使いの遊園地という雰囲気があります。近所に愛されていることもあり、平日にもかかわらず夕方以降になると多くの人が来園しています。
ちなみにひらかたパークにもマスコットキャラクターがいます。それはノームファミリー。これは妖精たちで5体のキャラクターがマジカルラグーンを中心に、園内でその姿を見ることができます。
見どころ
遊園地の花形・絶叫マシーン
遊園地の目玉といえば、コースターに代表される絶叫マシーン。ひらかたパークも例外ではなく、正統派の「レッドファルコン」や「木製コースターエルフ」といったくつものコースターがあります。この日は平日ということもあり、昼間は特にのんびりしていて、並ばずに乗れるのが魅力です。
たとえば双子のワニの顔が付いている「ラウディ」は、子どもでも楽しめるコースターですが、その能力は侮れず、想像以上にスピーディなので大人でもスリル満点。レッドファルコンやエルフといった他のコースターと乗り比べてみるのも良いでしょう。
「ヘアピンコースター クレージーマウス」は、見た目の可愛さとは裏腹に結構絶叫モノのコースター。4人乗りで他のコースターのように連結していないので小刻みに動きます。速度はそれほどではありませんが、上下左右急展開なカーブを回っていきます。
これはネズミの俊敏な動きを再現するように、駆け抜けて行くので想像以上のスリルです。悲鳴が連続する様は、あたかもネズミがチューチュー鳴いているかのようです。終わった後の爽快感は何とも言えない清々しさを味わえることでしょう。
「ジャイアントドロップ メテオ」は、「最恐」の名にふさわしいライド。4人乗りで一気に標高50メートル地点まで上がります。実は上がるときも少し早いので、その時点で悲鳴が聞こえることも。上に登り切ったら、京都・大阪の絶景が一望できます。
それもつかの間、今度は一気に落下し、最高の恐怖が待ち受けます。ちなみに座る位置によっても見える風景が違うことも。また、夜間の搭乗もおすすめで、恐怖の直前に美しい夜景が見られます。
大人も満喫!すぐ乗れるアトラクション
USJの場合は、平日でもアトラクションに乗ろうとすれば行列が当たり前なのに対し、ひらかたパークはそういったことが無いのがうれしいところ。アトラクション乗り放題でぜひ乗っておきたいのが、「スカイウォーカー」です。これは大観覧車10種類の色に彩られたゴンドラで、1周10分間の空の旅。
最長部は標高80メートルで、ゆったりと京都・大阪の絶景が見られます。カップルもファミリーも、個室でのプライベート空中散歩を楽しみましょう。時間帯によって見える風景も違っています。
ひらかたパークに限らず遊園地では、リアルに動き回る乗り物で楽しむのが一般的ですが、最近はバーチャル空間に身を置きながら楽しむアトラクションも増えてきました。
「360°超立体シアター 4Dキング」は、球状の建物の天井・壁全面がスクリーンになっていて、専用メガネをかけることで、特殊効果が盛り込まれた映像が見られます。立体的にいろんなものが目の前に迫力ある姿で見られます。また風や振動といった視覚、聴覚以外も感じ取れるようになっており、不思議体験ができます。
「ぐるぐる王」は、不思議な感覚が味わえるライド。外側に乗り円盤が高速に回転します。そしてその円盤は、レール上を左右に動きだし、シーソーのように上下を繰り返す仕組みです。
回転による遠心力とレールを左右に動くので体がそのまま吹き飛ばされそうなスリルが何ともいえません。さらに昼間以上に夜も楽しめます。ライトアップされたアトラクションは、乗っているときも、外からその様子を眺めているのも両方満喫できます。ちなみに保護者同伴であれば、子どもの利用制限はありません。
子供にやさしいアトラクション
子ども、若者グループ、カップル、そして大人といろんな世代が楽しめるひらかたパークは、子ども用のアトラクションも充実しています。たとえば、「ピピンとポピーのくるくるヘリコプター」は、童話の世界に登場しそうなヘリコプターの形をしたアトラクションです。
ゆっくり回転しながら飛行塔が上昇していくシステム。ひらかたパークの中でも少し丘の上の位置にあるので、想像以上にバッチリ風景が見られます。また前面にハンドルが付いているので、小さな子どもがパイロットごっこするにも良いでしょう。
ひらかたパークにはいくつかの急流すべりがありますが、「ドルフィンパラダイス」は、子どもが遊べるミニタイプ。見た目はほのぼのとして、上を向いた可愛いピンクとブルーのイルカの乗り物で水路を回ります。
絶叫系が苦手な大人もこれなら安心して乗れるでしょう。小学生以上ならひとりで乗れるのもうれしいところ。南国を思わせるヤシの実などがモチーフとなっていて、冬場も常夏気分に浸れます。
子どもむけのアトラクションは、少し頭を使ったクイズ風のものも多く、遊びながら頭の体操ができるのがうれしいところ。「いたずら魔女のラビリンス」は、小学生以上ならひとりでも遊べる冒険アトラクションです。
館内は迷宮になっていて、奪われた宝の鏡を探します。途中クイズやかけっこなどのミニゲームがあり、最終的に魔女と勝負して取り返します。見事にクリアができれば、宝箱ゲームにチャレンジ。素敵な景品がもらえます。
可愛い動物だけをあつめたアニマルエリア
ひらかたパークには、小さな動物園「ワンダーガーデン」があります。もちろん猛獣や大型の動物などはいませんが、いわゆる見ているだけで癒されそうな可愛い動物たちに会えるので、アトラクションに乗り疲れたらぜひ観ておきたいところです。
たとえばコツメカワウソは、インドや東南アジアに生息するイタチの仲間。普段は陸上で散歩をして、マイペースにのんびり歩き回っていますが、ときおり水中にもぐり込むと陸上にいるときとは違い、スピーディに泳ぐ姿が見られます。
コツメカワウソより、愛嬌のあるのがリスザルでしょう。人間と同じ霊長類に属したサルの仲間ですが、リスのように小型で色も似ており主に木の上で生活します。ひらかたパークにいるリスザルはガラスで囲まれた檻の中にいます。
常に活発に動き回り、ガラスの檻を自在に動き回る姿が何ともいえません。顔もパンダを思わせるような黒い目とその周囲・顔の白い部分。そして可愛らしい表情を見せながら、マイペースでフリーダムに飛び回る姿。ついつい見とれて時間が経つのを忘れてしまいます。
「プレーリードッグ」は北米原産のリスの仲間。穴を掘って一匹の雄が複数の雌を養います。ひらかたパークにいるのは、リスザルの様に動き回ること無く立ったままじっとしていることが多く、その立ち姿とこちらを見ている姿が何ともいえません。危険を感じるときには犬のように鋭い声で鳴きます。
また人気のレッサーパンダがいます。愛嬌ある姿を見せながらマイペースで動きまわる姿が「可愛い」の一言。このほかアカハナグマも特徴的な姿を見せてくれます。
見るだけでないローズガーデンの楽しさ
ひらかたパークにはローズガーデンがあります。西洋風の庭の中にバラ園があり、見頃は4月から6月頃になります。しかし秋の頃にも一部咲く種類もあり、冬場でも自由に鑑賞できます。
このバラ園は半世紀以上前の1955年に完成しました。当時日本におけるバラの育種家の第一人者で、後に英国王立園芸協会の終身会員の肩書を、日本で最初に取得した岡本勘治郎 (おかもとかんじろう)は、東洋一のバラ園をという意気込みで手掛けました。
リニューアル時に英国風になり、現在は600品種、4,000本といわれるバラが咲き誇ります。バラ園の中には、「モダンローズ」「オールドローズ」「イングリッシュローズ」「シュラブローズ」といった小さなエリアに分かれています。
12月ということで、園内では緑の洋風庭園の雰囲気だけがありますが、その中でもタイミング次第では咲いている品種もあります。秋に咲く種類が12月まで咲いていることも。フランス産のフェルゼン伯爵などです。
ローズガーデンを奥まで行くとステージがあり、その周辺には遊牧民が使っていそうな雰囲気のテントが並んでいます。この中には小さな椅子とテーブルがあります。訪れたのがクリスマス時期ということもあり、クリスマスフードカーニバルで使うためのテントがありました。近くにキッチンカーが6台集結していて、特別なグルメが食べられるようになっています。
平日の午後であれば、割と空いている時間帯があります。小さな子供と一緒に来て親子でゆったりと休憩に使ってもくつろげます。
いろんなミニコーナーは見逃せない
ひらかたパークにはアトラクションのほか、ぜひ立ち寄っておきたい場所がいくつかあります。たとえば「どうぶつハグハグたうん」は、より身近に動物たちと触れ合える空間になっています。
ラマ、リクガメ、フクロウ、カワウソ、ヒツジ、アヒル、オウム、マーラ、ヤギ、ペンギン、カピパラそしてアルパカといった動物たちに餌を与えたり握手ができます。土日祝日にはパフォーマンスショーも開催。ただここはひらかたパークのフリーパスの適用外となっておりますので、利用時には注意しましょう。
「カード迷路 ぐるり森大冒険 ハムスタンズ登場」は、子どもがハマるカードゲームで楽しめる空間です。全国に17ヵ所あるという「ぐるり森」シリーズのひとつ。最初に3色あるハムスタンのひとつをもらい、迷路へ行くと内部は鏡で出来ています。その中にはもらったハムスタンと同じ色の台があり、色が合っているのを確認して置いていきます。
台の色は随時変わるような仕組みに。置きながら「ぐるりパワー」をためて行き、その数がある程度溜まると、ミッションクリアとなります。そこでカードを手に入れると、スモッグとカードバトルを展開。連打することで相手を圧倒すれば、素晴らしい景品がもらえます。
ひらかたパークの存在を高めたのが、ひらパー兄さんと呼ばれる存在。現在は超ひらパー兄さんとなり、園内に「園長資料室」があります。そこには園長の席があり、そこで記念撮影ができます。
またひらかたパークをメディア露出したときに使用した歴代ポスターがあってどれも必見。またここでしか買えない超ひらパー兄さんグッズを販売しています。兄さんの両目が付いたアイマスクや「枚方」と大きく書いてあるパーカーなど、話題性抜群のアイテムを検討してみても楽しいでしょう。
雪の少ない大阪で遊べるウィンタースポーツ
ひらかたパークは四季ごとに楽しめる遊園地。冬の期間はウィンタースポーツが楽しめます。場所は入口からまっすぐ進んだ奥にそのエリア(スケートエリアとスノーエリア)があります。
ここは入園料とは別料金が必要です。入園時に購入しても、後から追加で購入しても料金は同じ。またフリーパスや年間パスポートの対象外となっておりますので、利用時は注意してください。
ウィンタースポーツのメインはスケートエリア。1,300平方メートルのメインリンク、手すりが低くて子供も安心のサブリンク、そして手すり越しに保護者と手を砂ぎながら滑られるベビーリンクがあります。
スケート用の貸靴もあるので、手ぶらでも安心。子供用の安定感ある2枚刃の靴も貸し出しています。またヘルメットは無料でレンタル可能。スケートの補助具トナカイのトミーもあり、初めてのお子さまも安心してスケートの楽しさが味わえます。さらに土日祝日にはワンポイントレッスンも開催します。
ウィンタースポーツには雪遊びができるスノーエリアがあります。ミニゲレンデでソリ滑りを楽しんだり、ゴムボートを使った巨大スライダーで雪の上を豪快に滑ったり。このほか雪玉を的に当てて景品をもらうスノーターゲットや屋根つきの遊び広場などがあります。
とくに大きな雪だるまがある雪遊び広場では、自由に雪遊びができます。年に数回しか降らず積もってもすぐ溶ける大阪の雪。ひらかたパークに来れば、そんな心配もなく存分に遊べます。
そのほか季節ごとの見どころ
春の花
春にひらかたパークに行くのなら、美しい花々が咲き誇る姿が見られるでしょう。半世紀前には東洋一を目指したローズガーデンのバラの美しさは感動もの。
また4月になれば、スカイウォーカーに続く道に、300本のソメイヨシノを中心とした園内の桜が見られます。
遊園地で遊びながら桜を愛でるのも季節感があり楽しいところ。そのほかビオラ、マーガレッド、ルビナスなど美しい花々が堪能できます。
夏のプール
夏にひらかたパークに行けば、プールを楽しみたいところ。ウインタースポーツ用に利用されているスケートリンクやスノーエリアは夏になればプールに早変わり。「ザ・ブーン」と呼ばれるプールは規模も大きく、全長212メートルの「クライングチューブ」や185メートルの「キャニオンライド」など豪快な水遊びが楽しめます。
ちょうど冬のときに園内の小高い場所から見ていると、遠くでウインタースポーツを楽しんでいる人たちの手前は、夏に活躍するスライダーたちが、そのときが来るのを待っているかのように、静かに待機しているような姿を見せていました。
秋のイルミネーション
秋のひらかたパークでは主にふたつのイベントが行われています。ひとつはここ数年で急に日本で浸透したハロウィンイベント。同様のイベントはUSJでも行っていますが、ひらかたパークは子どもが楽しめるのを中心としています。
期間中は仮装での入場はできますが、過激なものやホラーチックな、子どもが不快に感じる仮装は入場を禁止しています。
また詳細は後述しますが、光の遊園地というイルミネーションイベントを秋から冬にかけて開催。3月が最終月となっています。
ひらかたパーク「夜の遊園地」
秋から冬にかけて、特にクリスマスをピークに日本中いたるところに美しいイルミネーションがあります。ひらかたパークは光の遊園地と題して17時からスタート。ほとんどのアトラクションが昼に引き続いて稼働します。
アトラクションにはイルミネーションが施され、乗っている方も昼間との違いが楽しめたり、外から見ていても幻想的で夢の非日常空間が体験できます。
園の中心部では美しいイルミネーションが見られ、定期的に光のショーが演じられます。昼間はそれほど混んでいなかった園内も暗くなるにつれ、徐々に増え、仕事帰りの人たちなどこの幻想的な様子を見に来ます。
中には年配のカップルの姿もあります。創業1世紀以上の長さを誇るひらかたパーク。子供から若者グループ、カップルファミリーとそしてシニアになっても出かけたくなる遊園地。世代を越えて地元の人に愛されている遊園地の雰囲気が光と共に伝わります。
そして夜の遊園地で最も美しいのはメリーゴーランド。回転木馬といわれる遊園地の伝統的なアトラクションです。19世紀のフランスで蒸気機関を使って作られたのが始まりで、日本でも明治時代に誕生、ちなみに東京の豊島園のカルーセルエルドラドは世界でも最古クラス。
ひらかたパークのメリーゴーランドは2階建てでイタリア生まれ。伝統的でおしゃれな白馬や馬車に乗りながらゆっくり回転します。特に夜の遊園地でのメリーゴーランドは幻想的。イルミネーションとしても超逸品です。
ひらかたパークのフードコーナー
ノームダイニング
ひらかたパークの園内にはフードコーナーがいくつもあります。一番規模が大きいのは「ノームダイニング」。4つの専門店は入居しており、それぞれ自慢の料理を提供しています。
内容はラーメン、丼、カレー、たこやきと馴染みのあるものばかり。ファミリーで気軽に利用でき、テイクアウトもできます。ただ席が空いていても店内への食べ物持込みは、禁止されています。
マジカルラグーンキッチン
「マジカルラグーンキッチン」は、マジカルラグーンの奥にあるお店で、ここは自家製生パスタが名物です。麺の他、ソースにもこだわりがあり、モチモチしたパスタを堪能できます。
またオリジナルのマジカルライスはちょっとリッチなカツカレー。他にもから揚げカレーや5種のチーズピザがあります。そのほかおやつタイムに最適なドリンクやソフトクリームも。遊び疲れたときの休憩にも利用できます。
チェーン店
ひらかたパークの園内には、安心のチェーン店も入っています。例えば「ポムの樹」は、玉子にこだわった創作オムライスの専門店。ケチャップのほか、デミクラスソースやハヤシソースもあります。
またファストフードの「マクドナルド」もあります。定番ではありますが、2階は屋外のテラス席になっていて、バーガーを食べながら園の雰囲気を堪能。もちろんテイクアウトもできます。
ひらかたパークのショッピングコーナー
ノームショップ
ひらかたパークの入口付近にあるのが「ノームショップ」。メインのショップとして広々とした店内では、オリジナルグッズをはじめ人気キャラクターのグッズやお菓子などが購入できます。
2種類のオリジナルTシャツをはじめノームファミリーのグッズやメッシュキャップ、キャラクターが描かれたクリームゴーフレットなどがおすすめ。ほかにもILOVEひらパーのキーホルダーや「枚方」と足に書いてあるベアぬいぐるみなどもあります。
ウィザードヴィレッジ
「ウィザードヴィレッジ」は、キャラクターグッズやおもちゃの専門ショップです。ひらかたパークのキャラクターノームファミリーをはじめ、テレビで人気のヒーロー、ヒロインのグッズも扱っています。
そのほか食べ物も。またイベントが行われているときには、イベントとのコラボグッズが並ぶことがあります。
フロドの森
「フロドの森」は、大きな屋根の一軒家のショップ。これはノームファミリーのフロドをイメージして作っています。
中にはガラス細工をメインに扱っていて、お気に入りのものを探したいところ。この他にも可愛らしいぬいぐるみやオリジナルグッズ、キャラクターが入ったお菓子などを販売しています。
おすすめの周辺スポット
ひらかたパークから徒歩10分圏内でいけるランチスポット
MogaJoga DINING 枚方宿
MogaJoga DINING(モガジョガダイニング) 枚方宿は、当時の雰囲気が残るかつて枚方の宿場町のあたりにあるイタリアンレストランです。ランチタイムは、気軽なパスタセット、ランチコースのほかに事前予約で注文できる限定ランチコースも。
ひらかたパークに行く前に、町家風の建物で雰囲気を味わうのも良さそうです。ディナーコースは飲み放題付のものも。また扉とすだれで仕切られた個室もあります。
Le Passage(ルパッサージュ)
Le Passage(ルパッサージュ)は、ひらかたパークの近くにあるフレンチレストラン。主に鮮魚をフレンチと融合させた料理が得意分野です。
ランチタイムは最も気軽に楽しめるサンセレモニーセットと18歳以上の学生向けジョーヌセットを用意。肩ひじ張らずにフレンチがいただけます。また気軽に本格フレンチが味わえるコースや、ちょっとリッチに特別な日に最適なコースなどシーンによって選べます。
割烹藤
割烹藤(ふじ)は、枚方公園駅の近くにある割烹料理店。鮮魚店直営なので、毎朝大阪中央市場から新鮮な魚介類を取り揃えます。平日のお昼には日替わり定食をリーズナブルに用意しています。
そのほか魚を主体とした和食系の定食、ちょっとリッチな藤弁当、くらわんか料理などいろいろ選択可能。事前予約すれば幕の内弁当が注文できます。また冬の期間はてっちりセットをはじめとする鍋定食や鍋物セットなども楽しめます。
JUJU
JUJU(ジュジュ)はお好み焼き店。ランチタイムにはお好み焼き定食がおすすめです。お好み焼きの他に、ご飯とミニサラダ、そしてスープが付いているので非常にお得な内容です。同じ内容の定食メニューはこのほか焼きそば、焼うどん、焼肉、野菜炒めから選べます。
またオプションとして、コーヒーまたは紅茶が選べます。ランチタイム以外でもセットメニューとして、追加料金を払えば注文できます。さらに午前中は喫茶店と同じモーニングセットがあります。
Mar.y.Sol マリソル
Mar.y.Sol(マリソル)は、枚方公園駅前にあるイタリアンレストランです。ランチタイムは2種類のペペロンチーノとイカスミのパスタから選べます。このほかワンドリンクが付いたエッグベネディクトとあり、ノーマル、ベーコン、サーモンから選べます。
また大型店で最大74名まで収容可能ですから、宴会利用も楽しいところ。グループでひらかたパークに行く機会があれば、ぜひ検討してみましょう。
ひらかたパークと合わせて観光におすすめ
市立枚方宿鍵屋資料館
市立枚方宿鍵屋資料館は、江戸時代に現在の京阪枚方公園駅から枚方市駅にかけて存在した、枚方宿の名残が残っている資料館です。1997年まで料理旅館として営業していました。
そして目の前の淀川を航行する三十石舟の船待ち宿としての顔も。母屋は19世紀の建築物で、枚方市の有形文化財。このほか昭和初期に建てられた別棟があります。母屋は当時の様子をそのまま再現。別棟1階では枚方宿に関する歴史資料を展示しています。2階はレトロな洋風大広間です。
水面迴廊
水面回廊(みなもかいろう)は、平方大橋のすぐそばにある水路で、昭和初期に作られた農業用水路です。現在の寝屋川市まで2.8キロメートルの距離があります。
水辺は公園として遊歩道が整備され、三十石船のレプリカが浮かんでいます。特に上流の250メートル地点は、「水と歴史のふれあい広場」となっており、春の時期になれば桜の花見の名所。そして秋になれば紅葉の名所としてとして多くの市民に愛されています。
百済寺跡
百済寺跡(くだらじあと)は、朝鮮半島に存在していた百済国の末裔百済王敬福(くだらのこにきしきょうふく)が、奈良時代に建立した大型の仏教寺院跡です。10世紀ごろまで存在していたと推測されています。
1941年に国の史跡に指定され、その後特別史跡を経て、日本で初めて史跡公園として整備しました。そして現在は東塔、西塔の跡が残っています。また隣には同時期に創建された百済王神社があります。
山田池公園
山田池公園は枚方市にある公園です。総面積は79.7ヘクタール。日本の歴史公園100選にも選ばれています。中心にある山田池は、およそ1200年前に築造されたため池で平成時代に整備されました。
南側には芝生の丘とバーベキュー広場があり、北側には山田池と菖蒲園、あじさい園、野鳥観測場といった施設があります。また少し高台になっているところがあり、そこは展望広場として、山田池の様子や周辺の自然の風景が見渡せます。
星のブランコ
星のブランコは、枚方の南・交野市にあり、府民の森ほしだ園地の中にあります。全長280メートルの木造吊橋で、谷底との高さは50メートル。人道用吊橋としては日本トップクラスの規模を誇ります。
スリルを味わいながら楽しめる空中散歩は最高のひととき。自然に覆われた絶景を思う存分堪能しましょう。また吊橋までの道のりはハイキングコースになっていますから、歩きやすい服装で行くことをおすすめします。
ひらかたパークとセットで立ち寄りたい大阪名所
今城塚古墳
今城塚古墳(いましろづかこふん)は、枚方から淀川を渡った対岸、高槻にある前方後円墳です。6世紀前半に造営され、非公認ですが継体天皇の陵というのが有力。しかし宮内庁の認可を受けていないため、一般人が立ち入れる貴重な古墳です。
公園として整備し、日本で初めて埴輪祭祀場を発掘調査位置にレプリカにて復元するなど、古墳時代の雰囲気が伝わるようになっています。また古墳のすぐ近くには、古代歴史館というミュージアムがあります。
摂津峡公園
摂津峡公園(せっつきょうこうえん)は、大阪高槻の北部にある芥川の渓谷です。高槻の中心部からバスで気軽に行けるので、高槻市民や大阪府民の憩いの場として賑わっています。
ファミリーに人気で、水遊びやハイキング、バーベキューなど自然の中のアウトドアを楽しむのに最適。駐車場も整備されています。また売店や休憩所も。近くにはマス釣り場があるので、渓流釣りを楽しむことができます。
高槻城跡
高槻城跡(たかつきじょうあと)は、高槻市の中心部にある城址です。この城は最初に和田惟政(わだこれまさ)が築城し、その後この地の領主となった高山右近(たかやまうこん)が町づくりを行いました。
キリシタン大名でもあった右近は高槻に天守教会堂を建て、布教をしたと伝わります。江戸時代も高槻藩の藩庁として利用されました。現在は城跡の一部が公園として整備されており、石碑と模擬天守台、そして高山右近の銅像が建っています。
サントリー 山崎蒸溜所
サントリー 山崎蒸溜所は、高槻市の北・島本町にあるウイスキーの蒸留所です。1923年に日本初のモルトウィスキー蒸留所として開設しました。事前予約すれば工場内の見学も受け付けており、ウイスキーづくりの見学、その後の有料試飲もできます。
またファクトリーショップもあり、ウイスキーをはじめグラスなどのグッズを販売中。ウイスキーが好きな人はぜひ立ち寄ってみましょう。ただし車で行くと、運転者はアルコールの試飲ができませんので注意してください。
パナソニックミュージアム 松下幸之助 歴史館
パナソニックミュージアム 松下幸之助(まつしたこうのすけ) 歴史館は、大阪門真市にある企業ミュージアムです。ひらかたパークのある枚方公園からは京阪線で一直線。ここは創業者・松下幸之助の映像資料や創業当時の家を再現したもの、幸之助の関連書籍を収納したライブラリーがあります。
また創業からのレトロな広告が大好評。そのほか「ものづくりのDNA」が感じられるものづくりイズム館も見ごたえがあります。定期的に企画展も行われます。
アクセス情報
電車
京阪電車本線 枚方公園駅下車 徒歩約2分
バス
高槻方面より京阪バス 枚方公園口バス停下車 徒歩約10分
自動車
国道1号線「中振」分岐点より、京都方面(枚方バイパス)へ。約1キロメートルほど進んだガソリンスタンド「エッソ」を過ぎて、すぐの信号のない側道へ左折。
大阪駅から
大阪メトロ御堂筋線1駅先の淀屋橋駅から京阪電車に乗り換え
京都駅から
近鉄京都線丹波橋駅から京阪電車に乗り換え
大阪空港から
大阪モノレール 門真市駅から京阪電車に乗り換え
関西空港から
JR天王寺駅から大阪環状線に乗り換え、京橋駅から京阪電車に乗り換え
南海難波駅から大阪メトロ御堂筋線に乗り換え、淀屋橋駅から京阪電車に乗り換え
よくある質問Q&A
フリーパスで何ができますか?
フリーパスはひらかたパークのほとんどのアトラクションが乗り放題です。プールやスケート、そのほか一部適用されない施設があるので注意してください。
授乳室はありますか?
授乳室は正面インフォメーション、中央インフォメーション内に設置しています。またプールやスケートの営業を行っているときにはその施設内にも授乳室があります。
雨の日でも遊べるものはありますか?
室内を中心に雨の日も利用できるアトラクションはいくつかあります。ただコースターなど利用できないものも多いので注意してください。
飲食物を持ち込んで園内で食べてもいいですか?
プール、スケートの会場を含めて園内の食べ物の持込みは可能。テイクアウト販売している店も多いです。ただし園内の飲食店内への持ち込みは禁止しています。
チケット情報
入園料
- おとな(中学生以上)1,600円
- 2歳以上小学生 900円
フリーパス
- 小学生以上 3,000円
- 2歳以上未就学児 1,800円
※フリーパスには別途入園券が必要。同時に購入しても金額は同じ。
年間パスポート
4回利用以上でお得なパスポートです。
※事前の仮登録がおすすめで、パソコン、タブレット、スマートフォン、携帯電話で仮登録できます。
- 入園+フリーパスのセット
おとな(中学生以上)18,000円
小学生 15,000円
2歳以上未就学児 10,000円
再入園について
ひらかたパークの再入園は可能です。その際には左手の甲に再入園スタンプを押すので、スタッフに申し出ましょう。
基本情報
ひらかたパーク
【所在地】〒573-0054 大阪府枚方市枚方公園町1−1
【営業時間】 シーズンや日による
駐車場情報
ひらかたパークには駐車場があり、1,300台収容可能。その周辺にも数多くの駐車場があります。ただし休日やGW、お盆は混み合いますので、その場合は公共交通機関の利用がおすすめです。
- 普通車(1日)2,000円
- バス(1日)4,000円
- 2輪車 無料
ひらかたパークは地域密着型の遊園地ということもあり、駐輪場もあります。