虎目横丁ってどんなところ?
虎目横丁は、裏なんばと呼ばれるなんばの大通りから一本入ったところにある、居酒屋が集まった屋台村です。全9店舗のいろんなジャンルの居酒屋が集まっており、大阪グルメが一度に楽しめるということで地元民にも観光客にも人気のスポットです。
実は裏なんばは、大阪での飲み歩きスポットとして人気が高いエリアなんです。なんば駅の東側に位置するエリアで、路地裏に様々な居酒屋が立ち並んでいます。虎目横丁はそんな場所にあり、9種類の居酒屋が一度に楽しめるということで毎日大きな賑わいを見せています。
虎目横丁入り口の赤い鳥居をくぐって中に入ると、どこか懐かしい雰囲気を感じることができます。
また、虎目横丁はただ飲み食いするだけじゃなく楽しめる仕掛けが満載です。虎目横丁に入るとまず箸のおみくじをひかされます。このおみくじ、大吉だとなんとワンドリンク無料などの嬉しいサービスが受けられるんです。
他にも、季節によって横丁全体で盛り上がれるイベントも開催されるので、楽しく飲みたい方にぴったりのスポットとなっています。
見どころ
横丁の特権!9種類の居酒屋を全部楽しもう
1つのフロアに9つの居酒屋が立ち並んでいる虎目横丁では、1度にたくさんのお店の料理が楽しめるよう、「出前制度」という面白いサービスがあるんです。
この出前制度は、焼き鳥屋さんに入っても横丁内にあるお好み焼き屋さんのお好み焼きや、バルのパスタが頼めるというものです。
全てのお店に置いてある出前メニューを出前をお願いしたいお店で注文すると、料理が出来上がったら席まで持って来てくれ、代金はその場で支払います。
この制度を使えば、一緒に飲む友達と好みや気分が違っても問題なし!また、少しずつシェアすることで本格的な料理を幅広く楽しむことができます。
また、虎目横丁内ではしご酒もおすすめです。虎目横丁の各店では、出前メニューにはないその店だけでしか食べられない料理もたくさんあります。また、それぞれのお店の雰囲気が全然違います。虎目横丁ではお店の移動が簡単なので気軽にはしご酒が楽しめちゃいます。
そして、お店に入ったときに引くことができる虎目みくじではお店ごとに様々なサービスを受けることができます。はしご酒の数だけおみくじを引くことができるので、なんども運試しができますよ。
仲間とワイワイ楽しみたい方におすすめ
虎目横丁内にはいろんなシーンで使える居酒屋があります。ここでは、仲間と数人で賑やかに楽しみたい方におすすめのお店をご紹介します。
今日は魚の気分!魚八商店で海鮮料理を
海鮮居酒屋 魚八商店では、産地直送で毎日市場から仕入れられる新鮮な海鮮が楽しめます。
一押しはお造りの五種盛り!毎日変わる、選りすぐりネタが盛られたお得な一品です。また、目の前で焼き上げられる名物浜焼きも見逃せません。香ばしい磯の香りを前にしたらお酒が進んでしまうこと間違いなしです。
海鮮居酒屋 魚八商店
【営業時間】
- 月〜金:17:00〜24:00 (LO.23:30)
- 土日・祝:12:00〜24:00 (LO.23:30)
【定休日】
なし
大阪名物のお好み焼きを楽しもう
虎目横丁にはもちろん大阪名物のお好み焼きも楽しめます。お好み焼き ぼんくら家は関西を中心に5店舗を展開する人気のお好み焼き店です。ぼんくら家道頓堀店には芸人さんが足かよっているとか。
そんなぼんくら家の名物は定番の「豚玉」。山芋がたっぷり入ったふわふわとろとろの食感で、ファンの多いメニューです。また、特製太麺の塩焼きそばや、とん平ミルフィーユなどお好み焼き以外にも個性豊かな鉄板メニューが揃っているので、仲間とワイワイ楽しむのにぴったりなお店です。
ぼんくら家
【営業時間】
- 月〜金:17:00〜24:00 (LO23:30)
- 土日・祝:12:00〜24:00 (LO.23:30)
【定休日】
無休
一人でしっぽり飲みたい方におすすめ
虎目横丁はカウンター席や立ち飲み席もあるので、仕事帰りなどに一人で気軽に立ち寄ることができます。今回は入り口に近く入りやすい、一人飲みにぴったりのお店をご紹介します。
立ち食いで気軽に絶品のお寿司を
入り口の鳥居をくぐって左手にあるまぐろ一徹では、その道40年のベテラン大将が一貫ずつ握ってくれるお寿司が楽しめます。
一押しメニューは、新鮮なまぐろをリーズナブルに堪能できる「まぐろ三昧」。店名にもなっているまぐろが自慢のこちらのお店ではまぐろを食べないと始まりません。
毎朝市場で仕入れた旬のネタを大将が一手間かけて美味しく握ってくれます。立ち食いと侮るなかれ、味は本格派です。一人で行っても大将が優しく話してくれますよ。
立ち寿司 まぐろ一徹
【営業時間】
- 月〜金:17:00〜24:00 (LO.23:30)
- 土日・祝:12:00〜24:00 (LO.23:30)
【定休日】
なし
本格焼き鳥をリーズナブルに
鳥居から入って右手にあるのは、焼き鳥をリーズナブルに楽しめる炭火焼き鳥真骨頂です。こちらは、テーブル席もありますが目の前で焼き鳥を焼く様子が楽しめるカウンター席がおすすめです。カウンター席はこぢんまりとして他の人との距離も近いので、1人で訪れても隣のお客さんとも仲良くなれちゃいます。
朝挽きの博多地鶏にこだわった炭火で焼き上げられる焼き鳥は絶品。また、鶏肉を使ったサラダやカルパッチョなど個性豊かな料理も楽しめます。
こちらは店主さん渾身の特製つくね。ふっくらとした焼きたてのつくねを卵黄につけていただきます。外はカリッと、中はジューシーなつくねは絶品です。
炭火焼き鳥 真骨頂
【営業時間】
- 月〜金:17:00〜24:00(LO.23:30)
- 土日・祝:12:00〜24:00(LO.23:30)
【定休日】不定休
女子ウケ抜群!デートにも女子会にもおすすめ
海鮮イタリアンで楽しく女子会
海鮮イタリアントラットリア バンビーノは、虎目横丁に入って真正面にある名物店です。テーブル席が中心の店内では、特製ロングピザやカニボナーラなど、ユニークでフォトジェニックなメニューがたくさん!海鮮メニューに合うワインも豊富に用意されています。
海鮮イタリアン トラットリア バンビーノ
【営業時間】
- 月曜:17:00〜24:00(LO.23:30)
- 火~日・祝:12:00〜24:00(LO.23:30)
【定休日】不定休
韓国に行かなくても味わえる本格家庭料理
まま食堂という斬新な名前のこちらの韓国料理屋さんでは、韓国のおふくろの味が楽しめます。ままが作る料理は愛情たっぷり。辛さの調節もしてくれるので、辛いものが苦手な方でも安心です。
一押しは豆腐チゲ。飲みすぎてしまっても、チゲを食べて汗をかけばスッキリ!
まま食堂
【営業時間】火曜~土曜:18:00〜23:30 (LO.23:00)
【定休日】日曜、月曜
昼からやってる虎目横丁でランチや昼飲みを楽しもう
虎目横丁は居酒屋横丁なのになんと、ランチ営業もしているんです。居酒屋が提供するランチメニューを楽しめる他にも、昼飲みも楽しめちゃいます。
コスパ100点のワンコインランチ
なんと虎目横丁のランチはワンコインのものもあるんです。夜は海鮮居酒屋の魚八商店では、500円でまぐろの漬け丼が味わえます。朝に市場で買い付けた新鮮なまぐろの漬け丼は、地元の方にも観光客にも大人気です。
焼肉の小川商店では、ホルモンMIX定食が500円で楽しめます。新鮮なホルモンの盛り合わせにご飯、サラダ、スープがつく大満足の内容です。お昼からがっつりスタミナをつけたい方にぴったりのランチです。
小川商店
【営業時間】
- 月〜金:17:00〜24:00(LO.23:30)
- 土日・祝:12:00〜24:00(LO.23:30)
【定休日】不定休
昼からお得に飲んじゃおう
居酒屋横丁ということで、お酒も飲みたくなっちゃいますよね。ランチタイムはお酒と料理のお得なセットメニューがあるんです。
串カツの小鉄では、串カツとキャベツ、生ビールがセットになった串カツビールセットが人気です。夜はセットメニューはありませんが、お昼の時間限定でこの内容が楽しめたりします。昼から飲むという、ちょっと後ろめたさがある贅沢をぜひ虎目横丁で味わってみてはいかがでしょうか。
新世界串カツ 小鉄
【営業時間】
- 月:17:00〜
- 火〜土:24時間
- 日・祝:〜24:00 (LO.23:00)
【定休日】不定休
おすすめの周辺スポット
その他のお店
虎目横丁と合わせて観光におすすめ
虎目横丁と合わせて観光におすすめの人気スポットには、なんば駅から徒歩5分のところにある法善寺横丁や心斎橋駅から徒歩1分のところにある心斎橋筋商店街、日本橋駅からすぐの黒門市場などがあります。
法善寺横丁
法善寺横丁はなんば駅から徒歩5分の位置にあり、虎目横丁からも徒歩10分ほどで着きます。
法善寺横丁は、織田作之助の小説「夫婦善哉」や歌謡曲でも有名な大阪を代表する繁華街の石畳の路地で、ミナミの繁華街にありながら、静かななにわ情緒を漂わせています。東西両端にある門にそれぞれ掲げられた「法善寺横丁」の文字は、西は藤山寛美、東は3代目桂春団治によるものです。
長さ80m、幅3mの2本の路地が東西に伸びる横丁内には、老舗の割烹やバー、お好み焼き、串カツ店などがずらりと並びます。もともとこの地は浄土宗天龍山法善寺の境内で、参拝客相手の露店がいつしか横丁に発展したもの。
太平洋戦争の空襲で寺も横丁も焼失しましたが、戦後、盛り場として復活しました。戦火をくぐり抜けた不動尊は、願いを込める人たちがかけた水で、全身に緑の苔がびっしり。旧中座の2回にわたる火災を乗り越え、復活を遂げた法善寺横丁は、かつての風情を残しつつ、浪速の人情も守りつつ、今も活気溢れる街になっています。法善寺横丁の中心、法善寺は一日中、線香の煙が漂っています。
心斎橋筋商店街
心斎橋筋商店街は心斎橋駅から徒歩1分の位置にあり、虎目横丁からも徒歩15分ほどで着きます。
御堂筋の東側に平行に走る心斎橋筋は、江戸時代からの老舗も多数残る、由緒ある大阪の代表的な繁華街です。大丸心斎橋店の2大百貨店も含め、服飾や飲食店など新旧約180店が軒を連ね、平日で約6万人、日・祝日には約12万人もの買い物客が訪れます。
その発展は江戸時代にさかのぼり、当初は書籍店や古書店、小道具屋、琴三味線店、呉服屋などが主でしたが、明治になってからは、舶来品を扱う小売店をはじめ、時計店、呉服屋などおしゃれな店舗が増えたようです。
大正・昭和時代には、呉服屋もデパートに変貌し、商店街とともに洋風の店が増え、「心ブラ族」と呼ばれたショッピングを楽しむ若者たちが街を闊歩するようになって、現在に至っています。
また商店街あげて「ゆかた祭り」を主催したり、季節ごとの催しにも力を入れ、創業数百年の老舗から、最新の流行を取り入れた服飾店までが混在する心斎橋筋の魅力を取り戻しつつあります。歴史を持つ一方で、新しい文化発信拠点であり、活気があり人並みの絶えない賑わいのまちとして親しまれています。アーケード街なので天候を気にせず楽しめます。
黒門市場
黒門市場は日本橋駅からすぐの位置にあり、虎目横丁からも徒歩5分ほどで着きます。
卸売と小売の機能を兼ねそなえた江戸時代後期からつづいている市場です。千日前から南へ約580mの間に、鮮魚をはじめ青物・果物、飲食、衣料品など約170店舗が軒を並べ、平日は約18,000人、年末になると約15万人がやってきます。
1822〜1823(文政5~6)年ごろ、日本橋の圓明寺付近にあった黒い山門のあたりに商人が集まり、堺や紀州から入ってきた魚を売ったのがその始まりと言われています。
1912(明治45)年の難波火災によって寺とともに焼失するまでは、「圓明寺市場」と呼ばれていたそうです。その後は大阪の大空襲で再び焼失しましたが、戦後に復興して現在に至っています。料亭の板前さんの買い出しが多いことから、市場にはフグやすっぽんの店が多く、年末には大勢の買い物客で賑わいます。
大阪の台所を担うにふさわしい鮮魚・精肉・野菜店を中心にブティックや日用品店なども加え、名実ともに「黒門へ行けば何でも揃う」といわれる市場に成長しました。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- 地下鉄御堂筋線「なんば駅」徒歩5分
- 地下鉄千日前線「日本橋駅」徒歩3分
よくある質問Q&A
カードは使えますか?
使えます。どのお店でもたいていのカードは使えるのでご安心ください
子供連れでも大丈夫ですか?
居酒屋が集まる場所なので、あまり小さいお子さんには合わないかもしれません。
また、席の間隔が狭いのでベビーカーなどでいくのはやめましょう。
営業時間は全て同じですか?
店によってランチをやっていなかったり、営業時間が違うのでホームページで確認しましょう。定休日も店によって違います。
基本情報
裏なんば 虎目横丁
【営業時間】
- 平日:17:00〜24:00(LO.23:30)
- 土・日、祝:12:00〜24:00(LO.23:30)
※各店舗によって営業時間は異なります。
【定休日】不定休
【住所】大阪市中央区千日前2-3-15
【TEL】06-6636-4510
【問い合わせ先】
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