色づき始めた紅葉を見に行こう!
高台寺
高台寺は、豊臣秀吉の正室、ねねが秀吉を弔うために建てられたお寺です。約1,000本のヤマモミジやイロハモミジは例年10月中旬頃から色づき始めます。シーズン中はライトアップが行われ、敷地内の臥龍池(がりょうち)では、水面に映った逆さ紅葉が見事です。また、季節限定の御朱印を頂くこともできます。
青蓮院門跡(しょうれんいんもんあと)
青蓮院門跡は、相阿弥(そうあみ)作の池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)と小堀遠州(こぼりえんしゅう)作の霧島の庭があり、庭園内をゆっくり回遊して眺める紅葉はここだけの楽しみ方です。小御ヵ所しょうごしょ)で一服しながらの紅葉は風情があります。シーズン中は夜間ライトアップされているので、日中とは違った雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?
詩仙堂(しせんどう)
詩仙堂は、イロハモミジやヤマモミジなどが植えられ、紅葉の時期には白砂とサツキのコラボレーションはも相まって絵画のような美しさとも言われています。庭園の木々は、例年10月下旬頃より色づき始め、11月中旬頃からピークを迎えます。
秋に咲く花を見に行こう!
大乗寺(だいじょうじ)
大乗寺はスイフヨウのお寺とも呼ばれ、境内には約1,300本のスイフヨウが植えられています。例年10月初旬ころから見頃を迎え、訪れる人を楽しませてくれます。併設されている休憩所でお茶をいただきながら、ゆっくりと静かな時間をすごすのもおすすめです。
源光庵(げんこうあん)
丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」で有名な源光庵では、11月上旬頃まですすきが見頃を迎えます。紅葉も少しずつ色づき始めているかもしれません。敷地内ではシオンが可憐に咲き誇り、参拝者を迎えてくれます。また、萩も見頃で、秋の花々をゆっくりと堪能しできるスポットです。
貴船神社
貴船神社では、例年9月下旬頃から秋明菊(しゅうめいぎく)が見頃を迎えます。秋明菊は、別名「貴船菊」とも呼ばれ、貴船神社に自生しています。白色やピンク色の可愛らしい花々が、秋風に揺れて参拝者を出迎えてくれます。
芸術の秋は京都の伝統工芸を体験しよう!
富宏染工(とみひろせんこう)
富宏染工では、京友禅の技法で、世界に1つだけの正絹(しょうけん)のふくさを制作体験できます。正絹の生地は3色から選び、12色の染料から好きな色で着色していきます。また、京友禅の技法を気軽に体験できるコースもあります。手描き友禅で着物を染めている職人さんの横で、アドバイスを受けながらの体験が可能。体験には、一週間前までの予約が必要です。
富宏染工 公式HP http://www.tomihiro-kyoto.com/
洸春窯
交趾(こうち)の絵付けが体験できるのは、日本で洸春窯だけです。色鮮やかな釉薬(ゆうやく)といっちん技法を特徴とする交趾焼は、朱印状貿易の時代に日本に伝わったもので歴史ある焼き物です。実際に焼き物の歴史を職人さんに聞くと、より一層交趾焼の理解が深まります。
体験するには、2日前までの予約が必要です。下記サイトをご参照ください。
京都工房コンシェルジュ 洸春窯
https://www.kyotoartisans.jp/exp_menu/014-01%e8%a6%8b%e5%ad%a6%e3%83%bb%e4%ba%a4%e8%b6%be%e7%84%bc%e7%b5%b5%e4%bb%98%e4%bd%93%e9%a8%93/
辻が花染め工房絵絞庵
辻が花染め工房絵絞庵は、自然豊かな場所にある工房で、「辻が花」の制作現場を見学できるほか、実際に染めを体験できるワークショップを開催しています。風呂敷・帯揚げ・半衿・ストールなどの中から好きなものを選び、辻が花や板締め絞り等の技法で染めていきます。
2日前までの予約が必要です。詳細は、公式HPをご覧ください。
辻が花染め工房絵絞庵 公式HP http://www.tsujigahana.com/