間人ガニ・久美浜カキ・セコガニ
京丹後の冬の味覚といえば、まず挙げられるのが「間人ガニ」です。ブランド松葉ガニとして知られ、その甘みと繊細な味わいは多くの食通を魅了します。11月初旬の解禁日から、地元の料亭や旅館では様々な調理法で楽しめます。
久美浜湾で育つ「久美浜カキ」も冬の人気メニュー。プリプリの食感と濃厚な味わいが特徴で、カキ小屋での食べ放題も人気です。
さらに、雌のズワイガニ「セコガニ」も見逃せません。小ぶりながら、内子と外子がぎっしり詰まった贅沢な味わいが楽しめます。これらの冬の味覚は、地元の地酒と合わせるとまた格別です。
日本海を望む絶景温泉宿
京丹後市の温泉旅館は、ただの宿泊施設ではなく、心と体を癒す特別な空間です。美しい日本海を望む絶景の中で、温泉とグルメを存分に楽しむことができます。
京都市内から車で約90分の京丹後。近くには、天橋立や伊根の舟屋などの観光地も。美しい海岸線を巡るドライブを楽しみながら、一足伸ばしてみるのもおすすめです。
観光を楽しんだ後は、温泉宿でリラックスする時間が待っています。露天風呂から見る日本海の夕陽は格別で、波の音を聞きながら入浴するひとときは心身ともに癒されます。また、宿によってはプライベートな露天風呂が付いている部屋もあり、自分だけの贅沢な時間を過ごすことができます。
宿で楽しめる新鮮な海の幸や地元産の食材を使った料理はどれも絶品です。冬には間人ガニや松葉蟹、夏には新鮮な魚介類が楽しめます。料理自慢の宿では、地元の酒蔵から取り寄せた地酒と共に豪華な会席料理を楽しむなど、美味しい食事と共にゆったりとした時間を過ごすことができます。
観光地巡りやグルメ体験を満喫しながら、心ゆくまでリラックスできる宿で、日常から離れた贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
夕日ヶ浦
夕日ヶ浦は、その名の通り美しい夕日で有名な海岸です。初夏から秋にかけて見られる、水平線に沈む夕日は絶景そのもの。夕日が海面に反射して作り出す黄金色の光景は圧巻です。
海岸には「ビーチブランコ」や「YUHIGAURAのモニュメント」があり、フォトジェニックなスポットとしても人気。夕暮れ時には多くの観光客や地元の人々が訪れ、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
近くには温泉施設もあり、夕日鑑賞後に温泉で疲れを癒すこともできます。四季折々の表情を見せる夕日ヶ浦は、一年を通して楽しめる京丹後の魅力的なスポットです。
和久傳ノ森
京都の名料亭「和久傳」の創業の地である京丹後。静かな森の中に佇む「和久傳ノ森」があります。世界的に有名な建築家・安藤忠雄氏が設計したこの施設は、自然と建築が見事に調和した空間です。美術館では季節ごとに変わる展示を楽しめ、レストランでは和久傳の味を気軽に楽しむことができます。
ランチタイムには、地元の食材を使った創作料理が提供され、ショップではオリジナル商品も購入できます。森に囲まれた静寂な環境で、芸術と食、そして自然を一度に楽しめる贅沢なスポットです。
金刀比羅神社の狛猫(こまねこ)
京丹後市峰山町にある金刀比羅神社は、珍しい「狛猫」で有名です。通常の神社では狛犬が置かれていますが、ここでは猫の像が鎮座しています。狛猫のレプリカに絵付けができる体験も人気です。自分だけのオリジナル狛猫を作る楽しさは格別です。
周辺には猫をモチーフにしたスイーツを提供する店もあり、猫好きにはたまらないスポットとなっています。毎月第3日曜日には「こんぴら手づくり市」も開催され、地元の手作り品や食品などが並びます。
日帰り温泉
京丹後には、日帰りで楽しめる温泉施設が数多くあります。海を眺めながら入浴できる温泉や、広大な露天風呂を備えた施設など、バラエティ豊かな温泉が揃っています。
美人の湯として知られる温泉もあり、美容効果を期待して訪れる人も。地元の新鮮な海の幸を使った食事も楽しめる施設もあるほか、宿泊施設での温泉と食事を組み合わせた日帰りプランも人気です。疲れを癒し、心身をリフレッシュできる京丹後の温泉は、観光の合間の休息にぴったりです。
多彩なお土産
京丹後の海産物は、その新鮮さと品質の高さで知られています。地元の道の駅や土産物店、鮮魚店では、これらの海の幸を手軽に購入することができます。干物や塩辛、海藻類などの日持ちする加工品のほか、カニやカキなどの新鮮な海産物は、贈り物としても重宝されます。
地元の食材を用いた美味しいスイーツもたくさんあります。パッケージも含めて写真映えする可愛いもの多く、どれを買って帰るか目移りしちゃいますね。
地酒の酒蔵(丹後5蔵)
京丹後は、古くから「米作り発祥の地」として知られ、その良質な米を使った日本酒造りが盛んです。特に「丹後5蔵」と呼ばれる5つの酒蔵が有名で、それぞれが個性豊かな日本酒を製造しています。これらの酒蔵では、地元産の米と丹後の名水を使用し、伝統的な製法と現代の技術を融合させた酒造りを行っています。
多くの酒蔵では試飲を楽しむこともできるほか、季節限定の日本酒や、酒蔵独自のオリジナル商品などを販売する蔵もあり、日本酒好きにはたまらないスポットとなっています。
久美浜湾
久美浜湾は、京丹後市の西部に位置する美しい潟湖で、その穏やかな水面と周囲の緑豊かな山々が織りなす景観は絶景です。この湾は特に「久美浜カキ」の養殖で有名で、冬季には新鮮な牡蠣を楽しめるカキ小屋や民宿が人気を集めます。湾岸には遊歩道が整備されており、散策しながら美しい景色を楽しむことができます。
周辺にはおしゃれなカフェや個性的なショップが点在し、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
「鍛冶場」の見学・体験
京丹後市には、日本を代表する刀匠吉原義人氏の元で修行をした3人の刀匠が刀づくりに取り組む「鍛冶場」があります。ここでは、刀匠による実演を見学したり、実際に刀作りの一部を体験したりすることができます。見学では、1300度の高温で鋼を打ち、刀を形作っていく過程を間近で見ることができ、その迫力は圧巻です。
体験コースでは、ペーパーナイフ作りなどが用意されており、プロの指導のもと、自分だけの作品を作ることができます。また、刀の歴史や文化についての説明もいただけ、日本刀の奥深さを学ぶこともできます。この「鍛冶場」体験は、日本の伝統工芸に触れる貴重な機会であり、文化体験を求める観光客に人気のスポットとなっています。
サウナ/酵素風呂「ぬかとゆげ」
京丹後市にある「ぬかとゆげ」は、心身のリフレッシュに最適なサウナと酵素風呂を提供する癒しのスポットです。ここでは、米ぬかを使用した酵素風呂が体験でき、発酵熱による自然な温かさが体を芯から温めてくれます。酵素風呂はデトックス効果が高く、肌の調子を整えるのにも効果的です。
サウナも完備されており、リラックスした時間を過ごすことができます。施設内は落ち着いた雰囲気で、日常の喧騒を忘れさせてくれる空間です。訪れる人々は、心地よい汗を流しながらリフレッシュし、健康的なひとときを楽しむことができます。自然の力を活かした「ぬかとゆげ」で、心も体もリセットしてみてはいかがでしょうか。
TANGO OPEN CENTER – オープンファクトリー
丹後地方に伝わる絹織物「丹後ちりめん」の魅力を体験できる施設です。ここでは、和装用の白生地の日本一の生産量を誇る丹後ちりめんの精練加工場が一般公開されており(要予約)、その伝統技術を間近で見ることができます。
見学ツアーでは、職人たちの技術や工程を詳しく学べる音声ガイドも利用可能です。また、直営ショップではシルクを使ったスキンケア商品や小物などのお土産も購入でき、ワークショップではオリジナルのマグネットやバッチ作りも体験できます。
300年以上続く丹後ちりめんの歴史と技術に触れながら、その奥深さを堪能できる貴重な機会です。家族や友人と一緒に訪れて、日本の伝統工芸に触れてみませんか。
ふるさと納税でも京丹後に行ける!
これまで紹介してきたように、京丹後市は、豊かな自然と温泉、そして美食の宝庫です。その魅力をさらに多くの人に知ってもらうため、京丹後市では、市内80軒の宿泊施設で利用できる「京丹後宿泊クーポン」をふるさと納税の返礼品として提供しています。
海の幸を堪能できる宿や、温泉を楽しめる宿、さらにはペットと一緒に泊まれる宿まで、バラエティ豊かな選択肢があるので、旅の目的や一緒に行く人によって選ぶことができます。また2年間有効なので、四季折々の魅力を選択して堪能することが可能です。
※利用可能な宿泊施設のリストはこちら
美しい景色、温かいおもてなし、そして地元の新鮮な食材を使った料理を楽しみながら、京丹後の魅力を存分に体験してみてはいかがでしょうか。
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