年始に欠かせない初詣スポット
霧島神宮
格調高い朱塗りの社殿の荘厳かつ豪華絢爛な姿が印象的な「霧島神宮」。創建が6世紀と古い歴史を誇り、高さ23mの大鳥居は西日本最大級です。年間100以上の祭儀が行われ、なかでも元旦と2月11日に本殿で奉納される「九面太鼓」は、勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めています。正月三が日は、県内トップの参拝者で賑わいます。
照国(てるくに)神社
鹿児島市の中心地「天文館」近くにあるため、アクセスしやすい神社です。島津齊彬公を祀っています。鹿児島で最も大きな神社として、1月のみならず、多くの参拝者が訪れます。正月三が日は、およそ30万人の人出です。近くには「西郷隆盛像」や山の上は市内が一望できる「城山展望台」もあります。
釜蓋(かまふた)神社
南九州市頴娃(えい)町、入り江の岩礁に突き出た場所に鎮座していることから、フォトジェニックな光景も人気です。勝負事や開運にもご利益があると言われ、芸能人やスポーツ選手も訪れる話題のパワースポットです。釜の蓋を頭にのせ、鳥居から拝殿まで落とさずに行くことができれば願いが叶うとか。海沿いなので防寒対策は忘れずに。
ロマンティックなイルミネーション
みなと大通り公園イルミネーション
鹿児島市役所近くにある「みなと大通り公園」。園内の約50本のケヤキに輝く約12万球の電飾や様々に変化する噴水の演出、市役所本館のライトアップとともに織りなす幻想的な空間が広がっています。最大の見せ場は一斉点灯。点灯する瞬間は、目もくらみそうな輝きです。友人や恋人とロマンティックな夜の散歩にぜひ。
リナシティかのや イルミネーション
「リナシティかのや」は、大隅半島の中心部に位置する鹿屋市の複合交流施設です。周辺市街地は、約3万球を使用し、遊び心を取り入れたイルミネーションで彩られ、楽しい仕掛けも登場します。市街地巡回「くるりんバス」や鹿児島中央駅~鹿屋間を乗り換えなしで結ぶ直行バスが便利です。
KAGOSHIMA CENTRAL ARC
アミュプラザ鹿児島のアミュ広場で開催される「KAGOSHIMA CENTRAL ARC」は2016年よりスタートし、今年で5年目を迎えます。“光を街へ”をコンセプトに薩摩切子をデザインソースとした”光の塔”をはじめ、日本の伝統的な形や色を散りばめられた鹿児島らしいスピリットが込められています。
フォトジェニックなスポットとしても人気があるので、ショッピング帰りに立ち寄ってみるのもおすすめです。
期間限定!レアな光景
出水のツル
日本最大のツルの渡来地「出水」は、国の特別天然記念物にも指定されていて、唯一無二の景色を見ることができます。毎年10月中旬から12月頃、1万羽を超えるツルが越冬のためシベリアから渡来し、3月頃まで滞留します。
渡来地の目の前に「出水市ツル観察センター(冬季のみの営業)」があります。ツルの優美な出で立ちや空を羽ばたく姿は、他では決して見ることのできない、出水の冬の風物詩です。思い思いに過ごすツルの様子を間近に見ることができます。
輝北(きほく)うわば公園・輝北天球館
標高550mの高台にある「輝北うわば公園」は360度の展望が楽しめ、西に錦江湾に浮かぶ桜島、北に霧島連山、東に志布志湾、南に高隈山を眺めることができます。輝北町は“日本一星空がきれいに見える町”に選ばれたこともあり、広大な敷地内には、宇宙をイメージした個性的な外観の「輝北天球館」があります。満天の星がきらめき、息を呑む美しさです。
大根やぐら
三角形のやぐらで大根を寒干しする「大根やぐら」。干し大根のやぐら作りは鹿児島が発祥と言われ、標高200mの高台にある「錦江町宿利原地区」ではこの時期しか見ることのできない冬の風物詩となっています。整然と綺麗に並んだ大根はインパクト抜群です。寒干しされ収穫された大根は、漬物などに加工されます。
あわせて読みたい観光コラム
【宮崎観光】4月はここをチェック!
宮崎観光をさらに楽しむなら、イベントも気になるところ。タイミングが合えばぜひ参加してみて、さらに楽しい思い出を作りたいものです。ぜひプランの参考にしてみてください。