休日の選択肢を広げる総合おでかけ情報サイト
歴女の京めぐり♡テーマは”家康&大阪の陣”
京都にある徳川家康ゆかりの地と、徳川家、豊臣家の戦いとなった”大阪の陣”をテーマとした、歴史と文化財を巡る旅です。 家康が御所の警護と上洛時の宿所として造営した、絢爛豪華な二条城からスタート。 家康ゆかりのスポットのほか、大阪の陣に関わった阿茶局、長宗我部盛親、織田有楽斎ゆかりのお寺なども巡ります。 二条城、南禅寺、金地院などは、徳川幕府の栄華を語る桃山時代~江戸初期の豪壮華麗な障壁画、立派な庭園があり、とても見応えありました。 京都を代表する有名観光スポットから、歴史マニアだけが知っている地味~なお寺まで盛りだくさんです。 このコースはすべて、京都観光一日乗車券を使い、全部京都駅から地下鉄、市バスで回りました。おまけとして京都ならではのスイーツのお店も紹介します。
茶乃逢(さのあ) 二条城店
二条城の休憩所の中にある日本茶カフェです。 ここは金箔を貼り付けたソフトクリーム”黄金ソフト”で知られていますが、「デザートソフトクリーム”京もてなし”」にも注目を…。 ”京もてなし”は、自分でトッピングを選ぶソフトパフェ。 まず4種類のソフトクリームから1種類を選びます。 それに10種類以上のトッピングの中からお好みのものを選び、お店のスタッフさんに盛り付けてもらいます。 栗、茶団子、わらび餅、黒豆、京ゆば、生八つ橋などの他、金箔も…!自分だけのパフェが完成です。 値段はソフトクリーム代450円+トッピングのお値段の合計となります。
正伝永源院(期間限定公開)
正伝永源院は、臨済宗大本山建仁寺の塔頭の一つです。 鎌倉時代に創建されましたが、その後荒廃…。 それを再興したのが、信長の弟である織田有楽斎です。 有楽斎は大阪の陣の時、大阪城で豊臣徳川間の和平に尽くします。 なぜか大阪夏の陣の前に大阪城を退き、京都に隠棲しました。 その後、このお寺の建物、お庭、茶室「如庵」を完成させ、晩年は趣味の世界に浸り、優雅な生活を送ったそうです。 正伝永源院は、普段非公開ですが、春と秋、期間限定で公開されます。
上徳寺
「世継地蔵」で知られる上徳寺は、徳川家康が側室である阿茶局のために建立したお寺です。 ご本尊の阿弥陀如来さまはもとは滋賀県にあり、霊験あらたかな仏さまとして知られていました。 慶長8年、家康がその噂を聞いてこのお寺に招いたそうです。 拝観はできませんが、お参りならいつでもOKです。
蓮光寺
大阪の陣で活躍した長宗我部盛親ゆかりのお寺です。 大阪の陣の時、豊臣方には多数の牢人達が集まりましたが、長宗我部盛親もその一人。 もとは四国の大名だったのですが、関ヶ原の戦いで西軍についたため領地を追われ、京都で寺子屋を営んでいました。 この頃、蓮光寺の住職と親交があったそうです。 大阪の陣では豊臣方で活躍しましたが、戦いに敗れ死罪になり、ここの墓地に葬られました。
方広寺
豊臣家滅亡のきっかけとなった、「国家安康」の鐘があることで有名なお寺です。 方広寺は豊臣秀吉が東大寺大仏殿にならって創建しました。 お寺の建物は、慶長の大地震で倒壊。秀吉の死後、家康のすすめで茶々(淀殿)と秀頼が再建しました。 その時、この鐘の銘文に家康が怒り、「自分の名前を真っ二つにする不吉な銘文だ…!」と、クレームを付けました。 これが徳川VS豊臣、大阪の陣が始まるきっかけになったと伝えられています。 鐘に彫られた「国家安康、君臣豊楽」の文字はとても小さくめだたない…。わざわざ白く塗っています。塗っていないと気が付かないほどでした。
東本願寺(お東さん)
京都を代表する観光スポットであり、真宗大谷派の本山、”親鸞聖人のお寺”として信仰を集める寺でもあります。 この東本願寺も”家康スポット”です。 慶長年間に家康が、西本願寺の東に寺域を与え、創建を援助したと伝えられています。 度々火災があって、現在の建物は明治になっての再建。家康ゆかりのものは見つけることができませんでした。
ログイン