鴨川シーワールドってどんなところ?
鴨川シーワールドは、水族館でもありテーマパークでもある大型レジャー施設です。1970年に営業を始めてからは、鴨川の主要観光スポットとして多くの観光客を集めてきました。
敷地内には大きなスタジアムがあり、そこで開催されるショーやイベントは他の水族館にはないダイナミックさが売り。その他にも広い館内や雰囲気の良いレストランなど、鴨川シーワールドにしかない魅力は盛りだくさんです。わざわざ遠方から訪れる人も多く、今や鴨川だけでなく千葉を代表する観光スポットだと言っても過言ではありません。
水族館は、屋内と屋外を合わせて16のエリアに分かれています。シャチやウミガメ、ペリカンなど生き物の種類ごとに分けられているため、興味のあるスポットにだけ足を運ぶのも良いですし、一通り1周してみるのも良いでしょう。それぞれのエリアごとに雰囲気作りが徹底され、エリアを移動するたびにまったく違う空間のように感じるのが鴨川シーワールドの面白さです。
たとえば「トロピカルアイランド」エリアには、南国の植物が植えられ常夏のような空間に。「エコアクアローム」は、ゴツゴツとした岩が置かれジャングルのような雰囲気が特徴です。鴨川シーワールドでは、こういったエリアごとの違いを感じながら散策してみるのもきっと楽しいはず。
また館内施設では、随所に最先端テクノロジーが取り入れらているのもユニークな点です。大きなスクリーンにベルーガが映し出される「マリンシアター」や、3D・CGを使った巨大水槽など真新しい仕組みが多数取り入れられています。この生き物たちとテクノロジーの融合は、鴨川シーワールドでも特に注目しておきたいポイントでしょう。
最先端テクノロジーの他に、鴨川シーワールドで注目すべき点は連日開催されるショーやイベントです。特にシャチのショーが人気で、ショーの開始前には会場に入りきらないほどの観客が押し寄せます。他にも、イルカやアシカのパフォーマンスはコミカルで癒されると評判です。ショーやイベントの内容は季節ごとに異なるため、事前にホームページでチェックしておくことをおすすめします。
水族館やショーだけでなく、鴨川シーワールドはレストランやお土産ショップなどのサービス施設にも力を入れています。特に「オーシャン」というレストランは、シャチの姿を見ながら食事ができる一風変わったスポット。大きなシャチが泳ぐ様子は迫力満点で、食事中は家族や友人と盛り上がること間違いありません。
飲食店の他に、館内にある2つのお土産ショップもぜひ寄っておきたいスポットです。ここでは鴨川シーワールド限定商品を購入でき、旅の思い出を作るにはピッタリだと言えます。このように鴨川シーワールドは、テクノロジーやショー、グルメなど多様なエンターテイメントが提供されている施設なのです。
見どころ
迫力満点のショーに参加する
鴨川シーワールド最大の目玉といえば、オーシャンスタジアムで開催されるシャチのパフォーマンスでしょう。1970年に施設が開館してから、鴨川シーワールドではシャチの飼育に特に力を入れてきました。
一般的にシャチといえば、凶暴な猛獣のイメージがあるかもしれません。しかし鴨川シーワールドのシャチは、飼育員の言うことをよく聞き猛獣らしさがまったく感じられないのが面白いところ。
音に合わせてダイナミックなジャンプをしたり、飼育員を体に乗せて泳いだりとあらゆるパフォーマンスをしてくれます。このパフォーマンスは観客に水しぶきがかかるほど大規模ですが、その水しぶきもまた会場の一体感を強め観客たちを盛上げる効果があるのです。
シャチに続き、サーフスタジアムで開催されるイルカのパフォーマンスも観客からの人気を集めます。イルカは、あらゆる海洋生物の中でも特に賢い生き物。ショーの最中は、一際クオリティの高い技を連発してくれます。
スピンジャンプや輪っかくぐりなど、観客の想像を超えるハイレベルな技からはイルカならではの知性と運動能力の高さが感じられるでしょう。このイルカのショーでは、バンドウイルカとカマイルカの2種類が一緒にパフォーマンスをするのが特徴。この2種類のイルカのコンビネーション技にも注目してみてください。
さらに忘れてはいけないショーが、水族館のアイドルとも言えるアシカのパフォーマンスです。ショーはロッキースタジアムで開催され、その独特の可愛らしい動きは観客の心を癒してきました。
水の中からボールを投げたりコミカルな動きで観客を笑わせたり、愛嬌あるアシカたちは子供から大人まで多くの人々の心をわしづかみにします。また飼育員さんとの掛け合いも面白く、癒しや笑いを求めるならこのアシカのパフォーマンスは絶対に見逃せません。
上記で紹介したショーの他に、鴨川シーワールドでは数々のイベントがおこなわれています。たとえば「フーディングタイム」では、時間になると海の生き物たちが食事する風景を見学することが可能。大きな口を開けるセイウチや餌を追いかけて群れをなす魚たちなど、普段は見ることのできない貴重な光景に出会えます。
また、屋外を歩くペリカンを間近で見られる「ペリカンのガイダンス」も、心癒されるおすすめのイベント。飼育員がペリカンについて丁寧に解説してくれるので、楽しみながらペリカンの生態を学ぶこともできます。
ここまでで紹介したのは、基本的に1年中毎日開催されているイベントです。この連日開催されるイベントの他にも、鴨川シーワールドでは季節限定のイベントが多数開催されています。
たとえば「ナイトアドベンチャー」や「ナイトステイ」では、閉館後の夜の水族館を満喫することが可能。暗くなった夜の水族館は、昼間とはまた違ったミステリアスな雰囲気にワクワクするはず。
その他にも「ワンダフルドルフィン」というイベントでは、実際にイルカと泳ぐことができます。ワンダフルドルフィンは、イルカのトレーナー気分を味わえる夢のようなイベントだと言えるでしょう。ぜひ鴨川シーワールドへ訪れた際は、複数のショーやイベントに参加してたくさんの思い出を作ってください。
海の生き物たちを目で見て楽しむ
鴨川シーワールドは千葉県内でも有数の観光スポットですので、館内は平日でも相当な賑わいをみせます。そのため人混みが苦手な人は、事前にどのスポットを巡るのか決めておくと良いでしょう。
いくつかある見どころスポットの中でも、メインゲートすぐ近くにある「エコアクアローム」は忘れずに寄っておきたいエリアの1つ。室内に置かれた水槽は、本物の川や海の環境を忠実に再現しています。神秘的なクラゲや大きなマンボウなど、エコアクアロームでは海の生き物たちの生体をじっくりと観察できるのです。
エコアクアロームに加え、「トロピカルアイランド」も鴨川シーワールドの見どころスポットだと言えます。エリア内に1歩足を踏み入れると、そこに広がるのは南国の白い砂浜。サンゴ礁をモチーフにしたトロピカルアイランドは、雰囲気作りが徹底され常夏の島のような雰囲気を漂わせます。
ここで生活するのは、クマノミやサメなどの海の生き物たち。数ある海の生き物の中でも、特に色とりどりの熱帯魚たちは見ていて飽きないほどの可愛らしさです。鴨川シーワールドで幻想的な海の世界に触れたいなら、トロピカルアイランドは外せないスポットでしょう。
さらに絶対に見ておきたいのが、水族館のアイドルとも言える大きくて愛らしい海獣たち。アシカやアザラシ、トド、セイウチなどの海獣たちは、のんびりとした動きが可愛い水族館の人気者です。これらの生き物たちは陸に上がっている時間が長いため、観客はじっくりとその生態を観察することができます。
アシカやアザラシ、トド、セイウチのエリアは、施設の西側にすべて集中しているためまとめて巡れるのも嬉しいポイント。まったりとした海獣たちは、きっと日頃の疲れを癒してくれるでしょう。それぞれのエリアは「アラスカの海」や「モントレー湾」など世界各地の海を意識して設計されているため、生き物だけでなくこの施設のデザインにも注目してみると面白いかもしれません。
水中の生き物だけでなく、鴨川シーワールドでは海鳥と呼ばれる海に生息する鳥たちも展示されています。まず子供に人気のペンギンは、「ペンギンの海」と「ポーラーアドベンチャー」の2ヵ所で見学することが可能。ペンギンの海ではフンボルトペンギンという品種が生活し、それ以外の品種のペンギンはポーラーアドベンチャーに集められています。
また「ピリカの森」エリアは、2015年にリニューアルした比較的新しい施設。ピリカは海の生き物の中でも希少で、他の水族館でも見られる機会はそう多くありません。その他にも「ペリカンの池」エリアなど、可愛らしい海鳥たちも鴨川シーワールドを代表する人気者たちです。
そのほか、イルカやウミガメなど鴨川シーワールドでは様々な生き物たちに出会うことができます。特に水槽の中で泳ぐイルカは、ショーの時には見られない自然体の姿が魅力。ショーのような荒々しい動きではなく、のんびりとしたイルカを見たい人はぜひ「イルカの海」に訪れてみてください。
鴨川シーワールドはとにかく敷地が広いため、1日で1周するのは少し大変に感じるかもしれません。少し疲れた時は館内のレストランで食事をしたりショーを見たりと、休憩を挟みつつマイペースに見学することをおすすめします。
3DやCGなどの最先端技術で海洋生物について学ぶ
鴨川シーワールドには、生き物とテクノロジーが融合したユニークな施設がいくつかあります。なかでも特に注目したいのが、ベルーガをスクリーンに映し出す「マリンシアター」でしょう。マリンシアターは、2018年にリニューアルした比較的新しい施設です。
映画館のような部屋の中には、ベルガーのいる水槽と大きなスクリーンがあるのみ。このスクリーンはソニーPCL株式会社が協力して開発した特殊な設備で、ベルーガの発する「超音波」を特殊な映像を使い可視化することに成功しました。人間には聞こえない超音波という「音」を、目に見える映像に変え人間に伝えられるようにしたのです。
暗い海の中にいる時、ベルーガは自らが超音波を発することで周囲にある物の位置を把握します。これは「エコロケーション」という手法で、もちろん人間は耳にすることができません。このエコロケーションを特殊な装置でキャッチし、それを映像に変換することを可能としたのがマリンシアターです。
マリンシアターでは、観客はベルーガが泳ぐ様子をただ見るだけではありません。目隠しをしたベルーガが超音波で障害物を避ける様子など、ここでは超音波にまつわるショーを楽しむ仕組みが取り入れられています。人間にはわからない「超音波」をテーマに、神秘的な世界に触れられるのがマリンシアターの面白さでしょう。
トロピカルアイランド内にある「コーラルメッセージ」もまた、最新のテクノロジーを活用した施設の1つです。ここでは3D・CGの技術を使い、サンゴ礁の生態について学べます。観客が室内にあるパネルに魚の絵を描くと、この魚の絵が大型スクリーンの中にスキャンされ、サンゴ礁の中で本物の魚のように泳ぎ回る仕組みです。
実際に「絵を描く」という形で来場客が参加できるため、小さな子供も飽きずにサンゴ礁について知識を身につけることができます。また描いた魚は、その色や大きさによって実際の生態系に合せて行動するのが特徴。本物の海の世界を意識した、手の込んだ施設だと言えるでしょう。
最後に紹介する「クラゲライフ」も、映像技術を駆使した面白い施設です。クラゲライフは、「展示ゾーン」と「映像ゾーン」の2つに分かれているのが特徴。展示ゾーンでは水槽に入れられたクラゲを見学したり、クラゲの生態についてパネルで学んだりできます。
そしてもう1つの映像ゾーンは、観客が実際に体を動かしながらクラゲの生態を学べるエリアです。まず観客は、水槽の中にいるクラゲに向かい手を動かします。そうすると水中で水の流れが巻き起こり、その水流に従ってクラゲもゆっくりと流されるという仕組みです。普段、クラゲがどのように水の流れに従って生きているのか。その生態系を、自身の体を使って学べるのがクラゲライフの面白さでしょう。
雰囲気抜群のグルメスポットで食事を味わう
水族館やショーを一通り満喫した後は、グルメスポットでランチをしてはいかがでしょうか。鴨川シーワールドには主に4つのグルメスポットがあり、お店によって雰囲気や価格帯が異なります。それぞれのお店の特徴を知っておくことで、当日は迷わずスムーズにお店選びができるでしょう。
まず初めに紹介するのが、日本で唯一シャチを見ながら食事をできる「オーシャン」です。青を基調とした涼しげな店内は、シャチの水槽を囲むようにテーブルが用意されています。料理はフードコート形式で、魚介料理から肉料理まで幅広いラインナップ。料理には房総で採れた農産物や魚介が使用され、こだわり抜かれたメニューが提供されています。
このオーシャン店内には、実はフードコートだけでなくフルコース料理を楽しめるエリアがあります。オーシャンの一角にある「The CAVE」は、フードコートとは別でフルコース料理が味わえるレストラン。コースは「Caveコース」と「Oceanコース」の2つがあります。
フードコートとは仕切りで隔てられたエリアにあり、照明は少し薄暗く大人の雰囲気が特徴です。フードコートよりも静かな空間ですので、豪華な食事を楽しみたい人はぜひ訪れてみてください。コースでは、スープから始まりデザートまで贅沢なひとときを味わえます。
カジュアルなお店で、リーズナブルに食事を済ませたいなら「マウリ」がおすすめ。マウリはカレーライス専門のフードコートで、キーマカレーやカツカレーなど複数種類のカレーが提供されています。
カレーの他にはパスタが販売され、どれも1,000円以内で食べられるリーズナブルな価格が売り。サイドメニューにはフライドポテトや唐揚げ、飲み物ではアルコール類やコーヒーが販売されています。家族や友人と気軽に食事をするなら、マウリが最もラフに楽しめるスポットでしょう。
最後に紹介する「サンクルーズ」は、バイキング形式で食事を楽しめるスポットです。サンクルーズは鴨川シーワールドホテルの中にあるため、特にホテルに宿泊する人にとっておすすめです。ご飯物やサラダ、デザートなど膨大な数の料理が店内には並びます。
サンクルーズで特におすすめのメニューがピザで、サクサクの生地とふわふわのトッピングは何枚でも食べたくなる美味しさ。お子様用のキッズメニューもあるため、小さな子供連れでも安心して食事ができます。とにかくお腹いっぱい食べたいという人は、サンクルーズのバイキングが最も満足いくはずです。
なお、入館制限実施に付き、前売券(セブンチケット)の事前購入が必要です。詳しくは公式サイトで事前に確認してください。
可愛らしいオリジナルグッズをお土産に買う
旅行の思い出を残すなら、帰り際にお土産ショップへ寄ってみるのも良いかもしれません。鴨川シーワールドには「マリンマーケット」と「ラオイ」2つのショップがあります。マリンマーケットはメインゲートのすぐ脇、ラオイはトロピカルアイランドの中で営業中です。
どちらの店舗も品揃えは豊富ですが、ラオイのほうがお店の規模は大きめ。そのため、より多くの商品を見比べたい場合はラオイを利用することをおすすめします。
店内には魅力的な限定商品が多数ありますが、せっかく鴨川シーワールドに訪れたならシャチのグッズを買ってはいかがでしょうか。「鴨川シーワールドといえばシャチ」というイメージを持っている人も少なくありません。可愛らしいシャチのぬいぐるみやキーホルダーは、お土産に喜ばれること間違いないでしょう。
シャチだけでなく、イルカやアザラシのグッズも鴨川シーワールドでは人気です。大切な人へのお土産用に購入するのも良いですが、自宅に飾るために購入するのも思い出に残って良いかもしれませんね。ぬいぐるみはそれぞれサイズが異なるため、丁度良い大きさの商品を探してみてください。
ぬいぐるみやキーホルダーの他に、お土産にピッタリな菓子類も人気を集めます。特にクッキーやチョコレートなど、バラで配れる商品は学校や職場用に便利。1箱購入すれば、あらゆる場所で活用することができます。
またお菓子以外にも、レトルトタイプのカレーも手軽に持ち帰ることができ人気です。せっかく海の街房総に訪れるなら、魚介の入ったカレーを購入してはいかがでしょうか。
その他にもポンチョや寝袋など、デザイン性の高い商品が多数販売されています。これらの商品は、たとえ購入しなくても店の中を歩きながらただ見ているだけでも楽しめます。ぜひ水族館で観光を満喫した後は、ショップにも寄ってみてください。
おすすめの周辺スポット
鴨川シーワールドから車で10分圏内でいけるランチ
板前ライブダイニング MAIWAI
板前ライブダイニング MAIWAIでは、一風変わったおしゃれな料理が食べられます。名前にある通り、店内に設置されているのは板前が料理をしている姿を見られる「ライブダイニング」。このダイニングは、店内をより一層高級感のある雰囲気に仕上げます。ランチメニューは御膳やカレー、洋食などバリエーションが豊富な点も魅力です。
earth tree cafe
earth tree cafeは「日常の喧騒を忘れて思う存分自然の恵みを楽しむ」がコンセプトのカフェ。シンプルながらも、自然らしさが感じられる料理が特徴です。雑穀プレートや野菜たっぷりのサンドウィッチ、ヴィーガン料理など健康に配慮されたランチは心と体を癒してくれます。
オリーブ
海沿いにあるレストランオリーブは、白い涼しげな外観が海の街鴨川らしさを感じさせます。このおしゃれな外観とは裏腹に、お店の一押しメニューは家庭的な定食。日替わり定食やガーリックチキン定食など、ボリューミーな食事をリーズナブルな価格で味わえます。
鮨 笹元
鮨 笹元では、地元鴨川産の食材にこだわった鮨を提供しています。鴨川近港で揚がった魚や鴨川で収穫された長狭米は、ここでしか味わえないまさに「鴨川の味」。焼き寿司や地魚寿司など、笹本ならではの創作寿司料理が堪能できます。
丸藤
鴨川で気軽にフラッと寿司を食べるなら、回転寿司の丸藤もおすすめです。地魚の寿司はもちろん、地魚料理や南房総の鯨料理、なめろうなど房総の漁師料理が数多く提供されています。季節ごとに旬のネタも用意されているため、寿司に目がない人は要チェックです。
鴨川シーワールドと合わせて観光におすすめ
城崎海水浴場
城崎海水浴場は、千葉県でも屈指の透明度を誇るビーチです。300mにわたり白い砂浜が続き、透き通るような海は底まで見えるほど。浅瀬で泳ぎやすく、夏場は家族連れで賑わいます。ビーチの規模はあまり大きくないため、あまりうるさくない場所でのんびり楽しみたい人にピッタリでしょう。
亀岩の洞窟
亀岩の洞窟は、君津市の清水渓流広場内にあるスポットです。洞窟から差し込んだ光が水面に反射し、ハートの形を映し出すことで知られています。近年、インスタグラムなどのSNSで盛り上がりをみせる千葉県の穴場フォトスポットだと言えるでしょう。近くには濃溝の滝もあり、こちらも自然豊かな観光スポットとして人気です。
魚見塚展望台
魚見塚一戦場公園にある魚見塚展望台は、鴨川の街を一望できるスポットとして多くの観光客が訪れます。ここでは、鴨川の青い海や街などの平和な景色を見ながらのんびりと過ごせます。夜になると夜景を見ることもでき、昼間とはまた違ったロマンティックな雰囲気も魅力的です。
仁右衛門島
仁右衛門島は、南房総の海に浮かぶ小さな島。新日本百景にも選ばれるほどの名勝で、少し変わった観光地が好きな人にはおすすめのスポットです。島内にあるユニークな形の岩を見たり、食堂で海鮮を堪能したりと、ここでは海の街房総らしい観光ができます。
四方木(よもぎ)不動滝
四方木不動滝は、自然豊かな鴨川の山奥にひっそりと存在する滝です。滝の勢いは激しく、その派手な水しぶきからは自然の壮大さを感じられます。またただ激しいだけでなく、水の透明度が高くキラキラと輝くところも四方木不動滝の魅力でしょう。四方木不動滝周辺はハイキングコースとしても知られるため、軽い運動がてら周囲を散策してみるのもおすすめです。
アクセス情報
電車で行く場合
鴨川シーワールドへは、JR安房鴨川駅から無料シャトルバスを利用することができます。
- 東京駅から安房鴨川駅:特急わかしおで約2時間
- 千葉駅から安房鴨川駅:JR外房線で約2時間
JR安房鴨川駅から鴨川シーワールドまでは、無料シャトルバスで10分ほどです。
バスで行く場合
高速バスを利用することで、面倒な乗り換えをせず鴨川シーワールドまで辿り着くことができます。
- 東京駅八重洲口から鴨川シーワールド:高速バス アクシー号で約2時間
- 渋谷駅マークシティから鴨川シーワールド:高速バス 鴨川~渋谷線で約2時間
- 千葉駅東口から鴨川シーワールド:高速バス カピーナ号で約2時間
車で行く場合
車を運転した場合、各エリアからの所要時間は以下の通りです。
- 金谷港から鴨川シーワールド:約45分
- 海ほたるから鴨川シーワールド:約1時間10分
- 千葉駅から鴨川シーワールド:約1時間20分
よくある質問Q&A
近くに宿泊施設はありますか?
鴨川エリアにはホテルが多数あるため、宿泊先に困ることはありません。施設に隣接した「鴨川シーワールドホテル」もあるため、館内を満喫した後は徒歩でそのままホテルへ戻ることもできます。
ツアーを利用することはできますか?
鴨川シーワールドでは、旅行会社と提携したツアーを利用することができます。たとえば「はとバス」のツアーでは、マザー牧場を巡るプランがパッケージになっているのが特徴。
さらに「オリオンツアー」では魚介類食べ放題が付いているなど、それぞれのツアーによって特色があります。これらのツアーでは往復の交通手段も手配してくれるため、交通面で不安がある人は利用してみると安心でしょう。
基本情報
鴨川シーワールド
【営業時間】
営業時間は日によって異なるため、公式ホームページで事前に確認することをおすすめします。基本的には9時に開園し、16時、16時30分、17時のいずれかが閉園時間です。
【休館日】
定休日は公式ホームページに掲載されます。
【入園料金】
1DAYチケット
- 大人(高校生以上):3,000円
- 小人(小学生・中学生):1,800円
- 幼児(4歳以上):1,200円
- 60歳以上:2,400円(年齢を証明するものを提示する必要あり)
2DAYチケット
- 大人(高校生以上):4,500円
- 小人(小学生・中学生):2,700円
- 幼児(4歳以上):1,800円
- 60歳以上:3,600円(年齢を証明するものを提示する必要あり)
障害をお持ちの人
- 大人(高校生以上):1,800円
- 小人(小学生・中学生):1,080円
- 幼児(4歳以上):720円
- 付添者:2,400円
年間パスポート
- 大人(高校生以上):8,000円(前年から更新の場合6,500円)
- 60歳以上:7,000円(前年から更新の場合5,500円)
さらにマザー牧場へ行く人や東京湾フェリーを利用する人は、共通チケットを購入することで料金を安く済ませることができます。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
【駐車場情報】
鴨川シーワールドの所有する有料駐車場を利用することができます。
駐車料金
- 大型車:1,600円
- 普通車:1,200円
- 二輪車:300円
【住所】千葉県鴨川市東町1464-18
【問い合わせ先】鴨川シーワールドホームページはこちら
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