勝竜寺城公園
京都府長岡京市勝竜寺13-1勝竜寺公園として整備された市民の憩いの場。
かつて当地には勝竜寺城が存在した。
城名は勝龍寺に由来。
勝龍寺城は小畑川と犬川の合流地点に位置し、西国街道と久我畷が交差する交通の要衝で、京都では山崎城につぐ防衛拠点であった。
1339年、南朝方に対抗する北朝方の細川頼春が築城。
一説によると山城守護畠山義就が郡代役所として築城。
1470年、軍事施設して使用された。
淀古城と共に松永久秀、三好三人衆の属城となった。
観音寺城の戦いで勝利した織田信長は、足利義昭を奉じて上洛する前に柴田勝家、蜂屋頼隆、森可成、坂井政尚ら4人の家臣に先陣を命じ、桂川を渡河し三好三人衆の岩成友通が守る勝龍寺城を攻撃させた。