見逃せない!東京の代表的なお祭り
三社祭
「浅草神社」の氏子四十四ヶ町を中心に、江戸風情を残しつつ勇壮且つ華やかな「神輿渡御」を主として、5月の第3金・土・日の3日間、開催されます。約180万人の人出を数える日本を代表する祭礼の一つです。江戸風情の残る下町・浅草が1年でもっとも活気付くと言われています。
東京都無形文化財指定の田楽「神事びんざさら舞」が奉納されます。町内神輿約100基が浅草各町を渡御。最終日は、宮神輿3基が渡御します。そのほか、境内や神楽殿では、様々な舞踊が披露されます。
東京みなと祭
国内外の豪華客船が接岸する東京の海の玄関である「晴海客船ターミナル」周辺にて開催。1941(昭和16)年5月20日の東京港開港を記念したイベントです。
普段見ることができない「珍しい船の一般公開」や東京港に関連する団体のPRコーナー、ランチやディナークルーズ券が抽選で当たる「スタンプラリー」、東京消防庁による「水の消防ページェント」など盛りだくさんです。毎年5月20日前後の土日に行われます。
勝矢祭(かちやさい)
亀戸の香取神社(かとりじんじゃ)で、鎧兜の装束を身にまとった武者行列パレードが見ものの人気のお祭り。
「勝矢祭」は、平将門の乱(天慶の乱)を平定した俵藤太秀郷(藤原秀郷)が弓矢を香取神社に奉納し『勝矢』と命名したという故事に由来します。スポーツ振興の神としても知られ「勝守(かちまもり)」や「勝運袋(かちうんぶくろ)」は、スポーツ必勝・合格祈願のお守りとして人気があります。
青海大祭(おうめたいさい)
「青梅大祭」は、青梅駅周辺で、毎年5月2日と3日の2日間に行われる、歴史深いお祭りです。2日の「宵宮祭り」は、各町内を山車が巡り、3日「本祭り」では青梅街道に交通規制を敷き、十二町の山車が青梅路を巡行します。
華やかな衣装で山車を先導する拍子木と手古舞や、山車が行き交うときの競り合いで、数台の山車が共演を繰り広げる様は、一見の価値あり。また、街道には300店超の露店が並びます。
シーズンを迎えた春の花々を愛でる
フラワーフェスティバル
例年3月下旬〜5月下旬まで、「国営昭和記念公園」にて開催されます。サクラ、チューリップ、シャーレーポピーなど、春の花々が順々に楽しめます。より春や花を満喫するためにライトアップや体験教室、展示、コンサートなどのイベントも多数開催します。
5月は、ブーケガーデンやネモフィラ、ポピーが見頃です。摘み取り体験も実施予定です。
春のバラフェスタ
調布市の「神代植物公園」にて、春バラの開花時期に合わせて開催されます。世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞したばら園には、約400品種・5,200株のバラが栽培されていて、園の名前を冠したバラ「クィーン・オブ・神代」をはじめ、開園当初から育てている大株や原種バラのコレクションなど、貴重な数々を見ることができます。
恒例となったモーニングツアーやコンサートなど、見頃を彩る華やかな催しも多数。春の暖かな陽射しに輝く色とりどりのバラを楽しんでみては。「春のバラフェスタ」は、5月中旬〜下旬の予定です。
旧古河庭園「春のバラフェスティバル」
洋風庭園と日本庭園の調和が魅力である旧古河庭園。約100種200株ものバラが華やかに咲き誇ります。春バラの見頃の時期に合わせて開催している「春のバラフェスティバル」。幻想的でフォトジェニックな光景「バラと洋館・日本庭園のライトアップ」は昼間とは全く異なりオススメです。
そのほか、「春バラの音楽会」、「春バラの人気投票」などが行われます。