興福寺
奈良県奈良市登大路町48法相宗の大本山の寺院。
本尊は釈迦如来。
南都七大寺の一つ。
藤原氏の祖・藤原鎌足と藤原不比等ゆかりの寺院で藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。
古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録。
南円堂は西国三十三所第9番札所、東金堂は西国薬師四十九霊場第4番札所、菩提院大御堂は大和北部八十八ヶ所霊場第62番札所。
一言観音堂は南都七観音巡拝所の一つ。
669年、藤原鎌足夫人の鏡王女が夫の病気平癒を願い、鎌足発願の釈迦三尊像を本尊として山背国山階(京都府京都市山科区)で創建した山階寺が当寺の起源。
672年、山階寺は藤原京に移り、地名の高市郡厩坂をとって厩坂寺に改称。