天理駅前広場コフフン
奈良県天理市川原城町8032017年、佐藤オオキ率いるnendoデザインによる駅前広場が完成。
愛称はコフフン(古墳をイメージしたオブジェクトが設置されたことから)。
また広場内には天理市内で出土した海獣葡萄鏡の複製と看板も。
中国の唐の時代、鏡背を葡萄唐草文と禽獣文で飾る鏡。
唐草文は植物の茎や蔓を表した文様で、西アジアから中国に伝来。
鈕は伏せた形の獣で、4頭の海獣を並べている。
海獣は海外の理想郷に住む想像上の獣「猊(さんげい)」のことで、獅子に似た姿をしている。
外側には12羽の鳥と2匹の蝶が配されている。