安居院(飛鳥寺)
奈良県高市郡明日香村飛鳥682宗派は真言宗豊山派。
蘇我氏の氏寺である法興寺の後身。
本尊は釈迦如来、通称、飛鳥大仏。
開基(創立者)は蘇我馬子。
山号は鳥形山。
寺号は安居院。
法号は法興寺、元興寺。
588年、百済から日本へ僧と技術者(寺工、鑢盤博士、瓦博士、画工)が派遣。
飛鳥の真神原の地にあった飛鳥衣縫造祖樹葉の邸宅を壊して法興寺の造営を開始。
700年頃、蘇我氏の氏寺として造営、伽藍を備えた日本最初の本格的な仏教寺院。
蘇我馬子は排仏派の物部守屋と対立し、蘇我馬子は守屋との戦いに際して勝利を祈念。
発掘調査の結果、当初の飛鳥寺は中心の五重塔を囲んで中金堂、東金堂、西金堂が建つ一塔三金堂式の伽藍であることが確認。