一条戻橋
京都府京都市上京区1条通19丁目堀川今出川を南に下がったあたり、堀川に架かる一条通の小さな橋です。794年、平安京造営の際に「土御門橋」として架けられました。
「戻り橋」の名前は、918年に亡くなった漢学者・三善清行(みよしきよゆき)の葬列がこの橋を渡るときに一時生き返ったという言い伝えが由来となっているとか。
他にも、渡辺綱(わたなべのつな)が橋の上で鬼女が化けた美しい女性に遭遇するも、水面に映った影から鬼女だということを暴きその片腕を切り落としたという伝説も…。
また、すぐ近くの晴明神社の地に屋敷があった安倍晴明が橋の下に式神を隠したとも。
そんな数々の奇妙な伝説が残る場所なのですが…