奥琵琶湖を満喫!木之本と鶏足寺の紅葉散策道をまったり散策
滋賀奥琵琶湖を満喫!木之本と鶏足寺の紅葉散策道をまったり散策
日本一の面積を誇る琵琶湖。南側には大津、その横には比叡山。東側には安土城がある安土や商人の町近江八幡。米原辺りにはひこにゃんで有名な彦根城があり、その少し先には最近注目されている近江長浜。一般的に知名度が高いのはそこまで。それより北のエリアはあまり知られていないようです。今回は紅葉のシーズンに奥琵琶湖、もしくは湖北と呼ばれるエリアをあちこち散策してみました。木ノ本は毎度お馴染みの場所ですが、他は初めて行く場所ばかり。今回、やっぱり紅葉はシーズンを外さない事が重要だなと再確認したのでした。
目的地の鶏足寺へは直接車で向かうことが出来ません。ましてや紅葉のシーズンには付近に車で近づくことすら愚かな行為だと言わざるを得ません。ということでお気軽に北近江リゾートからでている無料シャトルバスに乗り、散策路へと向かいます。ところがその散策路はまるで里山散歩。しかも鶏足寺までずっと緩い登りが続きます。決してあわてずのんびり向かうのがよろしいようで。 この他の鶏足寺と散策路、石道寺の写真はこちらから→
鶏足寺は何処ですか
鶏足寺どころか紅葉散策路の姿すら全く見えません。正解は向こうに見える山の上です。まだまだ先ですね。
気分は里山散策
のどかな風景の中をのんびり歩きます。この先にある上り坂の気配すらありません。
ここはいったい何処
紅葉散策路に入るのに整備協力費として200円が必要。そのおかげか、散策路はしっかりと石畳になっており歩きやすい路になっています。
案外遠い
この地点は鶏足寺と石道寺の中間。鶏足寺からスタート地点はもっと遠いのです。初めての方は相当歩いたという感覚ですね。
途中には特産の店が並ぶ
田舎道の途中、道端あちこちに様々な店があり、手作りのリースなどを販売していました。
五平餅ですよね
一口食べると通常考える五平餅と違い柔らかいのです。しかも塗ってあるのは胡麻味噌ではなく醤油ベース。五平餅というより巨大なみたらし団子といった感じ。
見掛けたら外しません
甘酒を見掛けたらもれなく頂くことにします。肌寒い季節に甘酒を飲むと温まって良いです。
見掛けたら外しませんw
こういうことばかりやってるので肝心のご飯をまともに食べることが出来ないのです。
たまたま「きのもと交遊館」でチラシを見て、紅葉が綺麗みたいなので行ってみたのです。写真の鶏足寺へは車でダイレクトで行くことが出来ません。散策路を延々と歩く必要があるのですね。鶏足寺自体は現在無人。付近はチョイ散策に最適な感じです。
ココがチラシ写真の場所
どのような場所なのか全く前知識なく行きました。チラシ写真の場所はココで、参道手前部分のみ景観保存ということで入れません。しかも時期的にやや遅く、紅葉落ち葉と言うより只の枯葉状態。最上の季節を選んで来年再チャレンジといきたいところです。
場所によって紅葉は綺麗です
参道上の紅葉はやや手遅れ感が強く漂う感じでしたが、散策路にはまだまだ見頃の紅葉が残っていました。部分的に光が当たっている部分が狙い目。
本堂横には大銀杏が
銀杏もそろそろ散り際で、半分以上散ってしまってましたが地面はこの通り。見事に黄色く染まっていました。暫く眺めていると家族連れや友人連れがやってきては遊んでいます。
紅葉散策路の一番奥。こちらも山奥の山寺という風格。本尊拝観は有料になっています。
扉が閉まってると思ったら
拝観料が必要でした。どうしようかなと思いましたが、御朱印があるようなので、次回御朱印帳を持ってきた時にゆっくり拝観させてもらうことにします。
光り輝く紅葉
石道寺の周囲はもちろん、紅葉散策路周辺も紅葉が多く、部分的に光が当たっている場所を狙うとまるで光輝いているように見えます。
シャトルバスに乗って最初に向かうのがこちら。順路の看板がありますので迷うことはありません。鳥居をくぐると参道両側に紅葉がお出迎え。この辺り道が狭く地元の車が頻繁に通ります、ご注意を。
境内は紅葉だらけ
実際ココだけでも充分に紅葉を鑑賞できる感じ。この境内から神社奥方面と鶏足寺へ向かう路に別れます。鶏足寺は向かって右側へ。
銀杏の落ち葉が輝く境内
境内には紅葉だけでなく大銀杏も。落ち葉が激しい時期に当たると地面一面の黄色いカーペット状態に。朝日や夕日が当たるとこれが金色に輝くのです。
鶏足寺に向かう無料シャトルバスの乗降所です。こちらの施設の駐車場に車を停めてバスに乗ります。現地で無理やり駐車場を探すより手っ取り早くて便利。帰りには温泉やレストランを利用してもいいですね。
殆ど待ち時間がありません
北近江リゾートから鶏足寺までの所要時間は15分もかかりません。複数のバスが運行してるので殆ど待ち時間なく乗ることが出来ます。
木ノ本は北国街道の重要な宿場町。現在でも町並みを見ると当時賑わっただろう往来を偲ぶことが出来ます。中でも人気の撮影スポットが写真の薬看板。入れ代わり立ち代わり撮影する人が絶えません。
今や有名店のつるや
今や知らないほとが居ないほどの名店という言うより木ノ本の名所の一つになっています。名物サラダパンは夕方には品切れになる人気商品。
木ノ本の町並み
最近は以前にも増して景観保存に力が入っているようです。写真のあたりはうだつが残る景観エリア。
きのもと宿推しですね
町の中を共通の旗で北国街道の木ノ本宿を盛り上げているようです。
本屋さんでさえこの通り
この外観で、本屋さんです。とはいえ一般的な本屋ではなく地元の歴史本や郷土本などを取り扱っています。
宿場もう一つの酒蔵
こちらは清酒「北国街道」の山路酒造。460年の歴史があるそうです。今回は時間の都合で入りませんでしたが、次回は是非購入したいと思います。
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きのもと街道内、つるやパン隣りにある造り酒屋。資料によると450年の歴史があるそうです。商標の七本槍はもちろん戦国時代の七本槍にちなんでいます。
店内展示コーナー
販売している酒がズラリ並んでいます。酒の種類が多いのでどれを選んだら良いのかわからなくなります。そんな時は遠慮なくお店の方に尋ねるのが早道ですね。試飲のことを聞かなかったけど、出来るのでしょうか。
ひやおろし純米
季節的に新酒の時期ですが、今回はあえてひやおろし純米を選択しました。ひやおろしというのは簡単に言うと、少しだけ寝かせて旨味が増した酒です。
酒づくりの為の米
酒造り用の米は通常の米とは違います。その稲が品種別に展示してありました。
裏は酒蔵になってます
この蔵風の建物の中で七本槍が醸造されているんですね。
木之本地蔵から更に坂を上がった場所にある神社。毎年11月末頃にはもみじ祭が開催され紅葉がライトアップされます。3月の秋葉祭りではお神輿が練り歩く姿を見ることが出来ます。 この他の意冨布良神社の写真はこちらから→
実は紅葉が綺麗
木ノ本の町並みから一番近いもみじの名所。少し坂を上る必要があり遠いかなと思いましたが全然近かったです。徒歩でオッケ。
真っ赤の紅葉
ところどころ本当に真っ赤の紅葉がありました。順光より光を透かした裏側から眺めたほうが綺麗です。
大銀杏の落ち葉が綺麗
境内に巨大な大銀杏があり、落ち葉が半端ありません。その周囲一体が黄色に染まります。
赤と黄色のコントラスト
手前の真っ赤な紅葉と、奥の真っ黄色の銀杏と緑の杉が見事なコントラストになっています。
面白いたてがみ
このようなたてがみの狛犬を見たことがありません。特に後ろ側からの姿がおしゃれですよね。
木之本インターからまっすぐ東に突き当りにある、木ノ本で最も目立つ地蔵様。木之本と言えばますココでしょう。境内には巨大地蔵様の他、厄除け祈願ということで「カエル」様があちこちに供えられています。ちなみにいつも困る駐車場ですが、どこにあるかと思って探したら、地蔵院の左側の壁伝いの小路を上がっていくと左側にありました。 この他の木之本地蔵院の写真はこちらから→
赤い提灯がどーんと
本堂には戒壇廻りの他、いろいろなイベントがあるようですが、いつも本堂にお参りするだけで帰ってきてしまいます。
珍しい巨大地蔵様
巨大観音様ならあちこちでありますが、巨大地蔵様はあまり見掛けたことがありません。これが遠くから目立つかと言うとそうでもありません。境内に入って初めてわかります。
足元にはカエルがいっぱい。
カエルの像に願い事を記載してお供えすると願いが叶うというイベント。もうそこらじゅうカエルだらけ。崩れ落ちることは無いのでしょうか。
「新・日本街路樹百景」にも選ばれたマキノのメタセコイア並木。街道沿いに約2.4キロのトンネルが続きます。しかしながら現地は通常の生活道路のため交通規制が敷かれておりません。道路に出ての撮影は危険です。と、写真を撮ってしまった自分がいいます。反省してます。秋のシーズンはとにかく周辺は車と人だらけ。街路樹内での駐車は禁止です。駐車場は主にマキノピックランドになります。 この他のメタセコイアの並木の写真はこちらから→
マキノピックランド
マキノピックランドって何かと思ったら道の駅の様な感じです。売店がある母屋と離れにレストランが有り、グランドゴルフも楽しめます。
どれも美味しそうですが
売店には旬の食材を活かした各種ご飯などが販売されています。しかし一人分には量が多いのです。あれこれ食べ歩きますのでハーフサイズがあるといいかな。
ビワマスのつみれ汁
味噌汁したてのつみれ汁。ビワマスが入っているそうです。つみれ自体はとても柔らかくて寒い時期にはとても有り難いのです。お値段は300円。
バイクで行けばよかった
10時頃には晴れてきましたが、朝方はとても寒くて、しかも曇だったのです。バイクで来ている姿を見ると、自分も車でなくバイクで来ればよかったと後悔しました。
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木ノ本から山を超えてマキノに入った最初にある道の駅。この辺り店が少ないしトイレ利用にとてもありがたい存在。外観からは特に期待していなかったのですが、中に入ると以外にも盛りだくさんで驚きます。レストランもありますのでちょっとした食事にもいいですね。
やっぱり鯖寿司ですよね
この辺りは鯖街道と呼ばれるくらいなので弁当コーナーには堂々と鯖寿司が置かれています。丸々一本の棒鯖寿司迄行かなくてもこちらのチョイ食べで充分美味しかったです。
地酒コーナーも充実
最近は原酒系のワンカップが増えてきてとても嬉しいです。一升瓶や四合瓶まで買わなくてもチョイ飲みしたい時に重宝。もちろん飲むのは帰宅してから。
おばあちゃんが焼くお餅
道の駅外で焼き餅が売られていました。その場で焼いているお餅をアツアツのまま食べるとお餅なのに甘いんですね。1個100円でした。
木ノ本からやや離れていますが、道の途中ということで最近良く立ち寄る道の駅。今迄快走する途中にあったので立ち寄ることがなかったのですが、試しに行ってみたら案外面白くてハマってしまったのです。1階の店内は主に農産物、2階は持込み自由の展望休憩室になっています。駐車場がやや狭いのが難点ですね。 この他の道の駅伊吹の里の写真はこちらから→
農産物がいっぱい
1階の売り場には旬の地元野菜が盛りだくさん。その他にも弁当やおかず、洋菓子に和菓子、手作りパンに食堂と盛りだくさんです。
プリンが美味しい
洋菓子コーナーで目立つのがコーヒーゼリーとプリン。地元の牛乳とたまごで作られたプリンが甘さ控えめなのに味濃厚。一口でファンになりました。
目の前に堂々伊吹山
道の駅2階のバルコニーから正面に伊吹山を望むことが出来ます。が、これだけ近いと頂上付近の禿山が目立っちゃうんですよね。
2階の展望席がオススメ
無料休憩コーナーと展示ルームがある2階の中で特にオススメが写真の展望席。伊吹山を正面に眺めながらコーヒーを飲んだり弁当を食べたりのんびりできます。
道の駅伊吹の里の隣りにある施設。実は牛乳のパック詰めや瓶詰めを行っている施設。その一角に売店があり、新鮮な牛乳を使ったアイスクリームやヨーグルトなどを味わうことが出来ます。
イチ押しのアイスクリーム
誰が何と言っても美味しいのがアイスクリーム。様々なフレーバーがあり、サイズも選択可能。
オススメ限定品
季節によってオススメの品が変わります。店内に入ったらまずこの掲示をチェック。
寒い季節に嬉しいスープ
寒くなってくるとアイスクリームより温かいものが欲しくなります。そんな需要に応えるのが新鮮牛乳を使用したコーンスープ。とても温まります。
このヨーグルトは旨い
超滑らかで超クリーミー。今迄食べてきたどんなヨーグルトとも違う食感です。きめの細かい飲むヨーグルトをギュッと濃縮して、ちょっとだけ固まった感じ。