定番スポット
歴史的な建築物から最新のショッピングビルまで多種多様な文化が混在する名古屋は観光と言っても様々なスポットががあります。しかし、名古屋駅周辺や大須・栄などの観光エリアはコンパクトに1点集中しているので市内の観光スポットは2日間あればほぼ全て網羅することができます。
また、地下鉄網が発達していて観光スポットへのアクセスもとっても良好です。お得な1日乗車券も販売されているので使ってみることをおすすめします。
名古屋城
名古屋のシンボルである、言わずと知れた観光スポットです。
徳川家康によって築城されたこのしろは徳川御三家の1つである尾張徳川家17代にわたって居城として明治時代まで使われていました。日本の名城100選にも選定されていてその洗練された美しさは現代においても評価の高いものとなっています。また、戦前に空襲で焼けてしまった本丸御殿が2018年6月8日(金)に完全公開され、ますます注目を集めています。
名古屋港水族館
名古屋駅から約20分の名古屋港にある水族館です。
展示している種類がとても豊富なだけでなく、イルカショーやシロイルカ・シャチの公開トレーニングやアザラシやペンギンの食事風景を見ることができるイベントなどが毎日数多く行われています。
また、飼育が難しいと言われているシャチの展示を行っていたり、ウミガメの繁殖研究所があったり、海洋研究の最先端を行く水族館でもあります。
イルカショーなどを行うメインスタジアム。最大3,000人を収容することができるとても大きなスタジアムです。周囲には売店も充実していて、軽食やドリンクが販売されています。
大須観音
慶長17年に徳川家康の命で岐阜県鳥羽から愛知県名古屋にやってきました。
東京の浅草観音、三重県の津観音と並んで日本三大観音の一つです。
日本最古の歴史書である『古事記』の1番最初に書かれた写本を収蔵しています。
大須商店街
大須観音駅・上前津駅に挟まれているこの商店街は、江戸時代に大須観音の門前町として栄えたことが発祥です。大須観音通り・仁王門通り・赤門通り・万勝寺通り・東仁王門通り・新天地通りからなる大規模な商店街には老舗と新参のスイーツのお店が軒を連ねていて食べ歩きにもってこいの場所です。また食べ物だけでなく、古着屋さんや雑貨のセレクトショップも多くあり、様々なものが入り乱れながら多彩なカルチャーを名古屋中に発信している場所でもあります。
毎年10月見は大道芸などで盛り上がる「大須大道町人祭」も開催します。
名古屋ビルヂング
名古屋駅の目の前にある商業施設です。
地上34階建で、地下1から地上5階までがショップとレストレンになっています。
ショップは三越伊勢丹グループによる「ISETAN HOUSE」をはじめとする72店舗が集まっていて、現代的でスタイリッシュな雑貨や洋服、化粧品などの店舗が多く、ショッピングをしていて飽きることはない施設です。
また5階のスカイガーデンはとっても眺めがよく、名古屋駅を一望することができます。Tully's coffeeも併設されているのでドリンクを片手に景色を楽しむのもいいかもしれません。
「ISETAN HAUS]のアートディレクションは彫刻家の和名晃平氏が担当しています。各店舗を「結晶」として捉えたデザインは伊勢丹のお店たちを美しく形作っています。
5階スカイガーデンかは風通しもよく休憩にはちょうどいいスペースになっています。
星ヶ丘テラス
名古屋駅から市営地下鉄に乗って20分、星ヶ丘駅にある緑豊かなオープンテラス風の大型商業施設です。
道路を挟んで東西に分かれていて、ファッションはもちろん、雑貨や、食の複合施設である「ザ・キッチン」などグルメも含めた約50店舗が並びます。星ヶ丘三越もすぐ隣にあるので、お気に入りのものがきっと見つかる場所です。
ウッドデッキ爽やかな風が吹き抜けてとても気持ちのいいスポットなのでお散歩コースとしても魅力的です。
ツアーやレンタカー・宿を探す
定番名古屋めし
「名古屋めし」と言われる名古屋特有の食文化は味噌をつ使った濃いめの味付けが特徴です。
しかし、ただ味が濃いだけではなく、食べていて飽きないように味噌の味を丁寧に整えているのです。上品な甘みとコクが合わさった名古屋の食の中でも選りすぐりのものを紹介いたします。
矢場とん 味噌カツ
名古屋の味噌カツと言ったら矢場とんの味噌カツです。名古屋周辺に数多くの支点を持つチェーン店です。駅周辺のお店はごはんどきになると行列ができ混雑しますが、回転が早いのであまり待たずに入店できました。
サクサクの衣に包まれた柔らかな豚肉は噛むたびに肉汁が溢れ出します。甘くて濃厚な味噌だれはしっかりした味付けながらもしつこすぎないまろやかさでした。ご飯が進む味です。
山本屋総本家 味噌煮込みうどん
味噌煮込みうどんの発祥のお店「山本屋」から暖簾を受け継ぎ、戦後開業した老舗です。
コシのあるうどんに味噌のつゆがしっかりと絡んでいて、ひとくち食べると味噌の風味が口いっぱいに広がります。味噌は甘すぎず、濃すぎず、絶妙な味のバランスでした。鍋の蓋を取り皿が代わりにして食べるのが名古屋流です。少し硬めに茹でたうどんなので、柔らかな食感が好みの方は蓋をして3分ほど待ってみてください。ちょうど良く柔らかくなります。
まるや本店 ひつまぶし
地元の人に愛され続ける伝統の味と言ったらまるや本店のひつまぶしです。「鰻師」と呼ばれる鰻を焼く専門の職人さんが焼き上げるうなぎは表面は香ばしく焼き上げられ、中はふわっとした食感になっているのが特徴です。
創業以来継ぎ足して使われ続けている秘伝のたれから、うなぎを育てる水にまでこだわり抜いたひつまぶしがお櫃いっぱいに入っている大満足の1品でした。
1杯目は鰻とご飯のみで、2杯目は薬味や香の物と一緒に、3枚目は出汁をかけてお茶漬けにして食べるのが定番の食べ方です。たれや薬味・香の物は足りなくなったらお店の人にもらうことができるので心ゆくまでひつまぶしを楽しめます。
定番モーニング喫茶
モーニングの文化がある名古屋では朝早くから喫茶店が営業しています。ひとくちにモーニング文化と言ってもお店によってモーニングのメニューは様々です。定番のハムエッグや小倉あん、色とりどりのコンフィチュールが乗ったものまであり、その喫茶店の色が出る文化だと言えるでしょう。
名古屋を訪れた際にはコーヒーとトーストで素敵な朝を迎えてみてはいかがでしょうか?
モーニング喫茶リヨン
名古屋駅かほど近い老舗の喫茶店です。その名の通りモーニングで有名な喫茶店で、なんと1日中モーニングサービスを行っているのです。コーヒー1杯の値段で中身がたっぷり入ったプレスサンドが楽しめる魅力的な喫茶店です。店内は開店時間からとっても賑わっていて活気に溢れています。
小倉プレスサンドはプレスされてさっくりとした食感になった食パンと、温かくて甘い小倉あんとバターの塩気が絶妙なバランスで作り出す美味しさがありました。
コンパル
こちらもモーニングが有名な老舗喫茶店。名古屋に店舗がありますが今回は名古屋駅構内にあるメイチカと呼ばれる地下街の中にあるメイチカ店を尋ねました。こちらも開店早々活気に満ちた喫茶店でした。
テイクアウトも行なっていて、新幹線の出発前に買いに来るお客さんも多いそうです。
モーニングのハムエッグトーストはハムとタマゴ、千切りキャベツとソースが入ってます。
表面は香ばしく、中はもっちりと焼き上げられた食パンにふわふわのたまごと塩気の効いたハム、シャキシャキの千切りキャベツの食感が楽しく、ソースが味の良いアクセントになっています。
長靴と猫
栄駅から徒歩5分のビルのはじの階段を下っていくとある、少し隠れた喫茶店です。
ドアを開けるとまず目に飛び込んでくる猫の像がとっても可愛らしいです。
そのほかにも店内にはいたるところに猫のモチーフが装飾されていて可愛いものが好きな人はたまらない喫茶店です。
モーニングの小倉トーストセットは、ドリンクとサラダと小倉トーストのセットです。
バターがたっぷり塗られたトーストに小倉あんがのっていて一口かじるとバターの香ばしさとあんこの甘みが口中に広がります。コーヒーもコクと深い苦味があって甘い小倉トーストによく合います。
コーヒーショップKAKO
住宅街の中にひっそりと佇む喫茶店です。ステンドグラスと木と白い壁を基調とした造りのお店はレトロな雰囲気でとっても可愛らしいです。
店内はやや狭めですが、フレンドリーなオーナーが丁寧に接客してくれます。
シャンティルージュスペシャルは小倉あんと生クリームの上に4種類のコンフィチュールがそれぞれのったトーストです。コンフィチュールの内容は日によって異なるらしく、この日はキウイ・あんず・ママレード・桃の4種類でした。
小倉あんと生クリームのまろやかな甘みと酸味の効いたコンフィチュールは相性抜群の1品です。