最上稲荷
岡山県岡山市北区高松稲荷712-712正式名称は、最上稲荷山妙教寺。
本尊は、久遠実成本師釈迦牟尼仏。
祈祷本尊は、最上位経王大菩薩。
伏見、豊川に並ぶ日本三大稲荷の一つ。
752年、報恩大師が孝謙天皇の病気平癒の勅命を受けて、吉備山中の八畳岩で修法、最上位経王大菩薩を感得、天皇は全快したことに始まる。
桓武天皇の病気平癒祈願の功徳により、寺院建立の寄進申し出があった。
大師が霊地を求めたが、最上位経王大菩薩より宣告があり、天皇に進言し、その祈願所として龍王山神宮寺を寄進、創建し、現在の妙教寺となった。
羽柴秀吉の中国進攻の際、戦火により焼亡。
江戸時代、当地を治めた旗本の花房職之が日円聖人を招聘し、稲荷山妙教寺として再興。