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「火垂るの墓」ゆかりの地。日本酒の名産地・東灘区と灘五郷
まいどまいど! 第二次世界大戦での体験を描いた「火垂るの墓」の舞台ともなった兵庫県東灘区。 ここでは、豊かな水源に恵まれ今も昔も日本酒の名産地としても名高い。 古くから兵庫県西宮市と神戸市を中心とする西宮郷、今津郷、魚崎郷、御影郷、西郷は、灘五郷と呼ばれ、「灘の生一本」で知られる日本酒の生産地。 かつては伊丹・池田が代表的な酒処でおましてんけど、江戸時代、当時の技術では品質を落とさずに江戸まで酒を輸送するには困難やったさかい、輸送所要日数が短縮可能な灘地区が主流となり、絞油業も賑わいを見せたという。 環境省のかおり風景100選にも選定。 現在、酒蔵が立ち並ぶ酒所としてだけやなく、日本酒の製造工程や製造に必要な備品の展示、歴史の紹介などを行っている酒蔵博物館が開設され、見学することもできまんねん。 さらに一部では、お土産の販売や利き酒のコーナーもおまして、日本酒を楽しむ人もぎょうさんいたはりまっせ。 特に、灘五郷は駅からも近く、駐車場も完備。 徒歩で、多くの酒蔵をめぐる人やバスツアーで当地を訪れる人など、灘五郷の楽しみ方は様々。
住吉だんじり資料館
2013年、旧東灘区役所跡地に開設。 住吉を代表する伝統文化の一つ「だんじり」を主に取り扱う。 西區の先代だんじりの展示をはじめ、各地区の法被やミニチュアだんじり、西區の立体刺繍飾幕、吉田區の江戸時代に作られた二丁鐘、茶屋區の改修前のだんじりの破風(はふ)や山田區のつくコマが展示されている。
灘中学校・灘高等学校
中高一貫教育の私立男子中学校・高等学校。 1928年、酒造業を営む嘉納治郎右衛門(菊正宗)、嘉納治兵衛(白鶴)、山邑太左衛門(櫻正宗)によって設立。 学校法人灘育英会として開校。 白鶴嘉納家の縁戚にあたり講道館柔道の創始者で東京高等師範学校(東京教育大学・筑波大学)やその附属校(筑波大附属中・高)等の学校長職を務めた嘉納治五郎が顧問として参画。 治五郎は柔道の精神として唱えた「精力善用」「自他共栄」を校是とした。 初代校長は東京高等師範学校の数物化学科卒業の眞田範衞が就任。
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