
神戸・南京町で食す中華
兵庫神戸・南京町で食す中華
まいどまいど! 大阪、京都と並ぶ関西の人気観光地といえば、兵庫県神戸市やおまへんでっしゃろか。 その神戸市の中心部に位置するその名も、中央区には、横浜や長崎と並ぶ中華街・南京町をはじめ、港にはハーバーランドとメリケンパークなどがありまんな。 ここには、ショッピングやグルメを楽しむことができるだけやなく、遊覧船に乗って、神戸の海をぐるりと一周することができまんねん。 約1時間のコースなので、お気軽に利用することができまっせ。 まあ、せやけど、展望フロアから神戸の街を眺めると、改めて驚くのは、山と海の近さ。 北を向けば、目の前に東西へと連なる山々・六甲山系。 南を向けば、大阪湾・瀬戸内海っちゅうことで、山と海に挟まれたまちに、ぎゅぎゅ!っとKOBEがつまってまんねん。 そんな中でも、西日本旅客鉄道(JR西日本)神戸線の沿線でおます中華街・南京町を中心にご紹介していきまひょ。 神戸の南京町は神奈川県にある東の横浜中華街、長崎新地中華街に並ぶ日本三大チャイナタウンの一つ。 南京町を歩いて中華を楽しみ、まるで海外を旅行しているかのよう。 豚まんなど中華料理がぎょうさんおまっせ。
日本を代表する牛肉ブランド「神戸牛」を堪能することができる牛焼肉の専門店。 神戸牛を1頭買いしているといい、希少部位など幅広い肉質を焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどで楽しむことができる。 年間に50頭しか手に入らないという最優秀賞受賞神戸牛(品評会肉質No1「チャンピオン神戸牛」)のステーキも登場し、店内の落ち着いた雰囲気の中で味わうことができる。
YAZAWA
店内には「YAZAWA」と書かれたタオルが展示されている。
ランチタイム
ランチタイムでは、焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きだけでなく、最高級A5ランク神戸牛をスープ、サラダとともに堪能できる八坐和重が人気。 その他、神戸牛カルビランチ、ロースランチ、赤身ランチなどがあり、楽しみ方も様々。
ランプワークのガラス工芸品の展示・製作体験型美術館。 2005年、ランプワークの技法により製作されたガラス工芸品(とんぼ玉、マーブル、コアガラス、スカルプチャー、バーナーブロー、ネオンアート、ペーパーウェイト)として開館。 施設内では、羽原コレクションをはじめ、国内外の現代作家の作品を中心に展示している。 また、製作工房が設置され、とんぼ玉制作体験もできる。
1999年、旧「北野らんぷ博物館」にあった「赤木コレクション」などを展示する施設として開館。 メインストリート「あかりのミュージアム・ウォーク」では、灯火器のコレクションを通じて、その変遷を時代とともに紹介。 また、「最初のあかり」や「ろうそくのあかり」、「文明開化のあかり」、「私たちのまちとあかり」など、神戸の街のあかりと歴史と阪神大震災からの電力復旧にかけた7日間を紹介いている他、神戸旧居留地の魅力等を再現している。
1868年、兵庫開港に伴い、外国人居留地が広がった。 その一つ、外人居留地68番館の門柱が現存する。 1869年、競売され、オランダ人のハルトマン・ヘルツが落札した。 明治時代、煉瓦造りの倉庫が建てられた。 この門柱はエッチ・ショニング宅の住居前に建てられたもの。
祭神は、湍津姫命。 天照大御神の御子で女神を祀り、生田神社の八柱の裔神を祀った一宮から八宮までの神社(生田裔神八社)の中の三柱目に当たる。 また、周辺の「三宮」という地名の由来とも。 明治時代までは尼崎藩領にあたり、神社周辺は田園地帯であった。 神社前にはアヤメを植え、須磨にある前田邸のカキツバタとともに見物客でにぎわった。 境内には井戸があり、航海の安全と商工業の繁栄の願う神であったことから、神戸の港に出入りする船員は参拝に訪れ、水を汲んでいたとか。 宮司の姓は清水氏を名乗っているのも、この井戸の清水が由来であるとか。 境内には、河原霊社や史蹟 神戸事件発生地碑、大砲がある。
神戸事件
1868年、備前藩は西宮の警備で移動中、外国人が行列を遮って横断しようとしたので、無礼を怒った備前藩と外国兵(米、英、仏、伊、和、普)による衝突「神戸事件(備前事件)」が発生。 備前藩は3門の大砲を率いて応戦、明治政府としては初となる外交事件となった。 後に神戸運上所(神戸税関)で会見し、天皇親政であることを外国側に伝えた。 談判の結果、発砲責任者を死刑に処し、落着とした。
1900年、ルネサンス様式石造の旧三菱銀行神戸支店が竣工したが、2016年に解体された。 設計は、曽禰達蔵。 かつて頂部にはペディメント(切妻造形の冠飾)があり、切石積みの外観、玄関部のアーチ、ガラス張りの高天井などが特徴であった。 2007年、近代化産業遺産に神戸港の近代化産業遺産群の一つとして認定。 1973年、1929年に竣工した三宮支店と統合し、神戸支店として存続したが、移転前の建築物は閉鎖された。 三宮支店も老朽化に伴い、柱頭や獅子のブロンズ扉など一部を残して解体され、高層ビルに建て替えられている。
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1913年、元町4丁目で「大丸呉服店神戸出張所」として開業。 1927年、現在地に移転し、元日本生命ビルと南館、旧居留地38番館、アネックスで構成。 本館ビルの設計は村野藤吾。
38番館
38番館は旧ナショナル・シティバンク神戸支店(米国の金融機関)で設計はヴォーリズ。 1995年、阪神・淡路大震災により、一部を損壊。 1997年、損壊部分に地下2階地上10階建てを建設。 外装には御影石、コリドール(回廊)、ガス灯23基を配する。
展望フロア
屋上は一般開放され、神戸市街地を一望することができる。
展望フロア
屋上は一般開放され、神戸市街地を一望することができる。
名物の肉まん(豚まん)をはじめ、餃子や焼売などの中華料理を味わうことができる飲食店。 店内はカウンター席とテーブル席があり、テイクアウトも可能。 メニューは 1954年、兵庫区で「ひさご食堂」を創業。 1958年、「荒田一貫樓」に改名。 1966年、元町駅前に三宮一貫樓店が開業。
定食
肉まん(豚まん)をはじめ、餃子などのテイクアウトメニューの他、ラーメンやワンタンメン、皿うどんなどを中心とした定食も。
1967年、神戸港の開港100周年を記念して旧神戸外国人居留地の42番に建立。 1868年、第1回の競売が行われ、オランダのコルト・ハウスが落札したとか。 第1回の競売では旧居留地全体の4分の1が落札された。 設計は英国土木技術者J.W.ハート。 1899年まで旧居留地として存続した。
神奈川県にある東の横浜中華街に並ぶ中華街としての人気を集める兵庫県神戸市の南京町。 ここでは、別名、チャイナタウンとも呼ばれ、多くの観光客でにぎわっている。 また、長崎新地中華街に並ぶ日本三大チャイナタウンの一つに数えられる。 南京町は、東西に約200m、南北に約110mに広がり、約100店舗が軒を連ねる。
南京町の中心部
南京町の中心部には広場が設けられ、中国らしい外観から記念撮影を楽しむ人でにぎわっている。 また、小籠包や中華まん、焼鶏などの食べ歩きも可能。
レストランで
もちろん、食べ歩き以外にもレストランが多く立ち並んでいるので、店内でゆっくりと過ごすこともできる。 餃子やスープなど、味わいながら楽しんでいきましょう!
龍苑で、角煮バーガー
中華街の本場・南京町で食べるから美味しく感じる角煮バーガー。 豚の角煮を使用したバーガーは絶品!
焼売、餃子、春巻き、肉まん・豚まんなどを味わうことのできる中華料理専門店。 店内はテーブル席のみ。 テイクアウトも可能。
小籠包
テイクアウトとして注文すると、食べ歩きもできるので、人気。
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店内でもお持ち帰りでも、両方楽しめるお店は嘉鴻。 こちらでも、中華料理の本格的な味が楽しめる。
焼餅
食べ歩きで、何を食べようか。 あ、これが美味しそう!と数種類の中から選んだのは焼餅。
ラーメンに酢豚、サラダ、チャーハンがセットになった中華料理の定番。 サッと食べて、あ!っと美味しい。
2016年10月から放送されているNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のモデルとなった坂野惇子氏ゆかりの地。 坂野惇子氏は、子供服・子供向け用品・ベビー用品の取り扱いをを中心とするアパレルメーカー「ファミリア」の創業者の一人として知られている。
シロクマ
イメージキャラクターは、シロクマの子供。
ファミリアの軌跡展
ファミリア創業から現代を振り返る「ファミリアの軌跡展」が開催されている。
肉まん・豚まん、焼売などを味わうことのできる中華料理専門店。 店内はテーブル席のみ。 テイクアウトも可能。
肉まん・豚まん
テイクアウトとして注文すると、食べ歩きもできるので、人気。
フカヒレや上海風小龍包、焼き餃子などを味わうことができる中華料理専門店。 店内はテーブル席、個室他。 2017年、開店。
上海風小龍包
上海風小龍包
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日本で初めてとなる珈琲専門店。 店内ではビーフカレーなどを味わうことができる喫茶店。 京都・茶の里として知られる和束村で宇治茶の製造・卸を営み、松平家のお抱え商人であった。 1874年、神戸元町商店街で宇治茶の小売店を開店。 また海外から珈琲豆の輸入も手掛けた。 1878年、珈琲の販売及び店内での飲用自由を謳った広告を讀賣新聞に掲載。 これが「日本で最古のコーヒー店」といわれる由来となっているという。 当時、使用していた珈琲豆はインド産。 これらから当店は日本最古の珈琲店として知られ学校の教科書や辞書、博物館でも紹介されているという。
兵庫県令・森岡昌純は、商業・貿易に従事する人材育成を目的とした学校の設立構想を掲げて福沢諭吉と会談。 文部省に対して商業講習所の設立を申請。 森岡県令は福沢に教務・事務を委任、慶應義塾から派遣された支配人(校長)及び教師2名その他を引き受け、校費を県税より支出。 1875年、商業講習所の設立としては「東京商法講習所」(旧制東京商科大学、一橋大学)に続き、国内2番目。 支配人は元中津藩士で慶應義塾出身の甲斐織衛。 1878年、2年制の「兵庫県商業講習所」には14歳以上の生徒19名が入学、複式簿記や物産知識を学んだ。 神戸商業講習所に改称。
日本最古の商業高校
1882年、日本の商業学校として初めて中国語科を設置、中国語教育を開始。 1883年以後、農商務省、文部省に移管、最終的に兵庫県に移管。 第1種商業学校に改編、兵庫県立神戸商業学校に改称。 「日本最古の商業高校」。 1886年、兵庫県立神戸商業学校(現在の兵庫県立神戸商業高等学校の前身)に改組されるまで存続。 創立当初、福沢の知人関戸由義の屋敷であった。
2010年、開業。 店内はカウンター席、テーブル席がある。 黒毛和牛のバラ肉やハラミを、特製タレで味わうことができる。 テイクアウトも可能。 メニューは焼肉丼の牛すじ温玉丼やにんにく豚丼、塩マヨからあげ丼、特選霜降りカルビ焼肉重、冷麺、ビビンパ、もつ鍋、サラダなど。
おぼ丼と冷麺のセット
人気ナンバーワンであるという「おぼ丼と冷麺のセット」。 甘いたれがかけられた焼肉とミニ冷麺がセットとなり、相性も抜群。