ちょっとDeep台湾 街全体が博物館。タイムスリップした気分になれるレトロな街・大渓を歩く1日旅
「大渓」は桃園県東部の山沿いエリアで、「大渓老街(オールドストリート)」や「大渓豆干(台湾岩豆腐)」などが有名な所。
「大渓」には中華民国初代総統「蒋介石」にゆかりある所やお茶の葉工場など、他にも魅力的なスポットがありますが、今回は1日ゆっくり見て回れる「大渓老街」付近の見どころをご紹介します。
19世紀初め、台湾5大家族である「板橋林家」が「大渓」に移り住み、この地を繁栄させるべく水田整備などを行い、また、お隣の「復興区」で伐採された木材や樟脳などの内陸水運が開始されると、物資の集散地となり商業地として発展。
近年では、このエリアをひとまとまりの文化区として、建築物の保存と環境の整備が行われ、街全体が「壁のない博物館」となっていて、清時代・日本統治時代の歴史建築は「大渓木藝生態博物館(以下、木博館。月曜日、旧暦旧正月期間休館)」が管理行っています。
また、「客家(漢民族の1つ)」の文化に触れる新しい観光ブランド「浪漫台三線(台湾の西側山間部を走る台湾省道)・客家ロマンチック街道」のスポットの一つとしても注目されています。
是非、散策しながら「大渓」の歴史に触れてみてくださいね。