走水神社
神奈川県横須賀市走水2丁目12-5 走水神社祭神は日本武尊、弟橘媛。
伝説によると日本武尊が東征途上、当地から浦賀水道を渡る際、自身の冠を村人に与え、村人がこの冠を石櫃へ納めて土中に埋め、社を建立して創建。
上総国に船出した日本武尊は海上で暴風雨に遭い、弟橘媛が海へ身を投じて暴風雨を鎮めた。
数日後、海岸に弟橘媛の櫛が流れつき、村人は旗山崎(御所ヶ崎)に社を建立して櫛を納めた。
この社は弟橘媛を祀る橘神社であったが、1885年に軍用地になり走水神社境内へ遷座。
1909年に合祀。
境内には稲荷神社、三社(須賀神社・神明社・諏訪神社)。
別宮では弟橘媛命に殉じた侍女を祀る。
水神社(河童大明神)は走水に伝わる河童伝説に因んで祀られる。