琵琶湖疏水記念館
京都府京都市左京区南禅寺草川町17琵琶湖と京都を結ぶ運河琵琶湖疏水の完成100周年を記念して開設。
琵琶湖疏水とは琵琶湖の湖水を西隣の京都市へ流すことを目的として明治時代に作られた水路(疏水)。
安積疏水(福島県)、那須疏水(栃木県)と並ぶ日本三大疏水の一つ。
琵琶湖疏水は第1疏水と第2疏水を総称したもので、両疏水は滋賀県大津市三保ヶ崎で取水。
取水後、水道用水、蹴上発電所による水力発電、農地の灌漑、下水の掃流、工業用水などに使用。
蹴上発電所による水力発電は1891年より運転開始され、営業用発電所としては日本初となった。
電力は日本初の電車(京都電気鉄道)に利用。
疏水を利用した水運は、琵琶湖と京都、伏見、宇治川を結んだ。