倉吉で暮らしよし！白壁土蔵を眺める散策
鳥取倉吉で暮らしよし！白壁土蔵を眺める散策
まいどまいど！ 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された打吹玉川地区。 昔ながらの雰囲気漂う街並みの中で、まるで時間が止まったかのような錯覚も。 かつて当地には西日本旅客鉄道（ＪＲ西日本）の前身にあたる日本国有鉄道の倉吉線があったといい、市内中心部には倉吉駅。 通勤客や通学客らでにぎわいを見せていたといい、現在は観光客らのにぎわいを見せてはりまんな。 また大相撲力士で横綱として活躍した琴櫻傑將ゆかりの博物館があり、施設内では大相撲に関する歴史や横綱として活躍していた琴櫻の紹介、展示を行ってまっせ。 入り口には琴櫻の像があり、貫禄ある姿は圧巻。 その他、この界隈には酒蔵や醤油醸造所があり、地元のお土産にもおすすめ。 そんな倉吉は飲食店や雑貨店などが立ち並ぶ商店街として「はばたく商店街３０選」に選出。 梨をテーマとした日本で唯一の博物館の鳥取二十世紀梨記念館では梨のすべてがわかるだけでなく、梨を中心としたお土産も販売してはりまんねん。 これからも期待されるそんな倉吉の街並みはホンマに暮らしよし。
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鳥取県の倉吉市内で活躍するマスコットキャラクター「くらすけくん」。 憧れは里見八犬伝の八犬士。 犬種はビーグル。 白壁土蔵がモチーフ。 誕生日は１２月５日。 好物は三色団子。
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ペアグリーンの三角屋根の時計台が目印の施設。 甘味、ケーキなど製造販売する専門店で、工場見学も可能。 １９４６年、河越行三氏によって芋飴の加工を開始。 １９４７年、宝農産物加工所を設立。 １９７３年、山陰名物「大風呂敷」の販売開始。
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飲食店や雑貨店などが立ち並ぶ商店街。 「はばたく商店街３０選」に選出。 明治時代、日本国有鉄道倉吉線が開通し、倉吉駅が開業。 通学、通勤客らでにぎわう中、商店街が発足。 １９８５年、廃線に伴い、倉吉駅も閉鎖。
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伝統的建造物群保存地区の打吹玉川。 通称、白壁土蔵群。 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。 選定名は倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区。 打吹山山麓を流れる玉川沿いに位置する。 かつて打吹山には打吹城が築城。 廃城後、鳥取藩主池田家家老の荒尾氏が治め、打吹山麓に倉吉陣屋が置かれた（現在の成徳小学校）。
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多種多様な作品が展示されるアートギャラリー。 旧国立第三銀行倉吉支店の蔵を改装。 鳥取県内外の障がいのある人の優れた芸術・文化作品を中心に展示。 明治時代、倉吉支店の位置する魚町一帯が火災により焼失し、蔵造りの銀行として再建。
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くらよしアートミュージアム 無心
くらよしアートミュージアム 無心
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大相撲力士で横綱として活躍した琴櫻傑將ゆかりの博物館。 施設内では大相撲に関する歴史や横綱として活躍していた琴櫻の紹介、展示を行っている。 １９４０年、倉吉生まれ。 父は警察官で、柔道の指導を受けたとか。 「鳥取に柔道の猛者がいる」という噂が流れ、大相撲力士の佐渡ヶ嶽に勧誘され、佐渡ヶ嶽部屋に入門。 １９５９年に初土俵、１９６３年に新入幕を果たした。 異名は「猛牛」。
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猛牛
１９６７年、大関昇進。 １９６８年、幕内初優勝。 １９７３年、第５３代横綱へ昇進。幕内最高優勝５回。 １９７５年、引退。 引退後は親方として、琴風、琴ノ若らを輩出。
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酒蔵兼販売店。 １８５０年頃、創業。 １９０７年、東宮殿下（大正天皇）山陰地方行啓の際、随行された東郷平八郎海軍大将が倉吉に宿泊。 倉都本店（元帥酒造）が醸造した「旭正宗」を献酒。 １９１３年、東郷大将が「元帥」の称号を賜れた時、このご来倉に因み、酒銘を「元帥」に改銘。
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江戸時代から織られるようになった絣。 絣糸（予め染め分けた糸を使用して織り上げ、文様を表した織物を「絣」と呼ぶ）。 倉吉では絵画的な柄を織った絵絣や綾織り、浮き織など組織織も織られるようになった。 このような織物を「風通織」という。 明治時代には全盛期を迎えるが、大正時代には機械化もできず衰退。 昭和時代、風通織を染織家吉田たすくが復活させた。 る。 絣はそもそもインドなどの南方で生まれ、海路を経てタイやインドネシア、琉球（沖縄）に伝わった。
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倉吉ビールが製造販売するビール。 ２０１９年、設立。 倉吉市初代名誉市民の磯野長蔵氏は日本の実業家であり明治屋やキリンビールの社長や会長を歴任。 そんな倉吉を全国にアピールしようと設立されたとか。
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１８７７年、創業。 オリジナルの「しょうゆアイスクリーム」や「しょうゆマカロン」なども人気。
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標高約２０４ｍの打吹山山頂付近に築城。 室町時代、伯耆国の守護・山名氏により守護所とされた。 １３６０年頃、伯耆の守護・山名時氏の嫡男である山名師義が築城したとされ、田内城から守護所を移した。 城下には商工業者が集められ、市が開かれるなど活況を呈した。 １５２４年、出雲国尼子経久による「大永の五月崩れ」で山名氏は没落したとも。 １５６２年、南条宗勝が打吹城を管轄下に置く。 天正年間には毛利氏が入り、南条氏攻めの拠点となった。 １５８５年、羽柴秀吉と毛利氏の和睦後、羽衣石城主・南条元続の支配下に入る。 南条元続は一族の南条備前守、小鴨元清、重臣の山田越中守を置いて、打吹城の守備にあたる。
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打吹山
１６００年、関ヶ原の戦いで西軍に属した南条元忠は敗北。 伯耆国は中村一忠が支配し、米子城を居城とした。 １６１５年、元和一国一城令で廃城。 １６３２年、池田光仲が鳥取城に入城。 倉吉は荒尾氏による自分手政治の地となり、打吹山麓に陣屋（倉吉陣屋）が置かれた。
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倉吉は江戸時代から木綿を特産品とした。 稲嶋大助が花、鳥、山、水の絵かすりを折り始め「倉吉絣（かすり）」として普及させた。 絵を織り込んだような複雑で精巧な模様が特徴の「倉吉絣」を展示販売。
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宗派は浄土宗。 ７２０年、打吹山東隣の華到山麓の法界門に創建された大蓮寺が起源。 １５８０年頃、善蓮社然誉上人文翁が大連寺の３寺を統合させ、新たに建立、開山。 １９５５年、本堂を再建。 成徳小学校や倉吉西高等学校の前身にあたる。 豪商淀屋清兵衛歴代の墓や武将脇屋義助所縁の寺として知られる。
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葡萄畑での葡萄を「栽培」から「醸造」まで行う「日本ワイン」を製造販売する専門店。 モットーは「鳥取の葡萄から至高の日本ワインをめざして」。 カフェやショップ、試飲コーナーなどがある。 ２０１８年、設立。
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日本酒「此君」などを製造販売する専門店。 １８７５年創業。
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鉄道保存展示施設。 １９１２年、倉吉軽便鉄道として開通。 １９８５年、日本国有鉄道（国鉄）倉吉線が廃線。 当時の写真や信号機、資料等、貨車移動用ディーゼル機関車等を展示、保存。
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蒸気機関車C11 75号機（SL）
日本国有鉄道（国鉄）の前身である鉄道省が１９３２年に設計した過熱式のタンク式蒸気機関車（タンク機関車）。
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梨をテーマとした日本で唯一の博物館である。 ２００１年、興和紡績倉吉工場跡地に開館。 設計はシーザー・ペリと大建設計。 多目的コンサートホールの鳥取県立倉吉未来中心も併設。 古代寺院跡の大御堂廃寺歴史公園が隣接。 伽藍は観世音寺式伽藍配置（川原寺式伽藍配置）で、金堂を西、塔を東、講堂・僧房を北に配し、回廊が金堂・塔を囲んで講堂も。 大規模な僧房や上水道施設（木樋）も。 三明寺古墳を築造した有力豪族が久米郡の郡司氏族になるとともに氏寺として営んだとも。
