木戸孝允旧宅
山口県萩市呉服町2丁目37別名、桂 小五郎。
長州藩士、政治家として活躍。
1833年、山口県萩市で藩医・和田昌景の長男として生まれた。
他方で悪童としても知られ、萩城下の松本川を往来する船を船頭ごと転覆させて快哉を叫ぶという悪戯に熱中していた。
ある時、水面から顔を出して船縁に手をかけたところ、業を煮やしていた船頭に櫂で頭を叩かれてしまう。
岸に上がり額から血を流しながらも笑顔であったとか。
藩校明倫館に通い吉田松陰の兵学門下となった。
長州藩の剣術師範家の一つ、内藤作兵衛(柳生新陰流)の道場に入門。