仲源寺
京都府京都市東山区祇園町南側585観光客などで混み合っている四条通りに面していながら、一歩境内に足を踏み入れると、静かな別世界が広がる。多くの観光客は前を通りながら全く存在に気付いてないようだ…。
このお寺は仏師で有名な定朝が治安二(1022)年に四条橋の東北の地に地蔵菩薩を祀ったのが始まりとされる。
安貞二(1228)年大雨の際に、雨を止ませる様に祈願をし雨が止んだことから、勅願寺になっている。また、本尊はこのことから「雨止地蔵」と呼ばれるようになった。それが訛り今では「目疾地蔵」と呼ばれ、目病に効果があるとされる。