南紀熊野ジオパークセンター
和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2838-3
2014年、情報発信や調査研究の拠点となる施設「日本ジオパーク」として開設。
テーマは「プレートの沈み込みに伴って生み出された3種類の大地」。
プレートの活動によって形成された付加体、付加体の上に溜まった前弧海盆堆積体、火山活動によって形成された火成岩体が紀伊半島の隆起と浸食によって削られ、紀伊半島南部で独特な自然景観等を作っている。
大塔山を源とする古座川流域には、温暖多雨気候と急峻な地形によってキイイトラッキョウやキノクニスズカケなど紀伊半島固有種の生育、古座川の一枚岩「古座川弧状岩脈」が流域を形成。