職人工房の集まる小さな村、美山で薩摩焼の窯元を巡ろう♡
鹿児島職人工房の集まる小さな村、美山で薩摩焼の窯元を巡ろう♡
鹿児島市から車で30分程走らせた小さな村美山は古くから職人工房の集まる村として名が知られています。 薩摩焼とは、薩摩産出の土を用い、薩摩土着の人々の暮らしのために作られた地産地消の焼き物で、豊臣秀吉が行った朝鮮出兵の際に、薩摩藩17代藩主島津義弘が80人以上の朝鮮人陶工を連れ帰ったことがはじまりだと言われています。今回は、薩摩焼を代表する里、美山で窯元を巡るプランを作ってみました。 【おすすめポイント】 ①11時半くらいに美山に到着しランチを早めに済ましてからゆっくり窯元を周るのがオススメ。 ②どの窯元も近いので一度全てを見てから購入するのがオススメ。 ③結構歩くので歩きやすい靴を履いて行くのがオススメ。
【窯元/薩摩焼といえばココ!】 400年間も続いている薩摩焼を代表する窯元です。薩摩焼には、白、黒ふたつの種類があるのですが、こちらでは薩摩藩御用達の白もんを焼き続け、ここが薩摩焼のスタンダードと言えると思います。 薩摩焼を購入できることはもちろん、資料館やカフェなどもあるので必ず寄りたいスポットです。
薩摩藩御用達の白薩摩
白もんは、藩主御用達でその昔は一般の人が使用する事は禁止されていたようです。丁寧に細工された器肌に華麗な上絵付けがされている気品あふれる焼き物です。
日常使いも出来る小皿
現在の15代目が作るお皿は日常使いもしやすいようなものも多いです。きちんとしたお料理の際も役立つこと間違いなし。
料理が一段と映える!
白薩摩に盛られた料理は一段と美しく見える気がします。
窯の周りには薪がずらり!
こんな風に窯の周りをぐる〜ッと散歩できます。
【ランチ】 ランチにおすすめのカフェです。ランチメニューは一種類。定期的にメニューは変わります。この日はカレーでした。11時半に行ってもほぼ満席でした。ランチ時間は混むので時間をずらすのがおすすめです。定休日は月曜日です。
【雑貨屋/カフェ】 若いご夫婦が営むカフェ&ギャラリー。 こちらの魅力はなんといってもお店の奥に広がる竹林です。 ゆったりとした時を過ごせるお店でお茶を飲みながら眺めても良し、実際に竹林を散歩してみるも良しです。
ショップも充実です。
桜島の着られなくなった大島紬をコースターにしたものなど、デザイン性の高いお土産もここでゲットできます。
夜にはキャンドルが灯ることも!竹林です。
歩いているだけで森林浴が楽しめる最高の場所です。定期的にイベントを行っているので、その際にキャンプファイヤーをする事もあるそうです。
ぜんざいでほっこり。
せっかく来たならぜんざいも食べてみてはいかがでしょう。600円くらいです。
鹿児島市にも店舗があります。
鹿児島市のレトロフトにもtawarayaさんは入っています。
【ガラス工房】 薩摩焼とは関係がありませんが、優れた職人のいる環境を求めて関東からやってきたご夫妻によって営まれるガラス工房です。こちらのミニ花瓶がとても可愛い。薩摩焼の職人に日々刺激をウケているこちらの職人さんの作品も見逃せません。
体験も出来ますよ。
事前予約すれば体験も出来ます。陶芸体験はもういいや、という方はこちらを是非♪
花瓶の他にも可愛い商品が。
グラスもとても可愛かったです。
【窯元/店主が最高!】 こちらは職人さんが面白いのでオススメです。作品に対するあつい想いをこれでもかってくらい話してくれます。「普通の薩摩焼を焼くのは面白くない」と言って変わり種ばっかり作っているおもしろい方です。
ペリカンの急須?!
ある日ひらめいたというペリカン急須。これ大人気だそう。おもしろいですね。
【喫茶店/遊び場】 広大な土地にある喫茶店です。こだわりあるコーヒーももちろん魅力なのですが、その場所自体にも魅力がいっぱい。ヤギや鶏などもいるので子供と来てもすごく楽しめると思います。
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【陶芸体験/モダンな薩摩焼の焼き物が購入出来る】 気軽に薩摩焼の陶芸体験が行える施設で、人気ですが私の推しはこちらで販売されている商品です。現代風にアレンジされた薩摩焼が取り扱われていて気軽に日常使いできる(お値段もお手頃な)器がたくさんあります。
気軽にろくろ体験が出来ちゃいます。
旅行に来たならせっかくだったら体験をしてみましょう。気に入ること間違いなし。
現代風なものも置いてます。
お値段もお手頃でかわいい商品が置かれてます。焼き物にあまり関心がないひとにでも受けるようなデザインだと思います。
【温泉】 しっかりと窯元散策を楽しんだ後はこちらの温泉でまったりされてみてはどうでしょう。美山インターから車で約10分と近いですよ。