陶器と空港の町「常滑」周辺が静かに熱い!
愛知陶器と空港の町「常滑」周辺が静かに熱い!
常滑といえば陶器。しかも限りなく実用品というか業務用というか、そんなイメージ。 更に、かつての常滑といえばボートレース。町並みもやや薄汚れた感じでした。 ところがいつの日か中部国際空港の調査が始まったと思ったらあっという間に完成し、 常滑駅の周辺も再開発が行われ、新しい建物が出来上がるなど、どんどん明るくなりました。 今回は空港という新しい施設と、陶器という歴史ある町が共存する町を探索したいと思います。 それにしても、この辺りの海岸はすっかり変わってしまいました。 昔の面影はどこに?
常滑といえば古くから陶器で栄えた町。「INAX(伊奈製陶)」と言えば聞き覚えがあるでしょうか。しかしここは元々壺とかカメとか、あるいは土管とか。主に実用品が多かったようです。最近力を入れてるのは「招き猫」ですね。しかし、個人的な好みで言うとマジメすぎるというか、普通なのです。もう少し特徴があると購買欲そそるのですけどね。
あちこちに煙突が
かつて陶器を焼くのは登り窯だったんでしょうね、今でもところどころに残っています。今も使用されてるのか、古い煙突も街の風物詩でしょう。
勿論ショップも充実
坂が多い町のあちこちに陶器の店があり、実用品から創作品まで幅広く売っています。ただ、全体に店じまいが早めなのでご注意を。
路地裏にも注意
最近は何処に店があるのかわかりません。路地があったらちょいと覗いてみると、そこが店舗だったりします。
やきもの散歩道
陶器の町には散歩堂が整備されていますので安心して歩いて頂けます。壁どころか路面にも陶器が使われている道があります。
町を歩けばオブジェクト
極普通の街角にも陶器のオブジェクトが散在しています。ただ歩いていても楽しいです。
常滑に突如現れた明太子専門店。いわゆる明太子の製造直売所。実際に建物の中で明太子を製造しています。目玉は試食で、明太子を切り分けたものや寿司にしたものを頂くことができる…筈ですが、行列が長いのでいつもあきらめます。また、明太子に関する学習ゾーンがあり、ちょっとしたアミューズメントパークのようになっていて、小さなお子様でも楽しめるようになっています。
いつも混雑
最近すぐ近くにコストコが出来たんですね。その相乗効果のせいかいつも混雑しています。試食は平日でないとムリかも。
恐らく常滑の中では一番のメジャースポット。普通は飛行機を利用する時に使用するところですが、実は様々なショップや飲食店、変わったところでは温泉があったりするんですね。飛行機を眺めるのもタダだし、見所いっぱいです。ただ難点は車の場合は橋の通行料+駐車場代がかかること。いっそ、常滑駅近くに安い駐車場を見つけて電車で空港入りするのもアリかと。
広い吹き抜けのロビー
出発と到着が2層になっているうちの出発ロビー。広い吹き抜けの中央にあるのがいわゆる「土産街」。エスカレータを上がった両側にも名物店がびっしり。
こちらは主に食品街
名古屋を中心とする各種の名物土産は勿論、店頭でちょっとつまめる串揚げやレストランもあります。ちなみに写真左側奥に温泉があります。
飛行機もバッチリ
普段はスカイデッキから近いゲートを使用する関係で、キビキビと作業してるクルーの姿をまるごと見ることが出来ます。
スカイデッキ
空港中心部から滑走路に向かってスカイデッキが伸びていて、両翼の飛行機は勿論、離着陸の姿もばっちり見ることが出来ます。休みの日になると長くてゴツイレンズのカメラを抱えたカメラマンが大挙押し寄せます。
いつの間にか出来てましたね。昔、中学生当時は新舞子から大野町辺りの海に魚釣りに来てましたからよく覚えてます。その当時は新舞子マリンパークの人口砂浜どころか、人口島自体が存在しなかったのです。それが今では綺麗な砂浜に巨大な風力発電。子供連れでも安心して遊べる場所になってました。
人工島は存在しなかった
現在知多半島側から見るとこんな感じです。かつては海の向こうに島が無かったのでスッキリしてたのです。
伊勢湾は広いぞ
人工島の端の石積みの護岸は魚釣りに最適。休日になると竿がズラリと並ぶさまは昔から変わらないかも。写真正面は三重県の筈ですが、対岸は全く見えません。
知多半島といえば「知多新四国八十八カ所札所巡礼」でしょ。本場は勿論「四国八十八カ所」ですが、写しと呼ばれる霊場が日本各地にあり、中でも知多半島の新四国はまさに犬も歩けば札所にあたる程密度が高い、三本の指に入るメジャースポット。全てを制覇すると結果的に知多半島一周する事になるのでチャレンジするのも面白いかも。先ず最初に納経帳を購入しましょう。スタンプラリーだと言うと怒られそうですが、最初はそれくらいの気持ちで充分だと思います。 知多新四国のリストはこちらをクリック→
猫住職の大智院
知多新四国第71番 大智院 猫住職はシャレですが、大智院は別名「めがね弘法」とも呼ばれ、メガネをかけた珍しい弘法様像が文字通り目玉となっています。
両面猫の洞雲寺
知多新四国第62番 洞雲寺 洞雲寺には猫の姿をした大師様「寧護(ねこ)大師」があります。表側だけでなく後ろ姿眺めてみて下さい。
のぼりが目印
寺院の中でも札所であるかどうかは「のぼり」と「ナンバープレート」が目印となります。知多新四国は訪れる方が非常に多いのでひと目でわかり、迷うことは無いはず。
新舞子と常滑の間にある小高い山が公園になっていて、頂上部の城の形をした展望台からは360度の展望が見られます。常滑セントレアから新舞子まで眺められます。とっても気持ちいいです。意外と穴場かも。
気分は天守閣
本体は味気無いコンクリですが、気分は天守閣です。結構暑い日でも風通りがよく、コンクリがかえってひんやり涼しくオマケに眺めが良くて、とても気持ちいい場所。
セントレア側の眺め
ちょーーーーっと見辛いとは思いますが、中央辺りに中部国際空港のブリッジタワーが見えます。注意深く見てると離着陸する飛行機が見えます。
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新舞子、国道155号線沿いにある「半二郎」。ここらでは珍しくカレーうどんが美味しいお店。麺はしっかりコシがあり、カレー自体も風味がある感じ。カレーうどん専門店ではないのに周囲はカレーうどんしか注文していないのはすごく不思議な風景でした。
2015年末、常滑りんくうタウンに新規オープンした大規模なイオンモール。広大な敷地にこれまた大きなモールが出来上がりました。そこまではどこでも同じようなもので代わり映えしないのですが、特徴としてはサーキットやアスレチック等、本気のアミューズメントや、屋外BBQテラス等が併設されていることですね。一旦足を踏み入れてしまうと一日中遊べてしまう施設になっています。オープン当初は近づけない程の人気でしたがそろそろ落ち着いてきました。
本気のサーキットがある
本格的なカートサーキット。大人から子供までに対応したカートが揃っています。特に順位を競うタイムアタックは真剣そのもの。相当の速度でコーナリング行く姿は見ていても凄いと思います。
無料の駐車場があるこの場所の周囲には邪魔な光が殆どありません。海の夜景を見るのに絶好なスポットになっています。対岸に光るのは中部国際空港、通称セントレアです。