
蔵前の今と昔を巡る
東京蔵前の今と昔を巡る
両国駅からスタートして、江戸の風情が伝わる場所、昭和レトロな近代建築や看板建築、蔵前駅に増えている今風の雑貨屋などを巡りながら新御徒町駅まで散策するプランです。 途中で厩橋を使って隅田川を渡るので、屋形船の船溜まりやスカイツリーを見渡す開けた景色も楽しめます。
東京都震災復興記念館は横綱町公園の中にある関東大震災と東京大空襲の資料館でした。昭和6年に竣工した近代建築は都選定歴史的建造物に選定されています。
東京都震災復興記念館
スクラッチタイル張りの渋い外装の東京都震災復興記念館を設計した人は伊東忠太・佐野利器です。
東京都震災復興記念館
東京都震災復興記念館の庭の紅梅
横綱町公園の中には、震災記念堂・東京都慰霊堂、東京都復興記念館などの施設があります。
震災記念堂・東京都慰霊堂
関東大震災死亡者、空襲死亡者の霊がそれぞれ合祀されています。
かつて宮城野部屋があったところ。今もその面影が残っています。土俵を見ながらのランチはこの辺りならではのこと。日曜祝日は定休。
割烹 吉葉
日曜日は定休日でした。隣にある横綱バーガーのお店は営業中。
関東大震災からの復興で昭和4年に完成したレトロな橋です。
厩橋
関東大震災からの復興で昭和4年に架け替えられました。
厩橋から蔵前橋
厩橋から隅田川下流に架かる蔵前橋は昭和2年に新設された橋です。
厩橋たもとのアート
厩橋たもとのアートは公衆便所でした
榧寺(かや寺) 東京都台東区蔵前3丁目22−9
飴なめ地蔵 榧寺(かや寺)
御厩河岸の榧寺には虫歯に効験のある飴嘗地蔵があり、金竜山の境内には塩をあげる塩地蔵というのがある。 永井荷風『日和下駄』より引用
榧寺(かや寺)の高灯篭
榧寺(かや寺) 東京都台東区蔵前3丁目22−9の高灯篭は葛飾北斎の作品にも登場します。 榧寺の高灯篭 葛飾北斎 繪本隅田川両岸一覧 中-榧寺の高灯篭 御馬屋川岸乗合
力持ち大会や古典落語の元犬など江戸時代からの逸話に事欠かない神社です。
古典落語の元犬像
古典落語に蔵前神社と共に登場する純白の野良犬
元犬のアップ
蔵前神社の元犬像
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インド料理の食材専門店、スパイス類の品揃えも豊富でした。
インドのお菓子
食材以外にも、珍しそうなお菓子や、大幅に価格を下げた賞味期限切れ寸前コーナーもありました。
青木印刷の銅板葺きの渋い建物。 青木印刷 東京都台東区蔵前3丁目15−8
榊寿司
蔵前神社脇の榊寿司 東京都台東区蔵前3丁目14−1も定休日のようでしたが、只者ではない店構えでした。
商店レトロな商店
この辺りは昭和レトロな商店が軒を連ねています
昭和初期からの近代建築。スクラッチタイル張りの外装は東京復興記念館と同じ。
NOCE
タイガービルにはテナントも入居
NOCE
タイガービルのテナント
タイガービルのテナントの家具屋
ワークショップ
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日曜日開店の皮製品店。
日曜日は定休日
日曜日開店の雑貨屋
酒井勝商店は、この辺りに多い駄菓子や玩具雑貨問屋の象徴。
御蔵前書房
この建物も年季が入っています!
和風の雑貨屋ですが日曜日は定休日でした。
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漢方薬のお店? 定休日で大道芸で蛇の薬売りもあったので伝承薬も扱うのかも?
蛇善
蛇善ビルは戦前の近代建築
例大祭、鳥越祭りに出る千貫神輿は都内最大級を誇るそうです。
鳥越神社
節分の準備で忙しそうな鳥越神社の境内
鳥越神社の狛犬さん
鳥越神社の大きな鼻をした狛犬さん
おかず横丁こと鳥越本通り商盛会は昭和レトロな看板建築が軒を連ねている商店街。建物を撮るなら定休日が多い日曜日、店先を撮るなら平日が良いようです。
おかず横丁
おかず横丁こと鳥越本通り商盛会は昭和レトロな看板建築が軒を連ねている商店街。建物を撮るなら定休日が多い日曜日、店先を撮るなら平日が良いようです。
長いアーケードが続く佐竹商店街を北に抜けると新御徒町駅です。
佐竹商店街のアーケード
長いアーケードが続く佐竹商店街
電車であれば、佐竹商店街のアーケードを北に抜けると地下鉄大江戸線の新御徒町駅です。車まで戻るなら、厩橋より一つ下流に架かる蔵前橋を目指します。
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スタート地点付近に車を停める場合は、蔵前橋を渡り周回コースで戻ります。 経由地点として第六天榊神社(だいろくてんさかきじんじゃ)などがあります。
第六天榊神社
古井戸の傍らに、「大鳳石、明治2年(1869)」と刻まれた大石。力石にしては巨大ですが、相撲の本場だけに可能性はありますね? 第六天榊神社(だいろくてんさかきじんじゃ)
蔵前橋の袂にある水道施設の資料館ですが、何と土日休みです。
黄色い蔵前橋で隅田川を両国側に渡るとスタート地点とした東京都震災復興記念館があります。
蔵前橋 首尾の松
蔵前橋の袂にある記念碑。 歌川広重の名所江戸百景でも「浅草川首尾の松御厩河岸」として描かれています。