
千代保稲荷で串かつを食べ、極彩色の巨大乙姫像に会いに行こう!
岐阜千代保稲荷で串かつを食べ、極彩色の巨大乙姫像に会いに行こう!
岐阜の千代保稲荷といえば、一般に「おちょぼさん」と呼ばれ、 商売繁盛、縁結び、合格祈願にご利益があるとされる地元では有名な稲荷神社。 年末年始や毎月末には「月参り」とも呼ばれる「月次祭」が行われ、 特に商売繁盛を願う会社や店の経営者の参列が深夜にまで途絶えることが無く、 参道の店も月をまたいで朝方までほぼオールナイトで営業しています。 商売繁盛を祈願する月参りはもちろんのこと、 普段でも何度行っても飽きることがない千代保神社の魅力とは何か? 今回は「千代保稲荷とその周辺」がテーマです。
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揖斐川と長良川に挟まれた千代保神社は老若男女、全年代に親しまれている神社。お年寄りはそれなりに、若い方もそれなりに楽しめるスポットが揃っている場所。商売繁盛を願う参拝は勿論ですが、忘れていけないの名物が「串カツ」。参道あちこちの店頭で揚げたてを頂くのが楽しいのです。その他にも漬物、特産品、植木、特に赤鳥居周辺では川魚料理店が軒を連ね、特産の「なまず料理」を頂くことが出来ます。年末年始や月参りのピークには身動きできない程混むので要注意です。逆に言うと、そのピーク時さえズラせば極端な人混みを避ける事が出来ます。駐車場は南鳥居と東鳥居の周辺、更には臨時駐車場があります。
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この赤鳥居をくぐると境内
この赤い鳥居が千代保稲荷神社の入口。ピーク時は入場規制があり、この鳥居に辿り着くまでが大変。
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参拝前に忘れずに
手水で手を口を清めた後、近くのオバちゃんからお供えのアゲとロウソクのセットを購入しましょう。
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千代保稲荷拝殿
毎月末深夜にはこの境内が人で埋まり身動きできません。なお、行儀よく並ぶ事は後ろの人の迷惑になります。最前列は8人程お参りできます。お参りを済まされた方から場所を譲りましょう。
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あちらこちらにきつね様
稲荷神社だけあって、あちこちにおきつね様がいらしゃいます。南出口手前の左側にはきつね様の集合が見られます。
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重軽石にチャレンジ
拝殿横の重軽石で、願い事が叶うかどうかやレンジ。くれぐれも投げたり足の上に落とさないように。
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隙間あれば名刺を
あちこちの窓や壁に名刺を差し込んでいく人が跡を絶ちません。自分もこっそりと置いてきましたが。
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お供えは当然アゲで
賽銭箱の前はお供えのアゲが山のようになってます。お供えのアゲは運が良ければ「お下がり」として頂けます。
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おさがりをどうぞ
社務所前に設置された箱におさがりが入っています。ただし常時あるとは限りません、あくまでタイミングが肝心。運良く見つけた方はラッキーです。
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ちょっと怖いスポット
千代保稲荷境内の、結構マジなミステリースポット。完全囲いがあり目立たないので普通は気が付きません。中には「足止めの木」がありますが、一般の方は下手に関わらないほうが無難。
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出口は一方通行
混雑時には出口は専用になってます。出口は北と南にありますので、万が一はぐれた際の待ち合わせに。
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謎のビリケン像
北出口を出た外にあるビリケン像。ここらの地方では、ここでしか見たことがありません。しかし、何故ここに?
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立ち並ぶ川魚料理店
この辺りでは川魚料理が多く、特になまずが名物。「時価」という表示がありますが、ビビらず価格を尋ねてください。意外と敷居は高くないです。
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商売繁盛祈願セット
商売繁盛祈願アイテムの熊手。小さな熊手から始めるのがセオリー。一度購入してしまうと止められないので注意を。
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ギンナンが安い
参道では愛知県祖父江のギンナンが大々的に売っています。中でも狙い目は大粒ギンナン。市価より間違いなく安いのです。店によっても価格が異なるのでよく探してみて。
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南口大鳥居
遠くから見えるのでこの鳥居を目指すといいです。駐車場は鳥居周辺にありますが、全て有料。縁日には白黒の方は来ないかと思いますが、あとは自己責任で。
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参道と東口大鳥居
参道反対側にも大鳥居があり、その周辺にも駐車場があります。ちなみに無料駐車場もあることはありますが、正直ムリです。
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もう一つの稲荷神社
千代保稲荷参道にはもう一つ稲荷神社があります。南口大鳥居の近くにあります、探してみて。
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レトロな機械を発見
かなり古そうな綿菓子の販売機がありありました。自分で作るセルフマシンです。昔作った記憶があります。まだ稼働するのでしょうか。
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大豊ちゃん
元ドラゴンズの大豊選手のお店。いつの間にここに出来ていたのでしょうか。 ※大豊さんがお亡くなりになった後、店名が変更になっているようです。
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この辺りは猫が多い
この辺りは何故だか猫が多い。しかも完全に慣れているというか、人を舐めてます。猫好きな方いかがでしょう。
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参道に串カツを営む店は数多くありますが、食べ比べるとやっぱりここ。それも店舗内テーブルで注文するよりも、外で揚げたてを取り、ソースや味噌にどっぽん漬けしてたアツアツを頂くのが一番旨いのです。清算は食べ終った後に本数を数えるシステム。人の多さに動じず、さっさと手を伸ばして串かつを取り、そして最後にさっと清算。これが醍醐味。 この他の写真と記事はこちらから→
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串かつは揚げたてが旨い!
千代保稲荷の参道には他にの串かつを売ってる店は多い。しかし経験上やっぱり玉家が一番。何重もの人の壁をかいくぐって食べるべし。
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改装された店内はキンキラ
2016年秋、建物ごと新築されました。心配していた店内は改築前より広くなり座席も増え、キンキラ度パワーもより一層増量しています。
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2階に立体的なオブジェがひときわ目立つお店。場所は玉家のすぐ斜め前辺り。要するに川魚専門店です。千代保稲荷参道の中では老舗ですね。店舗内では手前のテーブル席ではなく、奥の掘りごたつ席が庭も見れて気分最高。
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案外お得かもしれない
一人前1050円のとり寿き焼き(注文は二人前から)。意外にボリュームがあるので、軽く昼食なら3人で2人前注文し、ご飯とうどんを追加するくらいで丁度いい感じ。気楽に食べられてグッド。
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小泉エリちゃんも来たみたい
名合や地方ご当地グルメ番組で、小泉えりちゃんがレポートしてました。
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ナマズの蒲焼き
千代保稲荷に行ったら是非挑戦して欲しいのが「ナマズの蒲焼き」。うなぎ同様のタレでカリッと焼き上げています。
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ナマズは時価です。
ナマズの料金はは重量で値段が決まります。時価と聞くと怖くなりますが、店の方に遠慮なく聞けばいいです。小でおおよそ2000円前後でしょうか。
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川の小魚類もずらり
もろことか鮒とか鯉とか川エビと等、川の魚がズラリ並んでいます。基本量り売りなのでお好きな量をどうぞ。
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串かつ玉家の近くのたい焼き佐溝屋。今迄あちこちでたい焼きを食べてきましたが、この店のたい焼きが絶品。ムリに押さえつけないので皮はパリパリ、中はふわふわ。大きな声で言えませんが、繁盛期より閑散期の方が皮がパリっとして好きです。
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串かつの玉家のすぐ隣り。何気に甘いモノが欲しいなと思ったら真っ先に目が止まりました。そのまた隣のたい焼きにもそそりましたが、こちらはまだ未食でしたので購入することに。ちなみに金蝶堂というのは大垣駅前に店を構える和菓子の老舗。こちらはその千代保稲荷店ということでしょうか。
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ちよどら
金蝶堂が千代保稲荷のために作ったどら焼き。ここでしか購入できません。能書きにある通り、ずっしりとした餡とこれまたしっかり焼き上げてある皮が特徴。しっとり系とはまた違う食感と味でした。
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千代保稲荷神社の参道に常時特設店がありますが、実際には南門から少し先にある「やすふく商店」がその正体で、卵の製造元というか、出荷元というか、そういう工場です。参道の店が閉まってる時は直接工場の事務所でも購入可能ですが、ごく普通の事務所なので躊躇してしまいました。
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原材料は上質材料のみ
地元とれたて赤卵を使用し、地元の牛乳を使用し、高級バニラビーンズを使用してある、と書いてありました。能書きはさておき味がしっかりしたプリンでした。
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参道から少しだけ奥まった路地にある弘法大師堂。全く宣伝すらしていないので存在を誰も知らないのではないかと思う。
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この辺りは中規模小規模の温泉が少なくありません。千代保神社から近い中で面白い温泉がココ。山の中腹に建っている温泉。上に駐車場が無い為、山の下の駐車場から無料シャトルバスに乗って行きます。天気が良ければ露天から名古屋のタワーズなど、濃尾平野が一望。泉質は強い食塩味。湯を軽く舐めてみると普通のお湯なのか温泉か、すぐにわかります。 岐阜市周辺の温泉情報はこちらから→
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露天からの眺め
曇ってるのではっきりしませんが、うっすらと名古屋駅前ビル群が見えます。天気が良ければ濃尾平野全域クリアに見えます。
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シャトルバス
普段はマイクロバスが運行してるのですが、客が多くなると臨時でワゴン車も運行されます。
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道の駅もオススメ
道の駅月見の里南濃 山の下に出来た比較的新しい道の駅。お買い得な特産品が並び、足湯にも入れてしまいます。
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西美濃三十三霊場第二十八番札所 千代保神社近くの札所。場所は説明できないくらい狭い路地のダンジョンの中。マイナーなところですから、無人の確率が高いと思われます。
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