龍馬の京都・伏見はこれでバッチリ!
京都龍馬の京都・伏見はこれでバッチリ!
幕末の英雄でかつ織田信長と並び日本史史上最大の人気を博する坂本龍馬ゆかりしばりで京都をめぐってみましょう。龍馬と言えば伏見も外せないので、京都・伏見を龍馬しばりで。さあ見て行きましょう。
坂本龍馬の墓があります。慶応3年(1867年)11月15日に満31歳で京都の醤油屋近江屋で暗殺された龍馬は、同じく同所で暗殺された盟友中岡慎太郎とならんで京都の霊山護国神社の墓地に埋葬されています。150年近く経った今も墓参りをする人が絶えません。
坂本龍馬、中岡慎太郎の墓
31歳で京都の醤油屋近江屋で暗殺された龍馬は、同じく同所で暗殺された盟友中岡慎太郎とならんで京都の霊山護国神社の墓地に埋葬されています。
藤吉の墓
近江屋で共に殺された従者の藤吉も隣に。
銅像
中岡慎太郎との銅像ものちに建てられました。
スポット内のおすすめ
明治天皇皇后の碑
日露戦争の際に皇后陛下の枕元に坂本龍馬ぎ現れ、絶対に勝てると告げたという話から作られたという碑がこの右側のものです。
木戸孝允の墓
この霊山護国神社は、他の明治維新の立役者が多数埋葬されている神社で、維新後の史観をベースにした代表的な「護国」神社ですので木戸孝允(桂小五郎)の墓もあります。明治維新後の地位故、龍馬と比較すると遥かに大きな墓であることが目立ちます。
禁門の変で憤死した長州藩士の墓
禁門の変で憤死した久坂玄瑞、来島又兵衛、入江九一、寺島忠三郎などの墓など、明治維新後に維新に功績があったとされた人たちの墓が立ち並びます。 ちなみに1番右は高杉晋作。本当の高杉晋作の墓は下関ですが。
池田屋事件で憤死した志士の墓
明治維新の立役者という意味で、維新後に評価された池田屋事件で憤死した宮部鼎蔵、望月亀弥太、吉田稔麿などの墓もあります。
パール判事の碑
護国神社ならではのパール判事の碑も。
スポット内のおすすめ
幕末維新ミュージアムを名乗る、まさに幕末資料館です。墓参りのあとはざっとここを見るのはマストでしょう。龍馬関連では龍馬を切った刀を見ることが出来ます。
龍馬を切った刀
司馬遼太郎「龍馬がゆく」をはじめ数々の小説やドラマで描かれた龍馬の暗殺シーン。龍馬は頭部を切られほぼ即死だったと言われています。その刀を見ることが出来ます。
スポット内のおすすめ
慶応3年(1867)11月15日夜半、龍馬と中岡慎太郎が暗殺された場所です。土佐藩御用達の醤油商・近江屋にかくまわれて際のことです。今はなんとサークルK。何年か前はパチンコ屋でした。今は小さく碑があるのみですが、やっぱり行きますよね。できればコンビにやめて近江屋再現してほしいですね。
薩摩藩家老の小松帯刀の屋敷、通称「御花畑」の跡。薩摩藩邸で薩長同盟に向けた話し合いを進めることに躊躇した小松が京都の私邸を利用してこれを行なったことから、ここが薩長同盟の舞台となります。
坂本龍馬と海援隊士をかくまっていたという材木商「酢屋」。こちらは今も木に関するお仕事を続けておられます。二階の表西側の部屋がその部屋で現在ギャラリー龍馬として使用されています。二階の品格子より向いの舟入にむけてピストルの試し撃ちをしたという逸話も残っています。
龍馬も結党に参加した土佐勤王党のリーダー武市瑞山(半平太)が京都で政治的活動を行っていたときの寓居の場所で当時は四国屋丹虎。その際、脱藩していた龍馬とも会っていたと言われています。武市自身は、後に吉田東洋暗殺の疑で切腹させられるが龍馬とは常に友人関係でした。現在この場所は金茶寮という料亭になっています。
武市ゆかりの間
改築を重ねていますが、武市ゆかりの間も一部残されています。
- アプリで地図を見る
土佐藩邸があった場所です。脱藩の罪の許しが出たとも龍馬は決して藩邸に泊まりたがらなかったようですが、京都で泊まっていたとされる酢屋や近江屋とはかなりの近さです。暗殺の晩も危険の知らせもあり土佐藩邸にというすすめもあったと聞きますし切なくなりますね。現在は土佐藩邸跡碑が立っているのみです。
土佐藩邸跡碑
高瀬川沿いにたつ碑です。
越後出身の志士、本間精一郎が 岡田以蔵らによって暗殺された場所です。武市半平太の殺人マシーン岡田以蔵は、幼少期から龍馬の友人として描かれることが多いのでゆかりの人物なのでしょう。この碑のすぐ側にあるものすごく狭い路地にある傷跡は、 岡田以蔵による刀傷と言われている傷跡があります。本間精一郎殺害の際のものかはさらに不明ですが。笑
岡田以蔵による刃傷?
この碑のすぐ側にあるものすごく狭い路地にある傷跡は、 岡田以蔵による刀傷と言われている傷跡があります。本間精一郎殺害の際のものかはさらに不明ですが。笑
高瀬川側にもたてひ
龍馬も盟友、中岡慎太郎。土佐藩郷士でともに薩長同盟成立に活躍しました。龍馬の海援隊に対して陸援隊の隊長が彼。ここは脱藩後の中岡が身を寄せた土佐藩御用達書林菊屋(鹿野安兵衛宅)の跡です。近江屋からほど近い書店で、現在は、油取り紙・和雑貨の専門店「象」となっています。
油取り紙専門店「象」
現在は、油取り紙・和雑貨の専門店「象」となっています。
京都の中心八坂神社に隣接する円山公園。こちらには坂本龍馬と中岡慎太郎が並ぶ銅像があります。
坂本龍馬・中岡慎太郎像
高知の有名な銅像はそれぞれ桂浜、室戸に立つ単独の銅像ですが、こちらは海援隊、陸援隊のリーダーが並ぶ銅像です。龍馬が立ち慎太郎が座しているというところがなかなか面白いです。
龍馬の妻、楢崎龍の実家跡地です。現在は、麺どころ 晃庵 三条店
麺どころ 晃庵 三条店
龍馬の妻、楢崎龍の実家跡地です。
- アプリで地図を見る
お龍さんの父、楢崎が勤務していた青蓮院の近くにあります。 現在は普通のマンション。
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
天明8年創業という老舗で、 名物は坂本龍馬も通ったという「水炊き」です。龍馬を巡るなら夜は絶対ここでしょう。
水炊き
味もかなりおいしく、食べログの評価も常に4.0付近です。何度食べてもまた食べたくなりますね。
明保野亭は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」では土佐藩家老の娘「福岡のお田鶴様」という龍馬の初恋の人と京都で落ち合う場所です。ま、実際の初恋は平井収二郎の妹平井加尾のようで、NHKの「龍馬伝」では広末涼子が演じてました。
龍馬自身は参加してませんが、龍馬の門下望月亀弥太が関わった池田屋事件の舞台です。宮部鼎蔵らが首謀した尊王攘夷の集いを新撰組に突き止められつぶされるというものですが、龍馬の海軍操練所から門下が関わったとして、後に神戸海軍操練所を取り潰されるきっかけになる事件です。 元々飲食店もなかったのですが、ゆかりの地ということでこのような店が営業されるようになりました。 もちろん龍馬が実際に行って食べた鳥彌三のほうがオススメです。笑
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
元長州藩邸別邸だった場所で現在は幾松という料亭になっています。実際、桂小五郎(後の木戸孝允)がその妻幾松(後の松子)と共に住んでいた場所でもあります。元長州藩邸別邸だけに歴史的な品も飾られていたりします。ちなみに、長州藩邸本邸は京都ホテルオークラ前。 龍馬とのからみはややはっきりしませんが、薩長同盟締結交渉などであったりしてないかな?という感じです。
桂小五郎、幾松寓居跡の碑
幾松の門の右下に碑がありますが、なかなか気づきませんね。これだと。
幾松の間
尊王攘夷派の反勢力により詮議を受けた屋敷で、今も尚、抜け穴、飛び穴、のぞき穴、つり天井など出来る限り当時に近い状態で保存されえいる。希望の客は食事の前に簡単な幾松の間の説明を受けられる。 なお、幾松の間については期間限定(12月から4月)での公開も行われている。詳しくはウェブで。
- アプリで地図を見る
龍馬が定宿にしていたというあの寺田屋事件の舞台の寺田屋です。京都の玄関口伏見にある寺田屋は当時から建物はそのまま・・・と思っていたら、実は明治の復元建物のようです。実際の建物は鳥羽伏見の戦いで全焼したと伝えられています。寺田屋の東隣にある空き地に明治27年(1894)に建立された「薩藩九烈士遺跡表」という碑があり、「寺田屋遺址」と記載されているので、実際には東隣が寺田屋だったようです。ま、とはいえ明治に復元されていて、復元の正確性はわかりませんが当時を偲べるくらいの古さにはなっています。今でも予約を入れて素泊まりすることが出来ます。
寺田屋騒動の際に残された?刀傷
寺田屋騒動の際に残されたと主張する刀傷があります。しかし、全焼しているということならこれは微妙ですね。
お龍が駆け上がった?階段
風呂の窓から襲撃に気づいたお龍が裸のまま駆け上がったという階段があります。これも復元して作られたものということのようです。
宿泊部屋
龍馬が定宿にしていた旅籠ということですが、現在の建物はそれほど大きなわけではありません。復元建物ということなので、当時どれくらいの旅籠だったのかということはわかりませんね。
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
薩長同盟を成し遂げた直後の寺田屋事件での襲撃から間一髪難を逃れた龍馬が隠れたとされる材木小屋の跡です。左手の指を怪我した龍馬を残し長州藩士・三吉慎蔵が伏見の薩摩藩邸に助けを呼び、助かったとされます。 この負傷は最初にあびせられた太刀を左手に持っていた拳銃で受け、その際に負ったと言われています。慎蔵の日記で、その後も終始拳銃で応戦していて、この北辰一刀流免許皆伝の腕を持つ龍馬が、応戦中一度も刀を抜くことがなかったと記されているようです。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」などでは、なかなか刀を抜かない龍馬のイメージが描かれていますが、このあたりから来ているのかもしれません。
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ