【2026年】靖國神社「みたままつり」完全ガイド|3万灯の提灯・参拝方法・夕方から楽しめるプランを紹介

2026年7月13日(月) 〜 2026年7月16日(木)

ポイント!
  • 毎年7月13日 〜 16日の4日間限定で開催、靖國神社の夏の風物詩「みたままつり」
  • 約3万灯の提灯が灯る幻想的な夜の境内は、フォトスポットとしても大人気
  • 青森ねぶたや盆踊りなど奉納行事が盛りだくさん、観るだけでなく参加もできる
  • 平日夕方からでも楽しめる、みたままつりのオススメプランを紹介!

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毎年7月13日 〜 16日の4日間、靖國神社で開催される「みたままつり」。昭和22年から続く靖國神社の夏祭りで、境内に約3万もの提灯(ちょうちん)・雪洞(ぼんぼり)が掲げられます。日が暮れると黄色い光が境内をやわらかく包み、夏の夜だけの特別な景色が広がります。

みたままつりでは奉納行事や展示、夜間の特別参拝など見どころも盛りだくさん。本記事では、参拝方法から時間帯別の楽しみ方まで、まるごとご紹介します。

「みたままつり」とは?

「みたままつり」は昭和22(1947)年に始まり、約80年と長い歴史のある夏のお祭りです。戦歿者のみたまを慰め、英霊への感謝と平和への願いを込めて、毎年7月13日 〜 16日の4日間開催されます。

お祭りの賑やかさの中にも、静かな祈りの気持ちが根底に流れているのがみたままつりの特徴。境内に掲げられる提灯は、英霊の方々のみたまに捧げる灯りとして飾られています。

みたままつり 基本情報

項目 内容
開催期間 7月13日(月) 〜 7月16日(木)
開門時刻 午前6時
閉門時刻 午後9時30分
場所 靖國神社(東京都千代田区九段北3-1-1)
入場料 無料
お問い合わせ 03-3261-8326(代表)


みたままつりの舞台「靖國神社」ってどんなところ?

靖國神社は、幕末維新から大東亜戦争(先の大戦)までの間、国のために命を捧げた方々の神霊(みたま)をお祀りする神社です。明治2(1869)年、明治天皇の思し召しによって創建された「招魂社」を起源とし、明治12(1879)年に「靖國神社」と改称されました。

「一般の人は入りにくいのでは」と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。毎日多くの方が自由にお参りに訪れる、開かれた神社です。境内には食事処やカフェ、お土産ショップもあり、参拝のあとにゆっくり過ごすこともできます。

広々とした参道、木々に囲まれた静かな境内は、都心にいることを忘れさせるような開放感があります。春には約500本の桜が咲き誇る、都内屈指の桜の名所としても知られています。

神社に来たら、まずはお参りを!

靖國神社についたら、まずお参りをしましょう。みたままつり期間中は、午前6時〜午後9時30分まで社頭参拝(お賽銭を入れてお祈りする一般的な参拝)ができます。

神社は、日々の感謝を伝え、静かに手を合わせる「祈りの場」です。参拝に慣れていない方でも大丈夫。ここでは基本的な参拝の作法を紹介します。

参拝方法

① 鳥居をくぐる
神社の入り口にある鳥居は、神聖な領域と外の世界を区切るものです。くぐる前に軽くお辞儀を。参道は中央を避け、端を歩くのが作法です。

② 手水舎(てみずしゃ)で清める
参道の途中にある手水舎で手を清めます。柄杓(ひしゃく)を右手に持って水を汲み、左手にかける。次に左手に持ち替えて右手にかける。左手に水を受けて口をすすぎ、最後にもう一度左手を清めます。
※柄杓がない手水舎では流水にてこれに準じた作法で行います。

③ 拝殿で「二礼二拍手一礼」

  1. 姿勢を正し、深くお辞儀を2回
  2. 胸の高さで手を合わせ、右手を少し手前にずらして2回柏手を打つ
  3. 両手をきちんと合わせ直し、心の中でお祈り
  4. 最後に深くお辞儀を1回

正式参拝について

お祓いを受ける参拝者
お祓いを受ける参拝者

より丁寧にお参りしたい方は、本殿での正式参拝もおすすめです。神職による祝詞(のりと)が奏上され、参拝者の名前が読み上げられます。参拝は原則1時間に1回のご案内。毎正時(00分)に案内となるので、15分前までに受付を済ませておきましょう。予約不要、当日に参集殿で受け付けています。

  • 参拝時間: 午前9時〜午後5時(みたままつり期間中)
  • 玉串料: 1件5,000円より
    ※午後5時は「みたま祭」への参列となります
    ※受付は15分前まで


平日夕方から楽しめる! ── みたままつり攻略プラン

みたままつりは4日間を通じて開催されますが、この祭りを楽しむなら日が傾いてから行くのがオススメ。特に今年は全日程平日開催ということから、仕事や学校終わりに行く方も多いはず。ここでは夕方からみたままつりを十分に楽しめる、おすすめのプランをご紹介します。

▶ 夕方 16:00〜17:30 ── 明るいうちに境内をぐるりと

仙台七夕飾り
仙台七夕飾り

まだ日のある時間帯は、比較的ゆったりと境内を歩くことができます。神門に飾られた仙台七夕飾りは、宮城縣護國神社から毎年奉納されるもの。カラフルな折り鶴や吹き流しが風に揺れる様子は、昼間の光の中で見るのも綺麗ですが、夜に見るとまた違った表情を見せてくれるので、両方の時間帯で楽しんでみてください。

全国有名燈籠展
全国有名燈籠展

遊就館前の全国有名燈籠展では、弘前ねぷたや湯沢絵灯籠など全国の伝統的な燈籠が一堂に展示されます。日没後には灯りが灯されるので、明るいうちに見て回っておくと比較もできておすすめです。

能楽堂や境内では午前11時30分から午後8時頃まで、日本舞踊・詩吟・古武道・浪曲・民謡・バレエなど多彩な演目が毎日無料で観覧できます。ふらりと立ち寄って、ひと演目だけ見ていくだけでも、非日常の時間を味わえます。

▶ 夕刻 18:00〜── この時間にしかできない、特別な参拝へ

夜間中庭参拝
夜間中庭参拝

みたままつり期間中だけの特別な体験が、夜間中庭参拝です。普段は立ち入ることのできない、本殿に最も近い神域「中庭(ちゅうてい)」での参拝がこの4日間だけ実施されます。

灯りに照らされた静かな空間で、英霊の方々に静かに手を合わせる時間。賑やかな祭りの境内とはまた異なる、神聖で穏やかなひとときです。参拝した人だけに授与される「こすずまもり」(先着5,000名)もぜひ手に入れてください。

  • 受付場所: 拝殿前参道脇
  • 受付時間: 午後6時〜午後9時10分
  • 玉串料: 2,000円(小学生以下無料)

▶ 日没〜19:00 ── 提灯に火が灯り、辺り一面、黄色の光に包まれます

日が暮れてくると、境内に掲げられた約3万灯の提灯・雪洞に明かりが灯ります。外苑の参道を照らす大型献灯(約1万灯)、内苑一帯を包む小型献灯(約2万灯)。黄色い温かな光が夜空に広がる光景は、まさに「光の祭典」と呼ぶにふさわしい圧倒的な美しさです。

内苑には著名人による絵や書が描かれた懸ぼんぼり(約300点)、俳人が詠んだ句が記された献句ぼんぼりもずらりと並びます。ひとつひとつをじっくり眺めながら歩くと、それだけで時間が経つのを忘れてしまいます。

提灯を背景にした写真はどこを切り取っても絵になります。浴衣で訪れると、よりいっそう雰囲気が楽しめますよ。

▶ 夜 19:00〜── 奉納行事と祭りのクライマックスへ

夜になるにつれて、境内の賑わいはピークを迎えます。

青森ねぶた
青森ねぶた

青森ねぶた(7月16日18:30 〜)はみたままつりの夜の目玉と言ってもいい演目。笛や太鼓の音とともに大迫力の灯籠山車が第一鳥居から拝殿前まで練り歩く光景は、初めて見ると圧倒されます。

みこし振り
みこし振り

他にも阿波踊りみこし振り奉納和太鼓など、日程ごとに奉納行事が行われます。いずれも無料で観覧できるので、公式サイトでスケジュールを確認したうえで目当ての演目に合わせて来るのがおすすめです。

阿波踊り
阿波踊り

平成五色太鼓
平成五色太鼓

▶ 期間中の楽しみ方は他にも!

納涼民踊の集い(盆踊り)
納涼民踊の集い(盆踊り)

大村益次郎銅像の周囲では夕刻から毎日、誰でも参加自由な納涼民踊の集いが開催されます。盆踊りなので慣れていなくても大丈夫。音楽に合わせて銅像の周囲にできる踊りの輪の中に入ってみると、不思議な一体感があります。

外苑の「憩いの庭」にはキッチンカーが並ぶので、軽食を手に提灯の光の中をゆっくり歩いてみてください。

遊就館
遊就館

境内の博物館「遊就館」は午後9時まで開館(展示室への入室は午後8時まで)。ミュージアムショップや茶寮も併設されています。

ほおずき提灯
ほおずき提灯

期間中、境内ではほおずき提灯が頒布されています。LEDライト付きなので、お子様でも安心して使用できます。

期間限定の御朱印
期間限定の御朱印

みたままつり期間限定の御朱印も登場。朱印所でお求めいただけます。



お役立ち情報まとめ:みたままつりQ&A

Q. 何時ごろが混雑しますか?
A. 提灯の点灯に合わせて、夕方から夜にかけて混雑のピークを迎えます。ゆっくり境内を歩きたい場合は、提灯が灯り始める前の夕方早めの時間に訪れるのがおすすめです。

Q. 服装に決まりはありますか?
A. 特に服装の規定はありませんが、境内を歩き回ることが多いので、歩きやすい靴をおすすめします。浴衣で訪れる方も多く見られます。正式参拝の際は、露出の少ない服装が望ましいです。

Q. 雨天時はどうなりますか?

A. 屋外で行われる奉納行事(みこし振り、阿波踊りなど)は影響を受ける可能性があります。能楽堂での奉納芸能や屋内の展示は雨天でも楽しめます。折り畳み傘を持参しておくと安心です。

Q. 献灯を申し込めますか?
A. できます。大型献灯(1灯 20,000円)は申込受付が終了(毎年5月末締切)していますが、小型献灯(1灯 5,000円)は当日申込が可能です。詳細は靖國神社祭儀課献灯係(03-3261-8326)まで。

Q. 正式参拝・夜間中庭参拝は予約が必要ですか?
A. いずれも予約不要です。当日、受付時間内にそれぞれの受付場所(正式参拝:参集殿、夜間中庭参拝:拝殿前参道脇)にお越しください。

※最新の情報は、靖國神社公式ホームページなどでご確認ください。

靖國神社「みたままつり」スケジュール

日程 主な奉納行事
7/13(月) 千修吹奏楽団パレード・日本歌手協会奉納公演・阿波踊り・奉納和太鼓
7/14(火) みこし振り
7/15(水) みこし振り
7/16(木) 青森ねぶた ・つのだ☆ひろ奉納コンサート
全日程共通 能楽堂での奉納芸能(11:30〜20:00頃)・夜間中庭参拝(18:00〜21:10)・納涼民踊の集い・キッチンカー出店

アクセス

靖國神社へは公共交通機関を利用して向かいましょう。みたままつりの期間は特に混雑が予想されます。

<地下鉄>

  • 東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」より徒歩約5分
  • 東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」より徒歩約10分
  • 東京メトロ有楽町線・南北線・都営新宿線「市ケ谷駅」より徒歩約10分

<JR>

  • 中央・総武線「飯田橋駅」または「市ケ谷駅」より徒歩約10分

開催場所

イベント情報

みたままつり

開催期間

7月13日(月) 〜 7月16日(木)

開催時間

開門時刻:午前6時
閉門時刻:午後9時30分

問い合わせ先

電話:03-3261-8326(代表)

主催者

靖國神社

オフィシャルサイト

写真一覧