誓願寺
京都府京都市中京区新京極桜之町453浄土宗西山深草派の総本山の寺院。
本尊は阿弥陀如来。
667年、天智天皇の勅願により奈良に創建された。三輪宗の寺院となるが、いつしか改宗し、法相宗の興福寺の所有となった。
平安時代には、清少納言や和泉式部が帰依し、女人往生の寺といわれた。
その後浄土宗の所属となり、京都へ移転。
天正元年(1573年)の火災で荒廃していたが、豊臣秀吉の命を受けて現在地へ移転し、秀吉の側室であった京極竜子と、その生家京極家から広い敷地が与えられたが、度重なる火災、明治維新、廃仏毀釈、新京極通りの整備により、寺地を公収される。