鹿児島神宮
鹿児島県霧島市隼人町内2496-1神の御子
古事記によると、
“(神武天皇が)はじめ日向の國においでになつた時に、阿多の小椅の君の妹のアヒラ姫という方と結婚して、タギシミミの命・キスミミの命とお二方の御子がありました”
神武天皇の最初の妃がアタのアヒラ姫である。アタとは阿多(吾田)であり、ハヤトの地になる。このハヤトの地は狭野に住む神武天皇にとって重要な位置付けであったと考えられる、と梅原猛と述べている。つまり、神武天皇東征にハヤトの人々がおおいに関わっているとしている。
そのアタのハヤトの地に神武天皇がヒコホホデミの命を祀るために建てたとの伝承が鹿児島神宮にある。