白鬚橋
東京都墨田区堤通1
骨太の鉄筋で構成された優雅な曲線というアンビバレントな美しさを見せる白鬚橋。
橋名は隅田川東岸にある白鬚神社に由来しています。
大正3(1914)年に完成した初代の木橋は、なんと近所の住人が設立した株式会社が運営。
当初は通行料を徴収してましたが渡し船との競争で苦境に陥り、同14(1925)年に東京府が買収。
同12(1923)年に発生した関東大震災の復興事業の一環として架け替えられることに。
現在の鉄橋は昭和6(1931)年8月8日に完成。
昭和20(1945)年の東京大空襲でも被害を受けることなく、市民と避難に大きな力を発揮しました。