下関市川棚温泉交流センター(川棚の杜)
山口県下関市豊浦町大字川棚字湯町5180川棚温泉の近くに、コンクリート造りの不思議な形をした建物があります。これが川棚温泉交流センターです。
ここで注目したいのは、川棚とコルトーとの繋がりです。
1952年に来日した世界的ピアニスト、アルフレッド・コルトーは下関公演の時、川棚温泉に滞在しました。
ホテルの窓からの厚島の風景に魅せられ、「この島に住みたい。」と言い残して帰国したそうです。
この夢は実現できませんでしたが、コルトーが魅せられた厚島は、別名”孤留島”と呼ばれるようになりました。
コルトーの滞在したホテルの跡地にこの施設が建てられ、コルトーの名前の付けられたホールも作られました。
コルトーと川棚との繋がりが今も生きています。