染殿地蔵院
京都府京都市中京区新 四条上中之町562創祀は不詳で、平安時代(808年)に空海が大使入唐の後、ここ本院に留まり開基したとも伝えられています。
その時に空海の代表作である「十住心論」を清書されたそうです。ご本尊は、弘法大師作と言われ秘仏の地藏菩薩で、京都で唯一の像高2m裸形立像です。
厨子に納められていて、50年に1度だけご開帳され続けてきています。
文徳天皇皇后の藤原明子は、染殿后(そめどののきさい)と呼ばれ、この地蔵尊に十七日の願をかけて無事に皇子を生んだといわれ、ここから染殿地蔵尊と呼ばれるようになりました。皇子は後の清和天皇です。