
博多をどり 博多で九州を満喫の旅
福岡博多をどり 博多で九州を満喫の旅
まいどまいど! 今回のおでかけプランは、福岡県のターミナルとして知られる博多駅前とその界隈を散策しまっせ! 海に程近い博多駅は、海の幸が豊富っちゅうことで。 海に面し、福岡県のシンボルタワーの一つとして数えられる博多ポートタワーの展望室からは、福岡市街を一望。 そんな博多ポートタワーの近くにあるベイサイドプレイス博多では、新鮮な魚介類をはじめ、様々な食材が揃う市民の台所として親しまれてはりますぅ~。 ほんでまた、ベイサイドプレイス博多に併設された旅客ターミナルは、船旅を楽しむのに最適でんねん。 まさに、海の町に相応しく、海に密接した環境に恵まれているわけでんな。 その他、日本最大級を誇る福岡大仏を安置する寺院や福岡名物の博多祇園の山笠を展示する神社。 また、その周辺には博物館がおますなど、一日では遊び尽くせへんスポットがぎょうさんありまんねん。 京都や新大阪、新神戸から新幹線で一本。 駅には、博多で古くから伝わる黒田節の像や駅ビルにふさわしい鉄道神社も鎮座。 海に面した福岡を堪能すべく、ぜひ、関西の皆様も観光に訪れてみてください。
ベイサイドプレイス博多埠頭の一角にある塔。 1964年、高さ100mとして竣工。 民間レジャー施設である博多パラダイスのメイン施設として開業した。 博多パラダイス(後の博多プレイランド)には遊園地や展望温泉などがあったが閉園。 設計は東京タワー、名古屋テレビ塔、2代目通天閣などを手がけた内藤多仲。 通称、「塔博士」とも呼ばれた内藤が設計した所謂タワー六兄弟の一つ。 そのため、「タワー六兄弟の末っ子」とも呼ばれるとか。 1975年、福岡市に移管、博多港PRセンターとして開館した。 2007年、タワー1階部分に博多港ベイサイドミュージアムが開業。 ここでは、博多港の歴史などを紹介している。
ポートくん
1999年、博多開港100周年を記念してマスコットキャラクター「ポートくん」が誕生した。
展望室
展望室の高さは70m。 展望室からは博多湾をはじめ、福岡市街を一望することができる。
展望室
展望室からは博多湾をはじめ、福岡市街を一望することができる。 また、展望室の上階には、東洋信号通信社が運営する博多VHF海岸局「博多ポートラジオ」がある。 レーダーや無線通信などで博多湾を出入する船舶の動静を把握しつつ、水先人などに港湾の混雑状況や気象など航行に必要な情報を24時間体制で提供する国際海上VHF運営の受託業務を行っている。
記念撮影
博多ポートタワーとマスコットキャラクターのポートくんと記念撮影を楽しもう!
博多港には複数の埠頭があり、そのうちの1つが博多埠頭。 博多埠頭には旅客ターミナルがあり、ターミナルと併設する外食店・雑貨店などテナントが入っているのがベイサイドプレイス博多。 ここでは、A棟、B棟、C棟の3棟から構成。 施設はウォーターフロントの雰囲気を演出している。 総合プロデューサーは浜野安宏。 サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフを彷彿とするデザインであるとか。 1991年、開業。 博多どんたく港祭りでは、1日目の午前に開会の式典が行われる。 ここでは、レストランや物販店、アクアリウムなどがある。
ベイサイド肉博~にくパク~
2017年は3月の18日、19日、20日の3日間、ベイサイドプレイスの広場で、イベント「ベイサイド肉博」が開催された。 主に九州に拠点を置く肉専門のお店が一堂に会して、肉の美味しさをPRする。
ベイサイド肉博~にくパク~
2017年、イベントとしては3回目を迎えたといい、ステージでは市民がダンスを披露。 ブースでは、和はもちろん、フレンチ、中華など各店自慢の牛、豚、鶏料理が揃う。
1899年、博多湾に面した場所に開港した。 古くは、那の津、那大津、博多津と呼ばれていたとか。 博多津は室町時代、三津七湊の一つ。 日本最古の海洋法規集である「廻船式目」に、日本の十大港湾として記されている三津七湊の港湾都市の総称。 近年、博多港は九州地域の経済を支える中枢港湾として機能しており、外貿コンテナ取扱個数では国内第6位。 外国人旅客数およびクルーズ船寄港数は国内第1位。
博多の名物の一つといえば、もつ鍋。 そのもつ鍋を味わえる地元で人気のお店が、ここ「おおやま」。 店内は掘りごたつ式。 もつ鍋は1人前から、みそ、しょうゆ、水炊き風の3種類から選ぶことができる。 今回は、福岡観光を堪能すべく、九州ご当地名物コースをご紹介。 お通しは枝豆。
ポテトサラダ
ポテトサラダは、大分名物の柚子胡椒風味。
高菜。
高菜は、福岡名物の辛子高菜。
明太子
明太子は、福岡名物の博多辛子明太子。
馬刺し三種盛り
馬刺し三種盛りは、熊本名物(トロ・赤身・タテガミ)。
もつ鍋
もつ鍋は、福岡名物の一つ。 みそがおすすめ。 にらが豪快に入れられ、豆腐や野菜などが入る。
〆のちゃんぽん
最後の〆には長崎名物のちゃんぽん。
角ハイボール
お食事のおともにアルコール。 アルコールは、ビールや焼酎、日本酒、ワインなど種類は豊富であるが、その中からご当地角ハイボールの博多あまおうを選んだ。
多くの寺社が点在する承天寺通りに設置された門「ウェルカムゲート」。 2014年、観光客を寺社町エリアへと導くシンボルとして建設。 門扉の板材には太宰府天満宮の千年楠を使用、鬼瓦は大宰府の鬼瓦がモチーフ。 承天寺通りの旧町名は辻堂町で、仏堂の辻堂があったことに由来。 かつて承天寺付近に、博多と大宰府を結ぶ道の入り口「辻堂口門」が存在した。 辻堂口門は江戸時代、農村部と商人の町の境となっていたが、1889年の初代博多駅建設に伴い取り壊し。 「博多千年」の揮毫は太宰府天満宮宮司によるもので、「万年正續」は中国の禅寺・径山萬壽寺の住職が書いた。
博多千年門
萬壽寺は承天寺を開いた聖一国師が修行した場所で1242年に火災で焼失、博多より千枚の板を送ったとも。 2021年、博多千年門のキャラクター「せんねもん」が誕生。
かつて当地には博多駅があり、現在は九州での鉄道の発祥の地として親しまれている。 園内には九州鉄道発祥地として蒸気機関車の動輪がついた記念碑が建立。 1889、九州初の鉄道路線を開通させた九州鉄道は、初代の博多駅を当地に設置。 その後、博多駅は祇園付近に移転、1963、現在地に移転。 1965年、移転後、旧博多駅は出来町公園として整備。
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宗派は臨済宗東福寺派。 博多旧市街にある寺院の一つ。 1242年、大宰少弐・武藤資頼が円爾(弁円、聖一国師)を招聘して創建。 謝国明ら宋商人が携わったとか。 境内には仏殿「覚皇殿」、方丈、開山堂など。 新派俳優の川上音二郎や、宋で織物技術を学び博多織を始めた満田弥三右衛門らの石碑も。
承天寺境内にある石碑。 1242年、大宰少弐・武藤資頼が円爾(弁円、聖一国師)を招聘して承天寺を創建。 1241年、中国から帰国した際、製粉の技術を持ち帰った。 当時、多くの僧侶らが仏教修行のため博多(那の津)から中国へ旅立ち、教典とともに多くの書物と技術、そして次第に「饂飩・蕎麦・饅頭」なども持ち帰った。 羊羹の作り方も広まった。 日本最古の禅寺「聖福寺」では栄西禅師が茶種を持ち帰り、背振山に植えたのが最初といわれ「茶祖」と呼ばれた。
「博多祇園山笠」は福岡市博多区の博多部(那珂川と御笠川間の区域)で毎年7月に行われる祭り。 博多の総鎮守・櫛田神社の素戔嗚尊(祗園宮)に対して奉納される神事で、国の重要無形民俗文化財。 1241年、博多で疫病が流行した際、承天寺の開祖・聖一国師(円爾)は町民が担いた施餓鬼棚にのって、祈祷水を撒きながら町を清めてまわり、疫病退散を祈願してまわったことを発祥とする。 山笠の基「流」は、豊臣秀吉による「太閣町割り」が起源で、大陸貿易の基地として栄えていた博多の支配権を巡って大名らが博多の町を戦場とし、焼け野原となった。 島津義久が博多を撤退する際、町に火を放って全市を焼き払って薩摩に逃走。
博多祇園山笠
太閤町割りで東は御笠川、西は博多川を境に、市街は十町(約1km)四方と定め、その一区画を「流」と呼んだ。 この「流」が博多祇園山笠の千代流・恵比須流・土居流・大黒流 ・東流・中洲流・西流の七流となった。
あられ、煎餅、おかきなどを製造販売する専門店。 1929年、創業。 本社は福岡県直方市。 ミネラルウォーター「力水」は大相撲本場所で使用される。
山号は南岳山。 宗派は真言宗。 正式名称は東長密寺。 真言宗九州教団の拠点寺院(別格本山)。 空海(弘法大師)が唐での修行を終え帰国の途につき、806年に博多へ帰着。 滞在中、密教東漸を祈願し、本尊の不動明王像を彫り、一伽藍を建立したのが始まり。 多聞天、持国天像も自作とか。 寺院名「密教が東に長く伝わるように」が由来。 空海が創建した日本最古の寺とされる。 兵火に遭い再興するも、再度、兵火に遭い荒廃。 福岡藩2代藩主黒田忠之が、真言宗に帰依し大檀越となり、現在地に鐘楼・護摩堂・大日堂・本堂などを建立。
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1992年、大仏殿には日本最大級規模を誇る木造迦如来坐像「福岡大仏」を安置。 高さ約10m、重さ30トンの檜造。
ういろう伝来の地(石碑) 宗派は臨済宗大徳寺派。 山号は石城山。 開基は法弟月堂宗規。 石城は元寇防塁にちなむ博多の異称。 1316年、開基。 草創の寺地は博多湾岸の沖の浜にあり、遣明使一行が宿泊するなど対外交渉の一拠点。 天正年間に焼失、黒田長政入国後、現在地に遷座。 墓地には、黒田家重臣、博多の豪商である神屋宗湛、鎖国の禁を破り長崎で処刑された伊藤小左衛門ら。 また、ういろうの起源とも云われ、鎌倉時代に薬として伝えたのが始まり。
臨済宗妙心寺派の寺院。 日本最初の本格的な禅寺として知られている。 境内は国の史跡に指定。 山号は、安国山(通称は安山)。 1195年、日本の臨済宗開祖の栄西が南宋より帰国。 宋人が建立した博多の百堂跡に日本最初の本格的な禅寺(禅道場)を創建。 1204年、後鳥羽天皇により贈られた「扶桑最初禅窟」の額がある。 当初、臨済宗単独寺院であった。 開山の栄西が京都に建仁寺を開山したのち、建仁寺派となったが、黒田長政の命により、現在は妙心寺派。 室町時代、五山十刹に数えられた名刹。
茶の木(日本茶発祥)
日本最古の禅寺「聖福寺」では栄西禅師が茶種を持ち帰り、背振山に植えたのが最初といわれ「茶祖」と呼ばれた。 境内には「茶の木」が植えられている。
祭神は、大幡大神(櫛田大神)、天照皇大神、素盞嗚大神(祇園大神)。 5月には博多松囃子(博多どんたく)、7月には博多祇園山笠、10月には博多おくんちなどの祭事が行われる。 757年、松阪にあった櫛田神社を勧請したのに始まる。 松坂にある櫛田神社の祭神・大幡主神が天照大神に仕える一族の神であったことから、天照大神も一緒に勧請された。 境内の入り口付近には「櫛田の銀杏」と呼ばれる樹齢約1000年の銀杏の木が育つ。 「博多祝い歌」にも謡われ、県の天然記念物に指定。
境内
境内にはいろんな像が建立。
博多祇園山笠の飾り山
博多祇園山笠の飾り山が常設。 1960年に放送を開始した番組「走れ!山笠」を制作する九州朝日放送(KBC)が奉納。
博多祇園山笠の飾り山
山笠は前と後ろでデザインが全く違い、いろんな表情が見える。
博多べい
境内には、戦国時代にしようされた塀が現存する。 戦国時代、戦乱によって福岡でも随所で荒廃していた。 大坂城主となった豊臣秀吉は天下統一を成し遂げ、復興が始まった。 二度と災禍を繰り返すことがないようにとの願いを込め、博多の人々は焼けた瓦や石を塀に塗り込んで再利用したとか。 このような塀は、独特で「博多べい」と呼ばれるようになった。
明治時代の博多織の織元「三浦家」の町家(住居兼工房)を移築して復元。 明治時代から大正時代にかけての博多の暮しや文化を再現している「町家棟」の他、「みやげ処」「展示棟」の3棟で構成され、福岡市の指定文化財に登録されている。 また、博多伝統工芸(博多人形、博多張子、博多独楽、博多曲物)の絵付け体験ができるとか。
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福岡では古くから伝わる伝統工芸品が数多く、その代表格に「博多織」「博多人形」「博多曲物」「博多独楽」「博多鋏」「博多張子」「マルティグラス」「筑前博多矢」などがある。 「はかた伝統工芸館」では、福岡で古くから伝わる伝統工芸品の作品を展示・紹介している。
通称、川端商店街、上川端通、博多川端。 全長約400m。 商店街には約100の店舗が連なり、博多人形や博多銘菓、豚骨ラーメンのお店も。 アーケードには、博多弁番付が下がっており楽しみの一つとなっています。 博多祇園山笠の期間、唯一の走る山笠が展示。 広場「川端ぜんざい広場」では年間を通して山笠が展示。 11月16日から16日までの期間、大規模セール「誓文払い」瓦解される。 これは下川端の漬物屋を営んでいた八尋利兵衛が、大阪・蛭子市の誓文払いを参考に、他の店舗の賛同を得て1879年にせいもん晴れとして開始。 また八尋利兵衛は両国花火を参考に那珂川で花火大会を催し、西日本大濠花火大会となった。
ぜんざい「川端ぜんざい」が名物。 強い甘味が特長。 ここでは山笠期間外でも飾り山が飾られている。
商業施設。 2015年、リニューアルオープン。 1999年、下川端地区再開発事業によって「スーパーブランドシティ」として建設。 当時、トップブランド・高級ブランドが多数営業していた。 2014年、福岡アンパンマンこどもミュージアムinモールが開業。
大型複合商業施設「博多リバレイン」内にあり、九州最大級の演劇専用劇場。 歌舞伎・ミュージカル・商業演劇(座長芝居)など、月替わりで様々な演目が公演される。 座席数は最大1500席で九州地方では最大級。 演目により「廻り舞台」「花道」「袖花道」「奈落」「オーケストラピット」「鳥屋」などが設置。 演出の目玉である実物大ヘリコプターが設置可能な舞台面積に作られた。 舞台設計のコンセプトが「スーパー歌舞伎の上演」。 花道部分の天井内に宙乗りに必要な設備を備え付けている。 ミュージカル上演時は生オーケストラにより演奏が行われる。
博多をどり
毎年6月の歌舞伎興行の際、博多座の隣を流れる博多川で歌舞伎役者達による「船乗り込み」が行われる。 博多検番の芸妓総出「博多をどり」も公演。 初代博多座は川上音二郎一座が1910年、博多区で開設。
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平安時代、貴族、学者、漢詩人、政治家として活躍した菅原道真公。 忠臣として宇多天皇に重用され、寛平の治を支えたが醍醐朝では右大臣となるも、藤原時平の讒言(昌泰の変)により、大宰府へ大宰員外帥として左遷。 途中、当地に立ち寄った。 菅原道真公が博多に到着した際、鏡で姿を映した場所と伝えられ、そのときの鏡を神体とすることから「鏡天満宮」が造営。 また当地は唐の国へ渡る船の発着場所「渡唐口」の跡地。 中世、海は内陸に入り込んでいたため、大きな船を横付けすることができたという。 遣唐使によって、朝鮮半島や中国大陸との行き来が盛んになり、貿易の拠点となっていた。
1996年、複合商業施設として開業。 建築デザインは、米国人建築家ジョン・ジャーディ。 施設は7つの建物群から構成。 英語で「運河」を意味する「キャナル (canal) 」の名前の通り、地下1階には疑似運河が流れている。 コンセプトは、「緑」と「癒し」。 国内最大規模のユニット型壁面緑化が施され、緑化の樹種に排気ガスの吸着分解に優れる常緑ツル性植物などが採用されているとか。
サンプラザ噴水
約2500インチ相当の施設壁面。 ガラス面を活かした日本最大級の3Dプロジェクションマッピング、ウォータースクリーン、コンサートホール並みの音響、照明演出が楽しめる。
日本最大級の3Dプロジェクションマッピング
この日は、国民的人気を誇るEXILEのライブ模様が、壁面に映し出され、ファンのみならず、大勢の人が見入っていた。 また、ライブ模様が映し出されただけでなく、広場の噴水も、ライブの曲に会わせて変化。 豪快な音楽に会わせて観客と噴水が一つとなる。
古代、住吉神社とともにヤマト王権の国家的航海神として崇敬され、中世からは筑前国の一宮に位置づけられたとか。 江戸時代、現在の本殿は黒田長政による造営。 建築様式は「住吉造」で、国の重要文化財に指定。 また、境内から弥生時代の銅戈・銅鉾などが出土。 祭事は例祭の「相撲会大祭」など各種神事を伝えている。 主祭神は、底筒男命、中筒男命、表筒男命、天照皇大神、神功皇后。 かつて当社祭神の本地仏は薬師如来とされ、木造薬師如来坐像と眷属の十二神将立像は、住吉神社本地仏が東光院に移されたものであるとか。
えびす様
大阪の住吉大社・下関の住吉神社と並ぶ「三大住吉」の1つに数えられる。 また、一説によると、全ての住吉神社の始源であるとか。 航海守護神の住吉三神を祀る。 住吉神社は全国に2000以上分布しているが、一般には大阪の住吉大社がその総本社とされる。
日本庭園、茶室などがある公園。 1906年、博多商人の下澤善右衛門親正が住吉別荘を建てた跡地。 親正は父・尚正と二代にわたり、家業と並んで福博の発展に貢献。 「楽水」とは、親正の雅号。 戦後、旅館「楽水荘」として使用。 1995年、福岡市が池泉回遊式の日本庭園として開園。
開基は明光寺祖忠。 開山は加賀大乗寺の卍山和尚。 1696年、三代福岡藩主・黒田光之に仕えた立花実山が本寺を建立。 実山は、千利休の秘伝書「南方録」を広めた。 「卍山和尚語録」や立花実山の獄中日記「梵字艸」を所蔵。
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九州旅客鉄道(JR九州)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、福岡市交通局(福岡市地下鉄)が集まる一大ターミナル。 初代の九州鉄道の開業時より現存する九州最古の駅の一つ。 2004年、特急列車の発着本数は日本一であったとか。 駅名は、所在地の地名「博多」に由来する。 「博多」は、古代からの地名であり、中国唐代には貿易港として大陸にも「覇家臺」や「八角島」として知られたほか、明の兵法書武備志では日本にある三つの港の一「花旭塔津」として紹介され、江戸期には黒田氏が那珂川対岸に築いた「福岡城城下町」とともに栄えた。
黒田節の銅像
「酒は呑め呑め 呑むならば」で知られる黒田節。 黒田長政の家臣・母里太兵衛の姿がモチーフ。 手にした大杯を飲み干す様子が描かれている。
郵便ポスト
葉書や封筒を入れるために設置された郵便局の郵便ポストは、ハートの形をしている。 ここでは上に矢文が刺さって、天使は出された手紙の思いが届く様に見守っているという。 通称、エンジェルポストは福岡市在住の博多人形師中村信喬さんによる作品であるとか。
にわか
にわかに関するグッズやお菓子は博多駅や小倉駅などの主要駅などで販売。 「にわか」とは「にわか狂言」を略した言葉で、祭礼において種々の趣向を凝らした出し物が演劇化した即興の笑劇。 江戸時代、大阪・京都・江戸で流行した。 博多仁和加は、黒田如水・長政父子が播磨国一宮・伊和大明神の「惡口祭」を移入、藩政に資する手だてとしたことに始まる。 即興劇「段物」や「掛合い仁和加」「一人仁和加」が博多仁和加の主体。
博多仁和加
現在ではそれらの「落ち」の部分が独立した「一口仁和加」が主流となっているとか。 三味線・鉦・太鼓の出囃子で幕が開き、「東西、東西、鳴物をしずめおきまして一座高うはございますかなれど、不弁舌な口上ナ以て申し上げます」との口上があり、「半面」「ぼてかづら」の演者が登場する。 衣装は紙の張り子の鬘「ボテカヅラ」を着用する。 以後、博多仁和加は、福岡市指定無形民俗文化財に指定。
JR博多駅のビル最上階には、「四季」をテーマとする屋上庭園がある。 「天空の広場」は花と緑が美しく、子どもたちを乗せた「つばめ電車」が運行している。 また、鉄道神社が鎮座しており、鉄道神社へと続く表参道の長さは約50m。
鉄道神社のオブジェ
鉄道神社の境内には九州地方の形をしたオブジェがあり、7つの像が電車ごっこをしている様子。
展望テラス
最上階でもまたひとつ高い場所に設置された展望テラスからは、福岡市街を一望することができる。 福岡県のシンボルタワーである福岡タワーや博多ポートタワーをはじめ、付近にある福岡空港に離着陸する航空機も眺めることができる。
福岡の名物と言えば、やっぱり、魚。 ここでは、特製ゴマダレにあごだし汁をかけて食べる「鯛茶漬け」もおすすめであるが、海鮮丼も美味しい。
海鮮丼
窓辺から見える博多駅前を眺めながら、店内の落ち着いた雰囲気の中でいただく。
地下街。 マイング博多駅名店街、博多1番街と接続する。 愛称は、えきちか。 1964年、開業。 2011年、「食堂街一番街」は「博多1番街」としてリニューアルオープン。
博多もつ鍋、水炊き、刺身などを味わうことができる飲食店。 店内はカウンター席やテーブル席、座敷も。
定食も
ランチタイムにはチキン南蛮やチキンカツ、豚バラ生姜焼きなど。
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福岡市魚市場から直送される新鮮な魚介類を味わうことができる専門店。
旬の魚
アジやタイ、マグロなど旬の魚を味わうことができる。