
ノスタルジック!門司港
福岡ノスタルジック!門司港
九州の入り口のあたる北九州市の門司区。ここは、明治から昭和にかけて貿易でおおいに栄えた港町でした。神戸、横浜とならんで「日本三大港」の一つとして、国際的な貿易で重要な役割を担っていたそうです。ところが、戦後徐々に大陸との貿易が縮小し、次第に衰退していきました。 現在は、栄えた当時のレトロな洋館群が人気となり、北九州市を代表する観光スポット「門司港レトロエリア」として賑わいを見せています。どんな発見があるかな?楽しみです~~(*^^)v
門司港、第一船溜まりを中心として大正・昭和時代の古い洋館が点在していたり、飲食店や土産物店が集まるエリア。古いものと、新しいものが混ざり合った街…そんな印象の門司港レトロ地区です。てくてく歩いてでも十分に回れる距離の中に見ごたえあるショップなどがいっぱい! まずは、門司港第一船溜まり周辺のスポットを巡ってみましょう~♪
門司港レトロ海峡プラザ
レトロ地区の中心地に位置する海峡プラザは、北九州の海産物、お菓子、工芸品などのお土産店や、門司港の美味しいものが味わえる飲食店が勢ぞろい! 海辺にあるので潮風を感じながらお買い物が楽しめちゃいます。 *販売店10:00~20:00 飲食店11:00~22:00
バナナ?
実は、門司は「バナナのたたき売り」発祥の地とかで、バナナをモチーフにしたものがいっぱいあるんです。海峡プラザの前にあったのは、「バナナマン」と「バナナマンブラック」。間に立って<はいチーズ✌>できま~す(笑)
グリーンゲイブルズの「レトロバナナ」、コレおいしい~
海峡プラザの中にある洋菓子屋さんで試食させてもらいました。たっぷりバナナを使ったフィナンシェ!これはめっちゃおいしかったです。オススメ~。
門司港ホテル
関門海峡が目前の門司港のシンボルの一つ。イタリアの建築家によるデザインで、海にせり出す鮫をイメージして造られているのだとか。
門司港レトロ展望台
門司港はもちろん、関門海峡や下関までが一望できますよ!黒川紀章設計の高層マンションで、最上階の31階にある「レトロハイマート」からの景色が最高なのです。日が暮れてから登るとこれまた夜景がスゴイ!カフェもあるのでゆっくりときらめきを味わえます。 *10:00~22:00 (カフェは~20:30)、300円
海上レストラン「ファンキータイガーカリビアン2号店」
小さな湾のようになっている門司港とつながる船溜まりに停泊する焼きカレーとハンバーグがおいしいレストラン。ロバート・秋山のお父さんが経営されてるんですって。海賊船みたい!子供は喜ぶだろうな~。
レトロクルーズ
門司港レトロを海上から眺めたいならコレ!船溜まりから出発して海峡へでるミニクルーズです。また違った景色がみえるかも。日没後はナイトクルーズも! *所要時間20分 大人800円、小人400円
船溜まりと海峡の境目にある全国でここだけと言う人専用の跳ね橋。全長は108m。ここから先は大海原!ドーンと雄大な景色が展開されています。開放感ハンパない! 船が通過するため、1日に6回、20分間ずつ開橋します。 *10、11、13、14、15、16時~各20分間
「恋人たちの聖地」に認定
長いのが親橋(24m)、もうひとつは子橋(14m)…60°の角度でゆっくり上がり下がりします。 「恋人たちの聖地」という事でカップルも多いんだとか。
駅舎として初めて国の重要文化財に指定された「門司港駅」。 明治24年に建てられた、ネオ・ルネッサンス調の木造建築。ドイツ人技師による設計だとか。 駅員さんの制服も、鉄道が発祥した明治時代当時のレトロ調のもので、見ているとなんだかタイムスリップしたようです。 残念なのですが、2018年の春まで保存修理の工事中で駅舎はぐるりと覆われています…。
ノスタルジック!
駅構内はどこを撮っても絵になります。かっこいい! 今風の列車が入っているのが不自然なぐらいです…。
帰り水
洗面所の前にあるこちらの蛇口…「帰り水」と呼ばれています。駅が設置された当時からあるらしく、終戦後の復員や引揚げ者が故郷に帰り付き 安堵して喉を潤したお水なのです。 古いけれど、ピカピカに磨かれた洗面所もバリバリの現役ですよ。
幸運の手水鉢(ちょうずばち)
トイレ前には青銅型の手洗い器が…。こちらは、戦時中の貴金属供出をまぬがれた手水鉢と言ういわれから「幸運の手水鉢」と呼ばれているものです。慈しんでこれらの古く貴重なものを守っておられる門司の方々に感服しました。スゴイです!
ドリームギャラリー
駅舎修理中の工事用の壁にこんなステキなギャラリーが!門司にゆかりのある世界的デザイナー・森田恭通氏と、イラストレーター・黒田征太郎氏がタッグを組み、門司港の風景などをモチーフにした写真や絵画が飾られているんです。駅舎は見られないけど、思わぬ風景に出会えました。
一度訪れてみたかったところです!海側はド派手に黄色にペイントしてあるのですが裏はフツーです。 新海運ビルは、1930年頃 海運会社本社ビルとして船をモチーフに建設されたそうです。現在では、お洒落なカフェや雑貨屋さん、作家さんたちの拠点として人気が集まるモールです。
アーティストのアトリエ兼ショップ
個性的なセレクトショップが入っています。
絵になる廊下
細く長く続く廊下と高い天井。緑や茶色の木枠の窓…。古い学校を彷彿させるような懐かしさもアリ。
charm
ただただ愛らしい雑貨がいっぱい! ちっちゃな香水のビン風のチャーム!コレかわいい~💛手芸に使えそうなアンティークレースやボタンなどもいい感じ。 *2階、13:00~16:30(土日 は11:30~15:30)、定休日㈪~㈬
Between
シルバークレイとUVレジンで作られるかわいいちょこんとしたアクセサリー。 白を基調にした店内のディスプレイもステキ。ワークショップなどもされています。 *2階、11:00~17:00、定休日㈬&㈭
ish
色合いが美しく、存在感たっぷりなハンドメイドアクセサリーを販売。「和装にも合うんですよ」と店長さんがおっしゃっていました。 欲しいのがあったんだけど…買わなかった(後悔(p_-)) *2階、11:00~17:00、 定休日㈬&㈭
Bion Hugcafe~日音~
野菜と豆をテーマに地産地消を重視するカフェです。自然派の方にぴったりなかわいいお店です。 *3階、11:00~18:00、 定休日㈪and…
出征軍馬の水飲み場
1931年に起きた満州事変以降、日本各地から集められた軍馬はここ、門司港から大陸の戦場へ送られたそうです。もう二度と日本へ帰る事は無かったと言います。最後にこのお水で喉を潤し、船に乗ったのでしょう。馬たちの冥福を祈ると共に、戦争遺構として、大切に守り語り継いでいかなくてはと思えました。 マリンゲートもじのすぐ前です。
門司港出征の碑
馬と共に200万を超す兵士が戦地へと赴いていきました。その当時の写真がモノクロですが碑に掲載されています。 この地が、戦場への玄関口だったことを思い知らされますね。 軍馬の水飲み場と並んでいます。
マリンゲートもじ
ビルのすぐ前は、下関行きのお船が行き来する「マリンゲートもじ」。 下関のカモンワーフまで、5分で行けますよ。
昭和4年(1929年)に門司税関1号上屋(うわや)として西海岸に建てられました。設計は、国会議事堂を手掛けた大熊善邦氏。 幾何学形態を取り入れたアールデコ様式が特徴です。 当時は、大連や欧州航路など40もの航路が就航する国際旅客ターミナルでしたが、平成25年に改修され、現在は北九州港の歴史資料の展示や、映画関連の資料などが展示される交流施設となっています。
ホールの貸し出しも!
真っ白が美しい建物。 イベントホールは入場無料で貸し出しOKだそうですよ。 2階にはデッキがありました。当時はここから岸壁の船を見送ったそうです。
上の八角形の塔が印象的なビル。オレンジと白の色調もオシャレですね。大正6年(1917年)に建てられた大坂商船門司支店を修復したビル。現在は「わたせせいぞうと海のギャラリー」や、「門司港デザインハウス」などが入っています。 2階には、出光興産の創始者・出光左三氏が収集した絵画や、陶磁器などを所蔵する私設美術館になっています。
外国へ旅立つ人々のターミナルだった
当時、門司港から1か月に60隻の客船が、台湾、中国、欧州へ出向していました。ここは1階が待合室、2階はオフィスとして使われたいたようです。
わたせせいぞう海のギャラリー
懐かしいわたせさんのイラスト!北九州市出身なんですって。
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木造建築工法(ハーフティンバー様式)で建てられ、大小5つの切妻屋根が美しいこちらの洋館は、大正10年(1921年)三井物産の社交場として活用されていました。当時はVIPな方々を接待するのに使用されていたんですね。 1階はレストラン、2階は「放浪記」の作者で、門司出身の林芙美子資料館と、アインシュタイン夫妻が宿泊したと言うメモリアルホールがあります。国の重要文化財に指定されています。
玄関扉の上のステンドグラス⛵
重厚な扉に施されたヨットの模様のステンドグラス。港町らしくていい感じ。
アインシュタインも宿泊した
こちらがメモリアルホール。 大正11年に講演の為日本を訪れたアインシュタイン夫妻が泊まった当時のまま再現されています。
レストラン「三井倶楽部」
大正モダンな雰囲気のレストランになっています。焼カレーや、ふくの懐石がいただけます。
お庭にはバラ園が
建物のカラーにバラがよく映えていました。盛りは過ぎたようでしたがいい香りを漂わせ私たちを迎えてくれましたよ。
門司港に行ったら絶対食べようと思っていた名物「焼きカレー」。今回はこちらのcheeseさんでいただく事にしました。 cheeseさんでは、モッツアレラ、チェダー、パルメザン、クリームチーズの4種類のチーズを使った焼カレーが味わえます。お米は精米したてのお米を農家さんから仕入れているとか。カリカリに焼けたチーズと相性バッチリ!トロトロ卵がコクをプラスしています。ぜひお試しください。
こちらの建物の2階です
旧三井倶楽部の道を隔てた隣にあります。細~い階段を登って下さいね。
レトロな洋食屋さんみたい
窓からの光がさわやかな店内はレトロでおしゃれ❤ ブレスレットなどのアクセサリーなども売られてましたよ。
「焼きカレーMAP」
門司港には、他にも焼きカレーが食べられるお店がいっぱいあります。こちらの「焼きカレーMAP」を参考に食べ比べしてみるのも楽しいかも♬ 駅の観光案内所なふぉでもらえます。
cheeseさんからすぐのガラスアクセのお店。ライトダウンした落ち着いた感じのお店の中に、キラキラ光るガラスを使ったネックレスやピアスが…。流木やワイヤーを使っておしゃれにディスプレイされています。 商品はすべて店長さんの手作りだそうです。
繊細なガラスがキレイ
ハートに小さな羽がついていますね。並べてあるとホントかわいいです。 ストラップや、チョーカーなどもステキです。
国際貿易港として栄えた頃の面影を残す赤レンガ建築の門司税関は、明治45年(1912年)に建てられました。 イギリス積み工法で、壁の厚さが50cmもあるのだとか! 昭和初期まで税関庁舎として使われていたそうです。 入ると吹き抜けになっていて、天井が高~い!資料展示コーナーや、ギャラリーとして活用されています。2階には関門海峡を見渡せる展望室が…。
赤レンガが周囲の風景に映えます
外国にいるような感覚になる佇まい。シンメトリーが美しいです。
広々としたエントランス
こう言うシックで落ち着いた雰囲気…いいですよねぇ。休憩室の円形のソファーに腰かけて しばしのんびり。
大きな窓ごしに海を見る
2階からの眺め。門司港レトロや、関門海峡がきれいに見えます。
帝政ロシアが中国の大連に建てたドイツ風建築の複製。北九州市と、大連市の友好都市締結15周年を記念して建てられたそうです。 1階は中国料理のレストラン、2、3階は東アジア関連の文献や資料が所蔵された図書館になっています。 三角の屋根や、煙突が印象的です。
読書できますよ
図書館内は、実際に入って本を手に取ることが出来るんです。子供向きの絵本コーナーもありますよ。
1階の「大連あかしあ」(中国料理)
大連の味を素材、味付けなど、本場に忠実なスタイルで提供されます。新鮮な海鮮を中心とした塩味ベースの本格中華が楽しめます(^-^)
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地ビールの醸造所に作られたビアレストラン!船舶用品の倉庫だったビルを工房とレストランに改装されたそうです。 出来立てのおいしい地ビールを飲むならここです。 窯焼きのピッツァ、ゆでたてパスタなど40種類の料理が堪能できます。 2階の醸造所で仕込まれた地ビールは、「ペールエール」、「ヴァイツェン」、「ピルスナー」に加えて「門司港驛ビール」も。 また、季節ごとにスペシャルビールや、数量限定ビールも登場します!
石窯で焼きます
ビール酵母で発酵させるイタリア・ミラノ式の本格派窯焼きピッツアがオススメ! どのメニューも、ビールとの相性がとってもいいですよ。
ジンギスカンも味わえるよ
1階では、北海道ビール園スタイルでジンギスカンが楽しめる!家族や仲間とワイワイやるのもいいかもですね。
3階からはハーバービュー!!
門司港の夜景をおつまみに地ビールを飲む…ちょっといいですね。 オーダーメイドのイギリス製アンティークに囲まれながら心ゆくまで門司港の夜を楽しみましょう~。
山口県下関市と、福岡県北九州市を結ぶ関門橋。全長1068m、海面からの高さ61m、10ノット(時速18km)を越す海峡の潮流をまたぐダイナミックな姿は、まさに関門のシンボル! 昭和48年11月から供用がスタートしました。
下関まであっという間!
この橋の部分は「関門自動車道」と言う個別の高速道路。 ものの3分ほどで対岸の下関まで行けます。普通車360円。
めかりパーキングエリア
ここからの海峡の眺めも最高ですよ!!
「早鞆の瀬戸」と言われる関門海峡を眼前に鎮まる和布刈(めかり)神社は、200年(仲哀天皇9年)に創建された九州最北端の神社。(ここ、イチバン来たかった場所なんです~) 「新平家物語」によると、壇ノ浦の合戦前日、平家一門が勝利を祈願して願文を奏上したのがとか…。 めずらしい「和布刈神事」も一度見てみたいなぁなんて思っています。 万物に先んじて芽を出し自然に繁殖するワカメは幸福を招くとされ、新年の矛祝行事として昔から重んじられて来たのだそうです。県の無形文化財に指定されているんですって!
関門トンネル人道(門司側)
神社からすぐのところにあります。下関からこのトンネルを通って九州入りを果たしました!海底をゆくなんて、かなりワクワクしましたよ~(*^^)v *歩行者無料、自転車&バイク20円(乗車は×)、車 150円、 6:00~22:00
めかり神社二の鳥居
江戸時代までは「速人」社とか「隼人明神」と呼ばれていたそうな。 「早鞆(はやとも)」からきてるのでしょうか…。
本殿
比賣大神(ひめのおおかみ)、豊玉日賣命(とよたまひめのみこと)など五柱の神さまを祀っています。 近世末までは、毛利氏、細川氏、大内氏、小笠原氏らの崇敬庇護が篤かったとのこと。
海中の灯籠
海に向いた鳥居の先には灯籠が…しかも海中に建っています! 海峡の守護神として崇められている和布刈神社。入水された安徳天皇の魂を鎮めるためのものでもあるのかな。 真上は関門橋!ダイナミックなロケーション!!
和布刈砲台跡の碑
ここにもあったんですね、砲台跡…。下関側にもあちこちに見られました。いかに海峡を航行する船を狙ったのかが伺い知れます。
ふくのおみくじ
様々なお札やお守りに混じって張り子のふく型おみくじが…。色もかわいくてついつい試してみたくなります♥
和布刈神事
創建当初から続く神事で、毎年旧暦元旦(大みそか)の未明に、3人の神職がそれぞれ松明、手桶、鎌を持って海に入りワカメを刈って神前に供えるというもの。「和布刈」とは、この「ワカメを刈る」…が由来なのだそうです。
唐人墓
人道トンネル入り口の裏手に「唐人墓」といわれる慰霊碑が立っています。1863(文久3)年長州藩は攘夷戦を開始し関門海峡をゆく外国船を砲撃。その報復として翌年、イギリス・フランス・アメリカ・オランダの四国艦隊17隻が下関を砲撃しました。その際のフランス人水兵の戦死者慰霊碑です。フランス人宣教師によって建てられました。
おでん「若松屋」
人道トンネルの真ん前にあるお店「若松屋」さん。ここはおでんがおしいんです。博多華丸・大吉さんがテレビで紹介されたそうです。 安くて美味しくておでん、次回は食べるぞ!
下関から車で渡ってくると最初に見られるのがココ、和布刈公園。 関門海峡と門司港レトロの両方がきれいに見渡せる古城山にあります。上の写真は「めかり第二展望台」からの景観。関門橋側です。この贅沢な景色をひとり占めできるんです!夜景もきれいだろうなぁ~。
展望台からの眺望(門司側)
視線を左にやると門司港辺りが一望。ちょっぴりかすんでました。
有田焼で表現「壇ノ浦の合戦」
展望台の後ろには、青が鮮やかな長~いレリーフが。高さ3m、長さ44m、1400枚の有田焼の陶板を使って製作されています。陶板壁画としては日本一の大きさなのだとか!下関の赤間神宮にある「安徳天皇縁起図」を参考にしているそうです。
世界平和パゴダ
パ、パゴダ? 聞きなれないネーミングですが、パゴダとは、ミャンマー式寺院をさし、この公園内に国内で唯一とされるパゴダがあるのです。突如浮かびあがる仏舎利塔にビックリ!
仏舎利塔内部に安置されている仏さま
ビルマから来られた僧により、人々の幸福のため、また 日本とミャンマーの交友親善を図り、 第二次世界大戦で戦没した人の霊を供養しています。
ノーフォーク広場
大きな碇のモニュメントが印象的な広場。北九州市と姉妹都市であるアメリカのノーフォーク市にちなんで名づけられたそうです。
観潮遊歩道
ノーフォーク広場から海沿いをずっと歩くことができます。潮の香りを肌で感じ取れる遊歩道ですね。 時間が合えば、渦潮を間近で見られるかも!
関門海峡めかり駅~九州鉄道記念館駅間をつなぐ観光トロッコ型の列車。全長2.1km、時速15kmと言う日本一ゆっくり走る列車に乗ってみませんか?片道10分の旅に出発進行~! 通年営業ではありませんのでご注意を(*^^)v *片道 大人300円、小児150円
めかり駅
ブルーのフォルムに金色のエンブレム。大正ロマンあふれる門司港の町にぴったりな装いで走ります。 休日は行列になるほどの人気なのだとか!
トンネルに入ると…
アラ!不思議。車内の天井にお魚の模様が浮かび上がります。幻想的~(^^♪ ステキな演出に拍手!
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潮騒号の起点であり、JR門司港駅近くにある九州鉄道記念館は、鉄道ファンや、ちびっこたちでいつも賑わっています。 赤レンガ造りの本館では、九州の鉄道沿線を再現した大きなジオラマや運転シュミレーターを展示、屋外ではお子さん向きのミニ列車なども!
明治期に活躍した客車(実物)
客車の中に入ると、ナント畳敷き!当時は畳の座席だったんですね~。お人形が当時の様子を再現していて旅情をかきたてます。
おぉ~っ!なつかしい!
今はもうなくなってしまった歴代の特急列車や蒸気機関車が展示されています。車内に入れますよ!
マニアにはたまりません
前面に掲げられた列車のエンブレムですね。 小さい頃、駅に入って来る列車の姿を見て、例えようのないワクワクした気持ちになったことを思い起こさせてくれます。
ちっちゃいソニック(笑)!
九州と言えば「ソニック」ですよね。ミニ鉄道公園では、憧れのソニックに乗れますよ~。 他にも、「ゆふいんの森」や「かもめ」なども。
三宜楼(さんきろう)が建てられたのは昭和6年…木造3階建てで現存する九州最大の料亭の建屋、門司港レトロを代表する建築物です。 昭和30年頃に廃業してしまいますが、地元 保存会の熱心な保存活動の末、平成26年に補修工事を施し50年ぶりに営業となりました。 経営者の三宅家は、文化・芸能をこよなく愛されたそうで、大勢の文人や芸術家が訪れたと言います。 門司港の栄華の歴史を継ぐ「ふく料理」で舌鼓を…。
歴史を感じ取れる展示コーナーも
エントランスから入口へ。古き良き趣のある玄関。照明も抑えめでいい感じです。 1階には三宜楼の歩みを知る事が出来る資料展示があります。
「百畳間」と謳われた大広間
2階にある80畳の大広間。三宜楼のシンボル的な部屋となって現在も残っています。
和のおくゆかしさが随所に
他にも大小様々な部屋があり、欄間や、床の間、階段やいす、机に至るまで、調度品が当時のまま残されてます。
俳句の間
3階の俳句の間。高浜虚子がこの部屋で俳句を詠んだそうです。高台にあるので眺めも最高です。レトロ地区とは異なる風情の景観ですね。
実はランチもあるんですよ
お昼限定の御膳(1500円~)やカフェもあるので気軽に来店できそうですよね。 また、夕食は完全予約制となっています。会席料理やコース料理をゆっくり味わってみてください。
かつての花街…清滝界隈
三宜楼のある山手は門司の人々の生活の場。ここ、清滝はかつてたくさんの料亭が並び、多くの芸者さんが暮らしていたんだとか…。 ノスタルジックな路地裏には今も懐かしい感じの飲み屋さんや、商店が軒を連ねています。
魚住酒店(角打ち)
北九州名物の「角打ち」の代表的なお店、魚住酒店さん。おかみさんの絶品手料理がいただける人気店。コレ実は無料!魚住さんちのおかずをおすそ分けしてくださってるそうなんです。そんなシアワセほかにはないよね。