
水の都・松江に降る雨はご縁を運ぶ。縁雫(えにしずく)に会いに行こう!
島根水の都・松江に降る雨はご縁を運ぶ。縁雫(えにしずく)に会いに行こう!
まいどまいど! なんと、海産物のしじみの漁獲量が日本一。 島根県内にある宍道湖はしじみの漁獲量が日本一っちゅうっことで、松江市内には、しじみに関する博物館「宍道湖しじみ館」がありますねん。 ここでは、シジミに関連する商品が並ぶだけでなく、シジミの関する歴史や知識を深めることもできますねん。 日本でもここだけしかないしじみ専門の博物館。 いっぺん、行ってみる価値がありまっせ。 その他、市内には、松江市のシンボル松江城の天守閣が今も松江の町を守り続け、天守閣内部は見学することも可能。 また、新聞記者、紀行文作家、随筆家、小説家、日本研究家、日本民俗学者として活躍した小泉八雲のゆかりの地として知られ、市内各地には、小泉八雲に関連する碑や居住跡、博物館にゆかりの地も多数。 小泉八雲のゆかりの地を巡る旅に、新たな松江の街並みが見えてきました。 それは、縁雫という存在。 縁雫とは、松江市内に降る雨を松江市立女子高校生が命名したキャラクターのことで、「松江に降る雨はご縁を運ぶ縁雫」というコンセプトのもと、市内各地に雨粒型モニュメントが設置されてまんねん。 松江市の魅力を探しに行こう!
島根県内のお土産の販売を行っている。 お酒が試飲できる「李白酒造」の直営店や、「寿隆蒲鉾」直営の「笑寿庵」、島根県内の食品や土産物を扱う「ちげもん」があるとか。 店先には、「松江に降る雨はご縁を運ぶ縁雫(えにしずく)」というコンセプトのもと、雨粒型モニュメントが設置されている。 縁雫とは、松江市内に降る雨を松江市立女子高校生が命名。 古来より、日本海に面した島根県は縁結びの地として知られ、宍道湖に代表される水の都で、雨の似合うまちとして。 また、「松江市内に降り注ぐ雨は、こころをリセットし、あなたのもとへ素敵なご縁を運ぶ雨」との意味も込められているとか。
株式会社玉造温泉ゆうゆが運営する山陰自動車道のサービスエリア。 建物は松江城(上り線)、出雲大社(下り線)をイメージしているとか。
展望広場からは宍道湖を望む
サービスエリア内にあるパーキングそばには展望広場があり、ここからは宍道湖を望むことができる。 宍道湖の面積は日本国内で7番目に大きく、シジミ漁が盛ん。
秋鹿なぎさ公園の一角に位置する道の駅。 国道431号沿いにあり、施設内ではレストランや売店がある他、周辺の観光案内を行っている。
祭神は、佐太御子大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、速玉男命、事解男命、天照大神、瓊々杵尊、素盞嗚尊、秘説四柱。 佐太大神は、佐太御子大神と呼び、猿田彦神のこと。 佐太大神は「出雲国風土記」に登場する。 神魂命の子の枳佐加比売命を母とし、加賀の潜戸で生まれた。 かつては、神名火山(朝日山)の麓に鎮座していたとか。
新聞記者、紀行文作家、随筆家、小説家、日本研究家、日本民俗学者として活躍した小泉八雲。 1890年代に島根県松江市内で居住し、小泉セツと結婚した。 島根県立の中学校で教壇に立ち、英語を教えていたとか。 松江市内に長年過ごし、数々の実績を残した。 後年、小泉八雲の功績を称え、千鳥南公園では石碑が建立されている。
耳なし芳一
安徳天皇や平家一門を祀った阿弥陀寺(山口県下関市の赤間神宮)を舞台とした物語、怪談として知られ、小泉八雲の「怪談」にも取り上げられた。
しじみの漁獲量が日本一位の宍道湖。 ここでは、島根県内のお土産の販売をはじめ、しじみを中心とした商品が並ぶ。
シジミ展示館としじみ研究所
施設内奥では、日本で唯一のしじみの展示館があり、しじみに関する資料や松江市内の歴史の紹介を行っている。
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島根県内のお土産の販売、周辺の観光案内などを行っている。
日本の弁護士、政治家、国際オリンピック委員会(IOC)委員として知られ、日本の体育・スポーツ界発展のため尽力し、“近代スポーツの父”として慕われた岸 清一。 東京都渋谷区には岸記念体育会館、代々木に移転後も、岸の偉業は語り継がれている。 岸 清一の出身地である島根県の島根県庁前には「岸 清一」の像が建立されている。 除幕式が行われた際、アベリー・ブランデージIOC会長が参列し、「東京オリンピックの開催は岸の偉業である」と讃辞を述べ、彼の功績を讃えたとか。
松平直政
1601年、越前北ノ荘藩主・結城秀康の三男として誕生。 近江国伊香郡中河内で生まれたため、河内丸と名付けられた(のち国丸)。 家臣の朝日重政の下で育つ。 大坂冬の陣では真田信繁(幸村)とともに戦い。大坂夏の陣では忠直とともに戦う。 大坂の陣後、戦功を祖父・家康から褒め称えられた。 上総姉ヶ崎藩主、越前大野藩主、信濃松本藩主を経て出雲松江藩の初代藩主として知られている。
別名・千鳥城。 天守は国宝、城跡は国の史跡に指定されている。 日本さくら名所100選、都市景観100選に選定。 江戸時代、松江藩の藩庁として使用された。 明治時代、廃城令によって存城処分(陸軍省所管)となったため、天守以外の建物はすべて払い下げられ撤去された。 江戸時代の雛型が現存しているため、国宝天守では唯一。
堀尾吉晴
尾張丹羽郡御供所村(現在の愛知県丹羽郡大口町豊田、及び御供所)の土豪である堀尾泰晴(吉久、泰時)の長男として生まれた。 以後、尾張を統一した織田信長に仕え、間もなくその家臣の木下秀吉(豊臣秀吉)とともに各地を転戦した。 秀吉死後、徳川家康に接近し、石田三成や前田利家ら反家康派との調整・周旋を務めた。 関ヶ原の戦いでは東軍に与した。 松江城を建造し本拠を移した。
島根県松江市に築城された松江城周辺の堀川を遊覧できる。 松江城を囲むようにして作られた堀川は築城当時のまま残っているといい、周辺の城下町の街並みも川の上から楽しむことができる。
1877年、旧松江藩の有志により楽山神社として創建された。 祭神は、松平直政。 堀尾忠晴が朝酌村(松江市西尾町)に創建した東照宮の御神霊を合祀し、現在地の松江城山二之丸に遷座した。 松江藩の七代藩主松平治郷と、松江開府の祖堀尾吉晴の遺徳を称えて御神霊を配祀した。
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1903年、明治天皇行幸時の御宿所として建設された擬洋風建築の迎賓館。 ただし、日露戦争が勃発したことにより明治天皇の行幸は実現しなかったとか。 皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)が行啓し、当館を宿泊施設として使用した。
明治維新後、国難に殉じた旧出雲国・隠岐国出身の英霊を祀る。 1939、松江招魂社として創建・鎮座した。
松江藩の礎を築いた松平直政が勧請した神社。 名工・小林如泥作の木狐などを社蔵としているとか。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を記念する松江市立の文学館。 小泉八雲が実際に使用していた遺品をはじめ、書籍、関係図書・資料、妻セツの遺品などが展示、保存されている。
新聞記者、紀行文作家、随筆家、小説家、日本研究家、日本民俗学者として活躍した。 1850年、ギリシャ生まれ。 出生名はパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn) 。 ファミリーネームは「ヘルン」とも呼ばれていた。 これは松江の島根県立中学校への赴任を命ずる辞令に、「Hearn」を「ヘルン」と表記したことをきっかけに定着した。 1896年、日本国籍を取得して「小泉八雲」と名乗る。「八雲」は、島根県の松江市に居住していたことから、そこの旧国名(令制国)である出雲国にかかる枕詞の「八雲立つ」に因むとされる。
小泉八雲
小泉八雲記念館や旧居が立ち並ぶ一角に広場があり、像が建立されている。
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かつては武家屋敷が並ぶ城下町であったが、時代と共に減少し、現存する武家屋敷としてはここがおすすめ。 当時の武家屋敷をそのままに、内装は資料展示施設となっている。 母屋と中間の住居として用いられていた長屋と長屋門、ほかに裏門、庭園が現存し、建物は松江市の文化財に指定されている。 江戸時代、建てられたとされ、松江藩の中級武士の住居として使用された。 明治時代、漢学者の瀧川資言も居住した。 館内には刀、槍、薙刀などの武器、裃や化粧道具・お歯黒道具など武士の日用品が展示されている。
松江名物ぼてぼて茶が楽しるお茶のお店。 その他、島根県のお土産が販売されているが、2階は飲食スペースとなっており、出雲そばとしじみがセットになった「塩見そばとしじみご飯セット」などを楽しむことができる。
1779年、茶人で松江藩7代当主・松平不昧(松平治郷)によって、家老有沢弌善邸内に建てた茶室を主とする古庵。 一時、東京の松平伯邸に移されていた。 1928年、郷国出雲に返され、菅田庵に隣接した萩の台に建てられていた。 1966年、不昧150年忌を記念して、松江城を望むことができる塩見繩手の北堀町の赤山に移築され現在に至る。
塩見縄手にある武家屋敷のような外観。 奥には、天守を借景した日本庭園、伝利休茶室、家老屋敷と博物館の入り口があり、施設内は、島根県内の歴史と文化を展示、紹介、そして、観光案内を行っている。 また、さまざまな体験イベントも開催されるとか。 さらに、目の前で和菓子職人が腕を振るう和菓子の喫茶「きはる」がある。
博物館入り口
武家屋敷のような外観で、画面奥には玄関。 施設内は土足厳禁。
松江開府400年記念
過去に松江開府400年祭が開催されたといい、記念して、松江歴史館では石碑が建立されている。
松江歴史館にも縁雫
「松江に降る雨はご縁を運ぶ縁雫(えにしずく)」というコンセプトのもと、雨粒型モニュメントが設置されている。 縁雫とは、松江市内に降る雨を松江市立女子高校生が命名。 古来より、日本海に面した島根県は縁結びの地として知られ、宍道湖に代表される水の都で、雨の似合うまちとして。 また、「松江市内に降り注ぐ雨は、こころをリセットし、あなたのもとへ素敵なご縁を運ぶ雨」との意味も込められているとか。
大阪・天神祭、広島・厳島神社の管弦祭と並ぶ日本三大船神事のひとつ「松江ホーランエンヤ」。 舞台は、島根県松江市。 10年に1度行われる城山稲荷神社の式年神幸祭の通称となっている。 祭りの期間は9日間で、城山稲荷神社の御神体を載せた船団が大橋川から意宇川を通って阿太加夜神社に渡る渡御祭、阿太加夜神社において櫂伝馬奉納などが行われる中日祭、再び御神体を載せた船団が城山稲荷神社に還る還御祭の三つの祭礼から構成されるとか。 櫂伝馬船での「櫂伝馬踊り」は松江市指定無形民俗文化財に指定。 伝承館はホーランエンヤの起源、歴史を紹介している。
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