本州最西端で見た心おどる絶景<山口県~下関市・長門市・美祢市>
山口本州最西端で見た心おどる絶景<山口県~下関市・長門市・美祢市>
今回、山口県に初めて訪れました。本州の最西端が見たくて、京都から山陽道を西へひた走り…。そこで見つけた数々の風景があまりにも素晴らしくて脳裏に焼き付いて離れないほどです。 歴史の舞台に度々登場する下関市は、新しさと、懐かしさが混在しているような街。海岸線にあふれる自然美の宝庫、長門市。カルスト台地の神秘に富んだ美祢市。 人の温かさと、大自然のパワーで心が浄化されていくような気がしてなりません。そんな、夏の山口で見つけた絶景をご紹介したいと思います。しばし、お付き合いくださいませ。
公園の辺りの海峡は特に狭まっていて、潮の流れが速く「早鞆の瀬戸」と呼ばれているそうです。平安時代末期、最後の源平合戦~「壇ノ浦の戦い」が繰り広げられたのがここ。当初、優勢だった平家の船団でしたが、味方の寝返りと潮流の反転により次第に追い詰められ、とうとう滅亡しました。盛者必衰の理をあわらす…その栄華が散った地に立っているとなんだか、往時の情景が浮かんでくるようです。 また、幕末の攘夷戦で外国船に長州藩が砲撃をした砲台跡でもあります。 「日本の音風景100選」に選ばれており関門海峡の潮騒と、汽笛の音を楽しめる空間にもなっています。
壇ノ浦の合戦がここで
寿永4年(1185年)3月24日、源平両軍合わせて4000艘の軍船がここに集結したと言われます。 今は、ただただ静かな瀬戸なのにね…。
碇をかつぐ「平知盛」
平家の総大将、平知盛(たいらのとももり)。平家一門の最期を見届けた後、自らは碇をかかえて入水したと伝わります。「見るべき程の事は見つ 今は自害せん」と言う言葉を残して…。
軽やかに八艘跳び「源義経」
白旗をなびかせやってきたのは、源義経率いる源氏勢。6mも離れた舟へ飛び移ったと言う「八艘跳び」はあまりにも有名ですね。
安徳天皇入水の碑
清盛の妻、平時子(二位の尼)に抱かれ、わずか8歳で入水された第81代・安徳天皇。こうして、平家は滅亡したのですね。二位の尼の辞世の句碑がありました。 ~今ぞ知る 身もすそ川の 御ながれ 波の下にもみやこありとは~
長州砲のレプリカ
海峡を航行する外国船に砲撃した砲台跡。レプリカ5門のうち1門は、100円を入れると音と煙の演出が楽しめますよ!
ライトアップされるとこんな感じ♬
日が暮れると毎日こんなにステキにライトアップされます。
関門トンネル人道(下関側)
国道をはさんだ山側には、海底を歩いて渡れる「関門トンネル人道」の入り口が。歩行者は無料、自転車やバイクは20円(押して歩かなければなりません)、車は150円で対岸の北九州市の門司へ行けます。海底なんてなんかワクワクしませんか?徒歩15分、780mの海底散歩です。
海底の県境!
ここはれっきとした国道トンネル。昭和33年に開通しました。エレベーターで地下55mまで降りると対岸へと続くまっすぐな道が。 途中で福岡県との県境を迎えます。みなさん、止まって写真を撮られていました。
海底水族館?
サイドの壁にはお魚のシールが貼られています。ちょっとかわいらしいです💛 観光客、ジョギングしてる人、ちょっと門司までお買い物の人…いろんな人が行き交っていました。
山口県下関市と、福岡県北九州市門司区の間の関門海峡をつなぐ自動車専用のつり橋。全長1068m、海面からの高さ61m、10ノット(時速18km)を越す海峡の潮流をまたぐダイナミックな景観が素晴らしいです。昭和48年に供用開始となり、九州へのアクセスが便利になりました。
大型船が続々行き交います
瀬戸内海の航路として日夜、たくさんの船が航行しています。この橋を通る区間は「関門自動車道」と言う高速道路になっているんですよ。 通行料は普通車360円。
夕暮れ時がキレイ
橋の西側からの眺めです。そろそろ日が暮れる頃ですが、波が紫やオレンジ色に輝いてとても美しい景色を生み出しています。少しかすんだ関門橋が何ともいい感じなんです。
渡ってみた
関門海峡のシンボルとも言われる関門橋。実際に車で通行してみると、ホントすぐ渡れちゃいます。3分ぐらいかな?下り線にある「壇ノ浦PA」や、対岸の「めかりPA」(門司港IC以西からしか入れません)からの海峡の景色や、間近で見られる関門橋のダイナミックさはすごい!
潮流信号
海峡をゆく船の安全を守る海の信号機「火の山下潮流信号」。刻々と変化する早鞆の瀬戸の潮流の方向(W or E)や速さ(1~13ノット)、また流れの変化(↑ or ↓)を電光掲示板で表しています。
ずっと訪れてみたかった赤間神宮です。壇ノ浦の合戦で敗れ、わずか8歳で二位の尼と共に入水された清盛の孫である「安徳天皇」を祀る神社。 海峡を望む赤と白の巨大な水天門は、「波の下にも都はあります」と言う二位の尼の想いを映したものだとか。夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気になります。
水天門から見る関門海峡
海に散った平家一門の兵士たちを慰めるかのように海峡を向いて建っている門。太平洋戦争で焼失した赤間神宮を再建する際に、龍宮城をイメージした「竜宮造り」で造営されたそうです。安徳天皇が安産で有名な「水天宮」に祀られて水天神と称せられているため、この門は水天門と呼ばれています。
本殿
ご神徳は、水難除け、安産祈願、家内安全、開運招福、国家鎮護。強い気を感じる聖域となっています。幼くして亡くなった安徳天皇と、敗れ去った平家の無念さなのでしょうか…。
「耳なし芳一」を祀る芳一堂
小泉八雲の怪談の一つとなっている「耳なし芳一」、ご存知ですよね。盲目の琵琶法師・芳一の奏でる平家物語に聞きほれた平家一門の亡霊が、芳一の耳をもぎ取ったと言うアレですね。本堂の横手にひっそり建つお堂です。中には琵琶を奏でる芳一の像が。
平家一門の墓
そのすぐ横にありました。平家一門のお墓。質素な石の墓標がなんだか哀しさを誘いました。
これがホンモノの「平家蟹」
お守りが販売されているところにあった「平家蟹」の剥製。え~っ!イヤ、マジで顔です!雄と雌の2つが箱に収められているのですが、甲羅がにらみつけるような形相の顔に見えます!でも、思っていたよりもちっちゃい!
神宮の前の海峡守護の「碇」
海参道の入り口となる神宮のすぐ前(国道を挟んで)には、海峡の鎮めとして大きな碇が奉納されています。碇を背に幼帝と共に龍宮城へ旅立った知盛は、『碇知盛』として歌舞伎や、能に演じられています。このいわれをもとに こちら納められているそうです。
海沿いの国道9号線上に、一見見落としそうになる石標が。「平家の一杯水」…この地に伝わるこんな話があります。 壇ノ浦の合戦で深手を負って命からがら岸に泳ぎ着いた平家の武将が水たまりを見つけ飲んでみると、真水だったと言います。もうひと口飲もうとしたら今度は塩水になっていたとか…。
平家の悲しい伝説が…
碑のすぐ下の海岸には実際、清水が湧き出しているそうで祠が建てられていました。毎年元旦は若水として赤間神宮の神前にお水が供えられるそうです。
前田砲台跡
国道をもう少し東に進んだ北側の高台にある前田砲台跡。長州藩が攘夷実行の為に沿岸に築いた砲台の一つで、当時は20門の砲を装備していたと言います。文久3年(1863年)のフランス軍の報復攻撃で陥落、翌 元治元年(1864年)四国連合艦隊下関砲撃事件で連合軍に占拠されました。砲身などはすべて戦利品として敵方に奪われたそうです。
下関市のマンホール
やはり「ふく」でした。下関では「ふぐ」ではなく「ふく」と呼ぶんですって。ラブリーですよね。
標高268mの火の山は関門屈指のビューポイントです!「火の山」と言う名称は、かの昔 敵の襲来を知らせるために<のろし>を上げていたことに由来するらしいです。明治時代には砲台が置かれるなど要塞として活躍していたのでしょう。 無料の火の山パークウェイで山頂まで楽々いけますので是非、関門海峡の絶景を楽しんでみてください(^_-)
山頂展望台からの夜景★
駐車場から少し登ったところに展望台が!地平線まで街の灯が続く見事な輝きがそこにあります。もちろん、日中の景色も最高です。
ロープウェイでも登れます
山頂へはロープウェイも運行。片道4分、往復500円でパノラマビューです。 運行は3~11月となっていますのでご注意を。
戦艦大和の弾丸( ゚Д゚)
展望台のすぐ後ろにドーン!かなりでかいこの弾丸は、旧日本海軍が戦艦大和の主砲に使用していたものとか…。火薬の会社が瀬戸内海で火薬処理をしていた際に引き揚げたそうです。全長2mぐらいはあります。
戦争の爪痕が残っています
石造りの防空壕?かと思いきや、こちらは第4砲台の中にある観測所と、司令室だそうです。ここで、砲弾を発射する指令を出していたのでしょうか…生々しいです。
文久3年(1863年)、高杉晋作の発議によって殉国の志士の神霊を祀る招魂場が築かれたのがここ、桜山神社です。奇兵隊士らの手によって開墾、整地作業が施され 慶応元年(1865年)8月に落成したそうです。ご祭神は、吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞、入江九一ら国の柱となった総勢391柱です。
社殿(本殿)
こじんまりした本殿の内部には、松陰先生の像が安置されています。
明治天皇勅宣の碑
桜の木の下にあるこの碑は、昭和43年に明治維新100年を記念して建てられました。 「長門國櫻山招魂場を弔し給へる」と言う天皇の勅宣が刻まれています。
391柱の志士の招魂場
松陰先生から、名もなき奇兵隊の隊士に至るまでが等しく祀られています。身分を越えた新しい時代への理念が感じられる場となっています。
自販機…幕末の雰囲気ありますね~
神社の近くで見かけた自販機の側面に幕末のヒーローたちが!さすがです。
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船が行き交う海峡を目前に望む複合施設。レストランや、関門の海産物、お土産品店など多彩なショップが並ぶシーサイドモールです。すぐ横には唐戸市場もあり、下関ならではの珍しくておいしい食べ物がたくさん味わえます。 海沿いのデッキをのんびり歩くのもいいかも。
海峡が見渡せるデッキでのんびり
ぽってりしたふくのオブジェに誘われてデッキへ。海風が心地よいスポットです。ミニライブや、猿回しなどもここで行われるのだとか。
山口のお土産が勢揃い!
バラエティー豊かなお土産物も勢揃い。おもしろいなぁ~と思ってパチリ!「山口の偉人クッキー」(笑)
ジェラートイタリアーノ「バンビーニ」
イタリア製のジェラートマシーンで毎日お店で手作りしているとか。ビビットな色合いのフルーツ系や、濃厚ミルクがおいしかった~。
初めての「ふく」💗
1階の「魚重」さんでお手頃価格で販売されていた「てっさ」を購入。デッキでいただきました♡すごいうま味と歯ごたえのあるふく、あ~食べるのもったいなーい。
レンタサイクルありますよ
1階にある[サイクルピット240」さんでは、1日たったの600円でレンタサイクルができちゃいますよ。街乗りタイプからクロスバイクと、お好みに合わせてレンタルできるのもうれしいところ。海峡を自転車で走ってみては?
海峡ビアテラスは9/30まで!
「敦煌」の本格中華料理がバイキング形式で食べ放題、ビール飲み放題のビアテラス。 最高のロケーションをおつまみにワイワイやるのも楽しいでしょうね!
唐戸桟橋から「門司港」へ
海峡を渡るもう一つの方法…それは渡船。カモンワーフ裏の海沿いにある唐戸桟橋から人や自転車はこの船に乗って門司側へ行けます。所要時間は5分! あっという間の船旅です。 *大人400円、小人200円
「巌流島」へもアクセス可能
こちらの黄色い船は武蔵と小次郎の決闘の地となった巌流島への渡船。 10分で着けるそうです。
唐戸市場
下関や北九州の食通が足繁く通う卸売市場。お盆期間中と言うことで閉館しており入る事が出来ませんでした…ザンネン(-_-;)お寿司や、海鮮丼食べたかった~。
カモンワーフの国道を挟んだ真ん前の通りを入ったところにある長州屋台村。ココかなりオススメです!食文化が根付いた下関のおいしいものがいただける貴重な屋台が10軒ほど集まっています。イタリアンバル、居酒屋、和牛、麺類、中華、串揚げに焼き鳥に鮮魚…個性豊かな屋台で下関弁を聞きながらおなかと心を満たせます。
共用スペース①
各店舗でもいただけるのですがこの共用スペースに座るといろいろなお店のメニューの好きなものが選んで食べられます。注文はお店に出向いて頼むシステム。お会計はその都度各店舗で済ませても、最後にいずれかの店舗で一括でもOK!
共用スペース②
入り口入った通路に設けられたスペース。こちらも利用可 子ども同伴でもぜんぜん大丈夫ですよ~。
鳥料理とうどん「とり卯」
下関の人気店、うさぎグループプロデュースのお店。 「鶏(かしわ)うどん」が人気。
洋食「桜」
ゆる~い感じの店長さんが生み出すTHE☆洋食は懐かしく、そして新しい…そんなお料理です。息子がオムライスがうまい~とベタ褒めしてました。
smoke&中華dininng 「圭」
国内産の材料にこだわって作られた創作中華と、スモークのお店。どれも丁寧に作られたお料理で、特にちゃんぽんが絶品!!スープまで飲み干してしまいます。はんぺんや、サーモン、ふくのスモークはビールとあうあう!
焼き鳥「いち」
ボリューミーでジューシーな焼き鳥がいただけるいちさん。ソフトドリンクもけっこうお手頃価格でうれしいです。食べてなかったんですが、手羽先と、とんこつラーメンがおいしいとか。
城下町・長府にある 嘉歴2年(1327年)創建された曹洞宗の寺院。長府毛利家の菩提寺とされています。幕末には、三条実美(さねとみ)ら「五卿(勤王派の公家たち)」が潜居し、また高杉晋作が幕府恭順派政府の打倒を目指して決起したお寺としても知られています。 「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し」と称せられた晋作は三条実美らを前にして「これより長州男児の肝っ玉をご覧に入れ申す」と告げ挙兵、萩藩新地会所を襲撃しました。 この功山寺挙兵により、維新が大きく動いたと言っても過言ではないでしょう。この時の晋作の姿が「回天義挙銅像」となって悠然と佇んでいました。
総門
仏殿に続いて古く、室町時代の建造物だと考えられています。禅宗様の四脚門で、扁額には「海右第一峯」と書かれています。
山門
秋には紅葉が美しいだろうな~、と思いつつ山門までたどり着きました。 下関市指定文化財である山門は、二重櫓造りで安永2年(1773年)長府藩主 十代・毛利匡芳の命により再建されたのだとか。
国宝の仏殿
鎌倉時代に成立した禅宗様建築の典型的な建造物として有名です。入母屋造檜皮葺の主屋の周囲には、裳階(もこし)をつけた二重屋根…細部にわたってその特徴を示しています。
しあわせ地蔵さん
まだ新しいお地蔵さんですね。夏だからかな…ヒマワリを持たれていました。優しく微笑む表情に心が軽くなります。
お寺に湧く名水
お寺がある辺りの地下には豊かな水脈があり、境内にも湧き出しているそうです。「長府と寺の興廃の歴史を見守って壇具川へとそそいでいます」と説明文に書かれていました。
菅家は、代々 長府藩の藩医と侍講職を勤めたと言われる由緒ある家柄なのだとか。 藩祖・毛利秀元に京都から招かれたと伝わる菅家、長屋門は門戸の間口が武家のものよりも少し広く作られているそうです。
崩れかけた「練塀(ねりべい)」が時の流れを色濃く映す
菅家長屋門の練塀。伏せ瓦の真下に開けられたこの「格子窓」はとても貴重なものだそうです。 他の武家屋敷とは趣が異なる藩医さんの邸宅でした。
古江小路
菅家長屋門のある通りは古江小路(ふるえしょうじ)と呼ばれる練塀が続く道。 ここらへんがイチバン城下町の風情が残っているところみたいです。
切り通し
古江小路と共に長府の伝統的な景観を生み出している通り。 高低差のある塀が美しいです。
長府毛利邸
第14代の藩主・毛利元敏が、東京から長府に帰って来られた際に建てた邸宅。 明治34年に完成したそうです。 邸内にある池泉回遊式の庭園は、しっとりとした日本庭園の佇まいを感じさせてくれます。
長府藩武家長屋と壇具川
長府藩家老職だった西家の分家の一部を移築したもので、江戸時代後期の建築だそう。 清流、壇具川には錦鯉が悠々と泳いでいました。初夏にはホタルも飛び交うそうですよ。
功山寺の帰りに偶然通りかかって見つけたお店。 「縁起」の文字に惹かれて入りました。米粉を使用した縁起焼まんじゅうは、見た目よりもはるかにもっちもち!ホントにおいしいんです。そのままでもおいしいですが、トースターなどで5分ほど両面を焼いてカリッと感を味わったり、冷蔵庫でひんやり冷やしてもいいそうです。 縁起焼のいわれは、<八角形>は8方位からすべて良い運を引き寄せることができるそうで、おまんじゅうの中央には八角形の焼き印が押されています。ご縁がありますように…。
色目もかわいいでしょ?
赤あん、白あん、カスタード、よもぎ、チョコレートなどが定番。季節に合わせた旬のお味も登場するそうです。
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ホタルが有名な下関市豊田町に位置する温泉旅館。長府から1時間とちょっとで到着します。4軒の温泉旅館が川の両側に点在しています。今回はこちらの一の俣温泉観光ホテルさんにお世話になりました。山あいの静かなお宿で食事に、温泉にと癒されてきました。
源氏の湯&平家の湯
西日本随一の「超」がつく美肌の湯とか。泉質はアルカリ性単純硫黄泉で、滑らかでしっとりするとってもいいお湯でした。露天風呂や山々を見渡しながらゆったり浸かれる広さで開放感たっぷり!宿泊すると、姉妹店のグランドホテルのお風呂も無料で入れます。日帰り入浴も可(^^♪
海の幸・山の幸で大満足💗
レギュラー会席のコースです。アワビのステーキ、あぶりふくのお刺身、ノドグロの揚げあんかけなどなかなかいただけない食材がふんだんに使われたごちそうでした。山口県の「ソウルフード」と言われるしっとりわかめのふりかけご飯も絶品!
太鼓橋の下からカエルの鳴き声が…
館内のお風呂に続く橋の下から…ん?ケロケロとカエルの鳴き声が…でも、館内なんです。 橋の下を流れる水路が、戸外の水路とつながってるんですね。ビックリしましたが、ほほえましいです。
初夏には「ホタル舟」が出るそうです
豊田町の夏の風物詩となっている「ホタル舟」。ホタルが見られる時期限定のこのイベントは日本初だそうです。木屋川をゆっくり進む船から見る光の乱舞!幻想的なんでしょうねぇ。
豊田町の梨
20世紀梨の産地である豊田町では、8月下旬から9月下旬にかけて梨狩りが楽しめるそうです。
響灘(ひびきなだ)を見渡す海辺に建つ、本州最西端の道の駅。 豊北町で獲れた新鮮な魚介類や加工品、野菜や果物に至るまでの商品が所狭しと並んでいました。
夏真っ盛り!
ビーチ用品なんかもたくさん売られていてウキウキします。
漁師町らしい大漁旗
カラフルな大漁旗がたくさん掲げられていい感じ(^_-) 干物や、塩辛、佃煮などは地元のお母さんの手作りでとてもおいしそうでした。
かまぼこ、マジうまい!
有名な仙崎かまぼこも置かれていました。試食すると、魚の味がしっかりしています。おかずの一品になる高級かまぼこの味!ラインナップの数もすごいです。
海鮮丼!
併設のレストラン「わくわく亭」で味わえる海鮮丼。 イカやうに、ふくももちろん!
お食事処からの眺め
この贅沢な景色!角島が眼前に見えます。海って、ホンマずっと見ていても飽きないんですよね…。 夕陽も最高なんでしょうね。
テレビで紹介されているのを見て一目ぼれしてしまいました。 エメラルドグリーンの海の上に架かる1本の長い橋…H12年に開通した「角島(つのしま)大橋」、1780mの長さを誇ります。 ここはオキナワ?と錯覚してしまいそうになるその風景は、まさに絶景!少しお天気が悪かったのでベストコンディションな景観ではなかったのですが、それでも感動しまくりでした。たくさんの観光客が来られていて(お盆だったからね)記念撮影されていました。さらに、無料で通行できると言うのですからすごすぎです!
海士ヶ瀬公園
橋のたもとにある撮影ポイント。貝?を思わせるキラキラのオブジェがいい雰囲気を出しています。小さいですがお食事処や、売店もアリ。
さぁ!渡るよ~(^^)/
いざ!角島へ!横を見るべきか、正面を見続けるべきか…通り抜けるのがもったいないような気持ちになる風景です。 途中で橋が左へ曲がり、高くなっています。船が通るんですね。
しおかぜの里 角島
角島の海産加工品や、お菓子などのお土産が買える海辺のショップ。隣接されているレストランでは、新鮮なお魚が味わえます。道を挟んだところに海水浴場があるようで水着姿の方がいっぱいいました。
角島灯台
ナント!明治9年に初点灯。総御影石造りの洋式の灯台は今なおバリバリの現役です。上に登ることもできます。 周囲は「角島灯台公園」になっていて夕陽のビューポイントとして有名。
はまゆうの群生地があります
灯台からすぐのところにある、磯の石を積み上げて作った御室や石の鳥居がある「夢先明神」の辺り一面には、はまゆうが群生するそうです。はまゆうは、下関市の花なんですって。
角島テラス
2015年にオープンした開放感あふれるお店!灯台や、海を眺めながらのお食事が可能です。木村拓哉主演のドラマ<HERO>のロケ地にもなったそうです。海鮮BBQやピザ、いかめしに焼カレーとメニューも魅力的💗
特牛(こっとい)イカ
角島の沖で釣られ、特牛漁港に水揚げされた最高級Aランクの剣先イカだけが「特牛イカ」と呼ばれ高級ブランドイカとして県内外に出荷されるんだとか。 島のあちこちで幟を見かけました。美しいイカやね。
日本海を望む断崖に突如現れる123基の鳥居…知らずに行くとちょっとびっくりしますよね。 白狐のお告げにより、島根県津和野町の太鼓谷稲荷神社から分霊されたのだとか。(一般的な「稲荷」ではなく「稲成」。こちらは全国に2つしかないそうです。) ご祭神は宇迦乃御魂神《うかのみたまのかみ》。 アメリカのCNN(ニュース専門放送局)が発表した《日本の最も美しい場所31選》に、金閣寺や厳島神社と並んで選ばれたそうなんです!ふむふむ、うなづけます!
世界レベルの絶景
海の青と木々の緑、鳥居の赤のコントラストはなんとも言えない美しさです。 コンクリートですがすごく急な下り道なのでご注意を…。
123基あります
地元の漁師の方や遠方の会社の方が奉納された鳥居。約100mの参道です。京都の伏見稲荷大社を思わせる鳥居群です。
鳥居を抜けた先には
眼前に断崖!海! 崖をよじ登ってギリギリのところまで行けます。柵も何もないので正直、コワイですが…。コバルトブルーの海と、限りなく続く地平線に見とれてしまいます。
小さな仏さまがあちこちに
お地蔵さまや、魚籃観音さまがいらっしゃいました。 本殿も小さいですが上の方にありますよ。
「ナニコレ珍百景」にも認定
裏参道の出入り口に建つ5mの鳥居上部には、よく見るとお賽銭箱が。下からお賽銭を投げて入れば願いが叶うと言うことでチャレンジ!だが、入らず…。娘は2度投げて2度とも入りました(驚!)
龍宮の潮吹き
「龍宮の潮吹き」は、神社のすぐ西の断崖で起こる自然現象のことを言います。水面下の洞窟と連なった縦穴から海水が約30mも噴き上げるとか!その光景が天に昇る龍の様だというのでこの名前がついたのでしょうね。北風が強く波が高い日に起こるそうです。
東後畑棚田
日本の棚田100選に認定されている海を望む棚田。5月頃の夕暮れ、水田とイカ釣り漁船の漁火の調和がたまらなく美しいそうです。
深川湾を望む高台にある日帰り入浴できる施設。露天風呂からの眺めは素晴らしく、夜には漁船の漁火(6~8月)も見ることができるそうです。
日置(へき)すいか
この地方の特産品「日置すいか」。道の駅にもたんまり並んでいました。甘くて大きいのが特徴とか。
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長門市仙崎…山陰屈指の水揚げを誇る漁港を有し、市の漁業の中心になっています。 そして、この地は26歳でこの世を去った童謡詩人・金子みすゞの生誕地でもあるのです。残した詩は512編。 みすゞ通りにある「金子みすゞ記念館」では彼女の詩集や、本を展示しその軌跡をわかりやすく紹介しています。 生家では書店を営んでいたそうで、当時のお店の構えが再現されていました。
みすゞの部屋
実家の跡地に建てられたこの記念館は本館と、金子文英堂から成り立っています。こちらは文英堂の2階に設けられたみすゞさんの部屋(再現)。質素ながらも温かく、きちんとした彼女の本質が見え隠れするようです。
あら、フシギ?!みすゞの立体モザイクアート
見る角度によって3パターンの画像が楽しめるモザイクアート。学生の時のみすゞさんと、大人になったみすゞさんに会えます。何を使って作っているかと言うと…
かまぼこ板です~!!
名産の「仙崎かまぼこ」の板に色を付けて一枚一枚はめ込んであるんです!すごい! 地元の方々のみすゞさんと、郷土を思う気持ちが伝わってきそうなそんな巨大アートでした。
「大漁だ!」も2万枚のかまぼこ板!
有名な詩ですね。「大漁」の詩の世界観が見事にかまぼこ板で再現されています。 ~浜は祭りのようだけど 海のなかでは 何万の 鰯のとむらい するだろう~
あたたかな気持ちになれます
街の何かの施設の壁にもみすゞさんの詩歌が…小学生が描いたものかな?思い思いに好きな詩があるのでしょうね。 この仙崎地区の35カ所にこのように、ギャラリーパネルが設置されていてそこかしこでみすゞさんの優しい世界観に触れることができます。
「みすゞ潮騒」走ってますよ~
新下関~仙崎間を運行している観光列車。席が海側を向いていて、じっとキラキラひかる海を眺められます。
仙崎漁港にある 一見懐かしい雰囲気漂う喫茶店?と思しきお店。 いえいえ、ここは水揚げされたばかりのピチピチお魚がいただけるお食事処「白菊」さん。かつては、喫茶店だったであろう構えの店内にはあちこちにメニューが書かれた紙や板が…どれにしようか迷ってしまいます。
昭和レトロ感満載
きっと、昔はひと仕事終えた漁師さんたちの憩いのサ店だったんだろうなぁ。テーブル、いす、棚などあらゆるものから使い込まれたスモーキーさがあふれていました。妙に落ち着くんですよね…これが。
海鮮のみならず洋食も
軽食から定食までメニューの幅がかなり広い!お魚だけでなく、お肉のメニューもあるのが嬉しい。
しらす丼定食<刺身付き>
私はこれを注文。たっぷりのしらすときざんだレタスがのっかった丼、甘い目のかけだれがうまい!お刺身は、仙崎イカとヒラメ(高級魚!)他にもつくわつくわ…小鉢にいろんなおかずが盆からはみ出すぐらいついています。これはオトク!
刺身定食
娘はこちら。 ちなみに、アナゴ丼が人気みたいです。もう売り切れになってましたが。 「これも食べて~」とイワシの天ぷらを持ってきてくださったおじさん。その日の気分?で追加がいろいろ出てくるみたい(笑)
港が目の前!
本日の仕事はすべて終わったようで、仙崎漁港はがらーんとしていました。
みすゞさんが「仙崎八景」の一つとしてうたった王子公園。ここから、仙崎の町がこじんまり見渡せるその様子を詩に残しています。 ~わたしの町はそのなかに 龍宮みたいに 浮かんでる ~
春は桜がキレイです
桜の木がたくさん植えられていました。 現在は青海大橋で簡単に公園まで行くことができますが、橋が架かるまではこの100mほどの瀬戸を渡船が行き来していたそうです。
青海島(おうみじま)は、北長門海岸国定公園に属している景勝地。周囲40kmの島で「海上アルプス」と呼ばれるように、大自然が創りあげた断崖絶壁、洞門、石柱に奇岩などが連なります。 東側の通(かよい)地区は、かつて捕鯨で栄え 今も鯨ゆかりの地となっています。
青海島自然研究路(メモリアルロード)
海岸線に設けられた全長1.9kmの散策路。十六羅漢、変装行列など面白い名前がついた奇岩群巡りが楽しめます。案内板が至る所に設置されているので解説を読みながら見られます。 ホント、絶景!!
くじら資料館
通地区で行われていた「古式捕鯨」に関する資料などを展示、保存しています。 建物の上から大きな鯨さんがのぞいていますよ。 *9:00~17:00open、 大人¥200、小中高生¥100
古式捕鯨
毎年7月に行われる「通くじらまつり」では、大きなナガスクジラの模型を作って 江戸時代に行われていた古式捕鯨が再現されます。勇壮な捕鯨のシーンが見られるんですって!
ダイビングも!
青海島では、四季を通じてダイビングが楽しめるそうです!インストラクターさんがついてくれるので初心者でも安心💗 *長門市コンベンション協会 (0837-22-8404)
仙崎と青海島の観光拠点となっている複合施設です。かわいい親子クジラのモニュメントが目印(^_-) 海産物のお買い物ができるショップ青海島、引揚記念碑、みすゞ顕彰碑、観光船乗り場などがあります。
ショップ青海島
仙崎漁港で獲れたての新鮮魚介類や、干物、仙崎かまぼこなどが購入できるお店がズラリ!飲食店もありますよ。
海産物を販売するお店がズラリ!
仙崎のお土産ならこちらで!
おいしそう~
店頭ではおいしそうな香りが漂っています。サザエのつぼ焼きや、焼きたてのちくわ、イカ焼きもあったな~。ついつい寄ってしまいます。
青海島をぐるりクルージング
「海上アルプス」、青海島の彫刻美が海上から眺められる観光遊覧船。 島を一周するコースは1時間20分でお一人2200円。夕陽の時間帯がオススメ!
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名水100選に認定されている神秘の湧き水。別府弁天池は、カルスト台地の伏流水をたたえ、太陽の光に反射しコバルトブルーに輝いています。水質にも関係しているようですが。 山口県で1、2を争う水のパワースポットとも言われ 年間を通して摂氏14℃に保たれたここの湧き水は、日本名水100選にも認定されていて、飲むと長生きできると言う言伝えがあるとか! 池のほとりにあるお食事処では、名水で育ったマスのお料理が味わえるそうです。
せせらぎの小径を抜けると…
豊富な水量でマスの養殖なども行われていました。養鱒場の裏手の小径沿いにも清らかな湧き水が流れています。たどって進むとその先に池が!
ナニこの色!?キレ~イ!
くぎづけになるほどの美しさです✨ ぐるりと池の周囲を散策することができますが、どの角度から見てもこの「限りなく透明に近いブルー」が堪能できるんです。熊本地震の際にはこれまでにないぐらい白く濁ったらしいです。自然とのつながりを強く感じますよね。
弁天さんを祀る厳島神社
ここは、別府厳島神社の境内でもあって、その昔 灌漑に悩んだ長者が夢のお告げに従って弁天さんを勧請すると水が湧きだしたそうな。 ご神木の下部、空洞になっているところに小さな弁天さんがおられました。
名水100選のお水をいただく
駐車場近くに湧き水を汲むことができる給水所が設けられていました。浄財箱に100円を納めいざ!旅に出て現地のお水をいただくシアワセな瞬間💗長生きできるかなぁ~(*´ω`*)
美祢市のマンホール
萩が近いからかな、「夏みかん」も描かれていますね。「マス」に、町の花の「リンドウ」でしょうか。かわいいです。
国道316号線沿いにある美祢市の道の駅。 こちらには全浴槽にかけ流しの温泉が注がれた贅沢な日帰り入浴ができる「於福温泉」が併設されているんです。
サラダほうれんそうシャーベット
館内の「手造りシャーベット工房」では、季節ごとに種類が変わるシャーベットが人気。美祢の特産品、サラダほうれんそうを使った緑のシャーベット…私はいただいてませんが、けっこうな人数のお客さんが食べてられました。ちょっと気になりつつも…。
於福温泉
「全浴槽かけ流し」とはすごいですよね。神経痛、筋肉痛、関節痛などに効能アリとか。また、露天風呂は天然石を使ったトルマリン風呂だそうです。 *10:00~21:00open、 大人¥500、子ども¥250(良心的♥)
足湯でほっこり~
屋外にある無料の足湯。 けっこう大きいので一度にたくさんの人が入れます。旅の疲れが癒される~。