
カフェ列車に乗って丹後・天橋立&久美浜へ
京都カフェ列車に乗って丹後・天橋立&久美浜へ
「海の京都」、「もうひとつの京都」として注目されている丹後地方。コロナで府外で出られない時、「じゃあ、丹後へ行こう!」と思い立ち、JRで舞鶴へ。そこからは、ずっと乗ってみたかった丹後鉄道(丹鉄)のカフェ列車で京都の最西端・久美浜まで行ってみました。久美浜は「神の箱庭」と称される風光明媚な町です。 地元・京都のまだ見ぬ素晴らしい景色をたくさん発見してきましたのでご覧いただければ幸いです(#^.^#)
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「丹鉄」としておなじみの京都丹後鉄道。以前は北近畿タンゴ鉄道が運行していた路線をWILLER TRAINS(株)が引き継ぎ、府北部の丹波、丹後地域と兵庫県の但馬地域を走っています。 舞鶴市と宮津市を結ぶ”宮舞線”、福知山市と宮津市を結ぶ”宮福線”、宮津市~与謝野町 ~京丹後市~豊岡市を結ぶ”宮豊線”からなります。 天橋立の白砂青松をイメージし「松」をテーマにした観光列車が人気なんです。 普通運賃で乗車できる「丹後あおまつ号」、カフェ列車「丹後あかまつ号」、スイーツやランチなどが味わえるレストラン列車「丹後くろまつ号」で主に西舞鶴駅~天橋立駅間を運行しています。
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「丹後あかまつ号」に乗りま~す❤
深紅の車両が入ってきました。「あかまつ号」です。 西舞鶴駅から天橋立駅へ参ります。進行方向に対して海は右側。席は自由ですので先着順といった感じでしょうか。 アテンダントの方が丁寧に案内してくださいますよ。
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運賃+整理券で乗れます
今回私は一日乗車券を購入しました。いろいろな割引切符がありますので用途に応じて利用されるとよいかと…。 これに乗車整理券(550円)をプラスすればあかまつ号に乗れます。運行しているのは、月・木・金曜日と土日祝日で一日に2往復します。ネットで予約しておけばスムーズですよ。
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デザインは水戸岡鋭治氏
数々の列車デザインを手掛ける水戸岡さんがリニューアルを担当されたそうです。JR九州の「ななつ星」のデザインでも有名ですよね。 さすが!としかいいようのないステキな空間になっています。 このロゴもいい感じですよね。
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内装
木をふんだんに使った温かみある内装ですね。花柄や市松模様を取り入れたインテリアがカワイイ!ガイドブックや絵本なども自由に読めるようになっています。
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席のタイプはいろいろ
景色がゆったり眺められるソファー席やカウンター席、2人がけ、4人がけのテーブル席やベンチシートなどセレクトできるのがうれしいですよね。
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アテンダントさんのガイドもいいんです
2名のアテンダントさんが常駐されていて、ドリンクや軽食のサーブや丹後地方にまつわる伝説、観光スポットの案内などをしてくださいます。ワクワクが止まりません~。
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出発進行!
西舞鶴駅10:28発、丹後あかまつ1号出発です。終点の天橋立駅には11:45着。 1時間ちょっとの旅…満喫してきま~す。
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あかまつ号に乗る前にちょこっと舞鶴の街を歩いてみました。 大きく2つに分かれる舞鶴の街。西には城下町があり、赤れんが倉庫群を有する東には明治期、海軍の鎮守府が置かれていました。平成28年、文化庁が近代日本の礎を築いたとして、文化庁が定める日本遺産に認定されました。 「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 ~日本近代化の躍動を体感できるまち」 舞鶴のシンボル的存在でもある赤れんがパークは明治から大正にかけて建てられた赤れんが倉庫群の中にあります。日本に残るれんが建造物の中でも貴重な近代遺産なのだとか。 海辺にたたずむその姿はノスタルジックでかっこいいんです。
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映画のロケ地にもなったそうですよ
舞鶴といえば!的なスポットですよね。海軍カレーや肉じゃが丼など海軍さんならではのグルメもいただけま~す!
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赤れんが2・3・4号棟
手前の2号棟は明治35年建設。旧海軍兵器廠の倉庫として使われていました。現在は「舞鶴市政記念館」としてホールやカフェに生まれ変わっています。 舞鶴港を遊覧する船のチケットもこちらで購入できますよ。
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赤れんが3号棟「まいづる知恵蔵」
1902年に建てられた倉庫。終戦まで弾丸庫、小銃庫として使われていました。現在は、舞鶴のお土産などが並ぶ赤れんがショップの他、旧海軍ゆかりの展示などが行われています。海軍カレーやゆかりのグッズなど、バラエティ豊かなお土産が並びます。好きな方にはたまらないだろうな。
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コレ食べて♡「マイヅルプリン」
舞鶴のご当地プリン!市内にある”アメイロビストロアルルさん”特製の手作りプリン。 丹後ジャージー牧場のミルク、赤岩高原卵、北海道産純生クリームを贅沢に使ったプリンはとってもクリーミー! ビンには軍艦や赤れんがなど、舞鶴のモチーフがプリントされてるのもポイント高いです。お土産にいかが?
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赤れんがロード沿いの倉庫群
明治35年に建てられた3棟の倉庫。国が所有しており入ることはできませんでした。 赤れんがを敷き詰めた道は外国っぽくてなんとも風情があります。
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当時に思いを馳せる
「部外者の立ち入りを禁ず」とあります…いかめしい…💦 当時この中で一体何が行われていたのでしょうね。
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れんがの積み方
フランス積みとイギリス積みがあるって知ってました? 写真のように長辺と短辺の段が交互に並べられてるのがイギリス積みで、一段に長辺と短辺が交互に並べられてるのがフランス積みだそうです。
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赤れんが倉庫と桜
大きな大戦にも耐え、こうして現代にその姿を残し歴史を語る材料として私たちに大切なことを訴えかけてくれるれんが倉庫、そして桜…そのコラボは少し切なくも美しかったです。
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赤れんが博物館
隣接するこちらの博物館も見逃せません。世界の赤れんがが一同に集うれんが専門のミュージアムです。 建物は明治36年、海軍の魚形水雷庫として建てられました。現在は重要文化財に指定されているんですって。何気にスゴイ…。
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舞鶴東港
遊覧船乗り場がすぐそばにありますが、ここには海上自衛隊の艦艇がいくつか停泊していました。普段の生活の中では見ることのない光景…。 国のためにこうして日夜働いている方々に敬意を表したいです。
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ご当地マンホール
真っ赤が印象的なマンホールには赤れんがや鶴が描かれています。
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赤れんがパークからすぐのところにある海が望める高台の公園。桜やミツバツツジが咲く心地よい舗装された坂道を登っていきます。途中から滑りやすそうな石段がありますのでご注意! 元々、旧海軍要地だったところを公園にしたのだそうですよ。
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着きました!
10分ほど傾斜を登ると頂上らしき広場に出ました。散り始めた桜が風に乗って舞い、辺りを桜色に染めています。 トイレやベンチなどがありお弁当を広げるのもいいかもなぁなんて思っていました。
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港を見下ろすいい眺め
海風がここまで吹いてきてました。 舞鶴湾の青と周辺の山々の緑がキレイ✨ 正面にそびえる三角お山は「若狭富士」と呼ばれている青葉山です。
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赤れんがパークから東舞鶴駅に帰るときに通った全長110ⅿのれんがのトンネル。こんなところに??というシチュエーションなのでビックリします。 明治37年(1904年)に新舞鶴駅から舞鶴鎮守府間の軍港引込線として設けられ、兵員や軍需物資などを運んでいたそうです。なるほど~。 地震に強いとされる「イギリス積み工法」が用いられていました。
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現在は市民御用達の道に
自転車や歩行者の専用路になっています。中には横穴みたいなのがありましたがコンクリートでふさがれていました。 こちらも日本遺産に認定されているんですよ。 舞鶴ではそこかしこでこのような海軍の名残を見ることができます。
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さてさて、あかまつ号は「丹後神崎駅」を出て由良川に差し掛かります。もうすぐ日本海・若狭湾に出る河口。ここに架かる赤い鉄橋が「由良川橋梁」です。 大正13年に造られた鉄橋で全長550ⅿ、水面からの高さはナント、3ⅿ!すれすれを列車が走る光景は一枚の絵画のようで、空と海、川が一体になる光景が見られます。列車からも水の上を走っている?…フシギな体験ができます。
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あかまつ号減速
運転手さんのすぐ横まで行ってパシャリ!まっすぐに伸びた線路の両サイドは大河です。速度を落としてくれるのでゆっくり景色を楽しんだり写真を撮ったり…。 川岸からは、橋と列車を撮影している人もいるそうです。
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しばし水上を遊覧.....
車内からもキラキラ光る河面がきれい(*'▽') みなさん、思い思いに席を立ってきらめく車窓を見ています。
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由良川の穏やかな流れに癒されます
この辺りは丹後由良といい「安寿と厨子王」で知られる森鴎外の「山椒大夫」の舞台になった地でもあります。幼い姉弟の悲しいお話ですね。 近くに安寿が汐汲みした浜や、安寿姫塚などもあるそうです。アテンダントさんが物語を話してくださいました。
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あかまつ号のメニューは?
車内販売では地ビールやワイン、丹鉄オリジナルの丹鉄珈琲やおつまみが購入できます。季節限定メニューとして春ソーダなるドリンクも💛 また、ポストカードやクリアファイルなどのグッズもあります。お土産にどうぞ。アテンダントさんがおられるカウンターで購入してくださいね。
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甘口のワインで優雅に
天橋立ワイナリーの赤ワインをいただきました。一人で飲みきるにはちょうどいいサイズ感! 車内は多少揺れるので、ズレ防止のコースターも敷いてくださいます。うれしい心配り。
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いちごをアテに(笑)
舞鶴駅近くの産直店でゲットしておいたいちご。 景色を愛でつつほおばるいちご、おいしかった~。
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由良川橋梁を過ぎてはじめに停車する駅。ヨットの帆をイメージした造りになっています。カワイイ! 列車はこの駅で10分ほど停車。その間に周辺散策OKとのことでしたのでくり出してみました!
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ちょっとおさんぽしてみましょう
アテンダントさんに見送られみなさん、いそいそと車外へ。 青空に深紅の車両が映えます~。
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駅を出ると…
無人の改札を出るとそこにはカワイイカフェが!焼きたてのパンやプリン、丹後由良で育てられているオリーブの製品などが買えます。 そして、駅の前にはこんなステキな桜並木が。
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満開🌸
今を盛りと咲き競っているかのようでした。 近くには海水浴場や温泉、ハクレイ酒造など見どころがいっぱいです。
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「丹後由良駅」を出発しました。今度の見どころは”奈具海岸”です。次の「栗田駅(くんだ)」間は海岸線に最も近づく絶景ポイント。ここでは一旦停車してくれるサービスが! 白の巨石が海岸や断崖を造っていて、海の青とのコントラストがとってもキレイです。下を行くのは国道178号線。ドライブも心地いいんだろうなぁ。
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東側です
この日は本当に海が穏やかで水面が鏡のようでした。列車のディーゼル音だけが響き、旅情をかきたててくれます。
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宮津市に入りました
1時間ちょっとの観光列車旅もあとわずか。終点の「天橋立駅」はもうすぐです。
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日本三景、天橋立の最寄り駅になります。あかまつ号はここまで。久美浜駅へは”宮豊線”に乗り換えます。 列車の待ち時間に腹ごしらえとちょこっと観光へ!
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歩いてみるとこんな感じ
駅から10分ほど歩くと天橋立の約5000本の松が生い茂る並木道へ行けます。海水浴場で泳いだり、サイクリングを楽しんだりもできますよ。
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言わずと知れた…
展望台から見た景観は超有名ですよね。周辺には3箇所の展望台があり、それぞれ違う角度から見えます。龍が天へ昇るように、また、一直線に…。様々な景色を楽しんでください。 ①傘松公園 ②天橋立ビューランド ③天橋立雪舟観展望休憩所
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駅前の「松和物産本店」でランチ
駅前のお土産もの屋さんの2階にあるお食事処。こちらでランチします。 旬の岩ガキ!磯の香りがさわやかでおいしいですよ。
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あさり丼
天橋立でとれたあさりをふんだんに使ったあさり丼をいただきました。 たまごでとじてありなかなかボリューミーです。ふっくらしたうま味の強いあさり!お吸い物もあさり❤
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あっ!くろまつ号!
ホームに帰ると丹後くろまつ号が停車してました。こちらはレストラン列車。いつか乗ってみたいなぁ。
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宮豊線で「久美浜駅」を目指します
今度はクリーム色の列車です。フロント窓に「丹後」の文字が入ってます。 一路、久美浜駅へ。
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駅から歩いて5~6分のところにある臨済宗のお寺、知恩寺の文殊様にお参りします。日本三大文殊のひとつに数えられるありがたい仏さまに知恵を授かりましょう。 銅板葺き屋根の本堂はたくさんの参拝者でいつもにぎわっています。文殊さまは秘仏なのでお姿を拝見することはできません~。
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丹後地方最大の山門「黄金閣」
大きな赤い提灯が印象的な山門は明和4年(1767年)、宮津の名工・冨田庄次郎と、8780人もの大工さんによって上棟されたそうです。 再建の際、後桜町天皇から黄金を賜ったことからそう呼ばれるようになったとか。
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松の木に小さな扇子が?
たくさんの扇子があちこちの松の枝に下げられてます。これ、実は”すえひろ扇子”と言われるおみくじなんです。 吉でも凶でも境内の木に結んで帰るのが習わしとなっているそうです。キレイですよね。
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知恵の輪と廻旋橋
ボート乗り場のすぐそばにある石の知恵の輪燈篭。3回くぐれば頭が良くなるという言い伝えがあるんです。むむっ💦どうやって通るべきか…。 後ろの赤い橋は船が通るたびに90度旋回します。橋の上に係の方が待機されていて、橋が動くときは人の流れを止めておられました。この橋を渡ると天橋立へ行けます。
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ご当地マンホール
天橋立…股のぞきでみてみたいものです。
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門前にお店を構える四軒茶屋で購入できる「智恵の餅」。今回はその中の総本家ちとせ茶屋でお土産として買いました。 4軒の智恵の餅、食べ比べも楽しいかもしれませんね。
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必食!文殊名物「智恵の餅」
「智恵の餅」は鎌倉時代発祥と伝えられる由緒あるお餅。 こちらのお店は、操創業があ江戸時代!なんと、330年前から昔ながらの製法で伝統の味を貫いているのです。 皮ごとすりつぶしたあんこは食感が絶妙♡さぁ、賢くなったかな??
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丹鉄”宮豊線”は「天橋立駅」を出ると丹後大宮~峰山~網野を経て「久美浜駅」へ。乗車時間は1時間ほどでしょうか。 海からは離れて、車窓からは山間の緑や田畑が見渡せるルートを走行します。 丹後の人々の生活路線でもあるので、お買い物のおばあちゃんや、お仕事で利用される方も乗っていらっしゃいます。でも、どことなくのんびりしていて好きだなぁ。ガタゴトガタゴト…ここちよくゆられているうちに久美浜につきました。
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車窓からみる桜もなかなか
「与謝野駅」か、「京丹後大宮駅」辺りのホームで撮影。 窓いっぱいに桜!
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久美浜は昔「久美浜県」だった?!
駅らしからぬ重厚な瓦屋根を有する造りの駅舎。これは、”久美浜縣(くみはまけん)”の庁舎正面玄関棟を模して造られたのだとか。 明治元年、丹波、丹後、但馬、播州、美作地域を久美浜県と定めていたそうです。初めて知りました~。
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レンタサイクルで「くみいち」!
久美浜湾をぐるり一周する「くみいち」を敢行すべく駅でレンタサイクルを借ります。 駅に隣接する久美浜町総合観光案内所でレンタルできますよ。 電動式 1日/1500円 普通自転車 1日/400円 9:00~17:00
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手ごろなサイクリングコースです
「くみいち」とは、久美浜湾沿いを潮風を感じながらゆっくり一周するコースです。一周回っても15~16㎞ほど。平坦な道が多いので比較的楽チンです。 途中、酒蔵やジェラートショップに寄り道したり海に癒されたり…風光明媚な久美浜湾は今の季節、サイコーにキレイです。
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まずは海を間近に見たいなと思い、駅から久美谷川に沿って湾沿いに整備されている久美浜公園へ。駐車場も完備してますよ。 眼前に広がる波静かな久美浜湾、右前方には美しい山容の兜山(かぶとやま)が見渡せます。 久美浜湾のその向こうには雄大な日本海が!その境にあるの”は小天橋(しょうてんきょう)”と呼ばれる砂州です。日本海の季節風や波、海流によって運ばれてきた砂で作られたそうです。この辺りには温泉が湧き、旅館や民宿が並んでいます。
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西側方向
久美浜湾のクルーズ船発着場と観音山が見えます。 ここの公園はベンチもあり、ひながゆったりの~んびり過ごせそう。お気に入りのスポットになりました。
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久美浜を訪れたらぜひ立ち寄っていただきたいスポットのひとつです。 京都でいちばんの豪商だったといわれる稲葉家の大きなお屋敷で、明治18年から5年を費やし建てられました。麹の製造や、廻船業、公金預かりなどで財をなした稲葉家は、旧国鉄の宮津線の敷設や地域振興にも多大な貢献をされたとか…。敷地内にはその立役者・13代当主の市郎右衛門氏の銅像が立っています。無料で入ることができるので当時の生活を垣間見れますよ。 また、名物の「ぼた餅」に舌鼓を打ったり、陶芸やお香作り(有料)などの体験も可能なんです。
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天井高っっ!
登録有形文化財に指定されている母屋の土間。居間と一体になった吹き抜けだそうです。高さや広がりを感じます。 台所にはおくどさんがあってお土産なども売られていました。
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お雛さまが飾られてました
毎年1月から4月のはじめに開催される「久美浜雛祭」期間中は、稲葉家に伝わる御殿雛や、分家の東稲葉家のお雛さまなどが展示されます。横には花嫁籠も!空間が華やぎますね。
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縁側に座ってお庭を眺めるのもいいですね
土間の奥には中庭も。その向かいには奥座敷の「吟松舎(ぎんしょうしゃ)」があります。 江戸時代に建てられたこちらの建物では…↓
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丹後の名物が!
ばら寿司やぼた餅を味わってみては? お彼岸のお供えとして用いられメジャーな餅菓子、春は「ぼた餅」、秋は「おはぎ」とが呼ばれますが、こちらでは”飽き(秋)がこない”、ということから一年中「ぼた餅」と呼ぶそうです。 春にはいちごの入ったぼた餅もいただけます。 ばら寿司とセットになったメニューもありますよ。
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16代・佐野藤右衛門作庭のお庭
京都市にある円山公園のしだれ桜・桜守りとしても知られる庭師です。 久美浜湾をイメージしてるのだとか。自由で遊び心のあるお庭ですよ。
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久美谷川沿いのポケットパークやぐら公園
昭和初期に架けられた石橋でした。いい雰囲気です。 同じころ、町の消防組本部がここに建設されたそうです。平成になって解体されたようです。現在は火の見櫓を模したモニュメントが建てられています。
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久美浜公園から市街地を東へ。国道178号線に出ると左側に雄大な久美浜湾が出現。すぐそばを快走できますよ。右手には先ほどお世話になった丹鉄の線路が。運が良ければ列車が行くのに出会えます(本数が少ないので…)(^^♪ 「焼かき」の看板に誘われて自転車をとめました(サイクリングのいいところですね~!すぐとめられますからね💛)。 冬には間人(たいざ)産のかにが安く手に入るというかに専門店。訪れた4月の初旬はかきがもうすぐ終了するといった時期でした。駆け込みセーフ!!
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神の山とも呼ばれた「兜山」
前方に湾に浮かぶかのように山が見えてきました。兜山です。 久美浜には”神”がつく古墳や地名が数多く残っています。シンボルとなるこのお山もその一つ。 ”かみやま”がなまって「かぶとやま」になったともいわれています。
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一年でこのサイズに
店員さんがアツく久美浜のかきを語ってくれました。 久美浜と自然環境が似ている三陸から種かきを仕入れて一年で立派はかきに成長するそうです。その大きさにビックリします! 湾にはかきのエサになるプランクトンが豊富に存在するらしいのです。
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プリップリの焼きガキ
じっくりと火を通したカキは大きさそのままでジュワ~ッとエキスがしみ出てました。磯の香りがたまらなく、臭みいっさいなし。自然な塩味だけでおいしくいただけますよ。今シーズンは終了しました。
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次に見えてきたのは天保13年(1842年)創業の酒蔵「木下酒造」さん。銘酒「玉川」の蔵元です。イギリス人の杜氏さんがおられることでも知られていますね。 ここ、酒蔵直営店では蔵限定酒や季節限定の希少酒の販売や試飲などもされています。また、アルコール分をとばした地酒ソフトクリームや酒まんじゅう、オリジナル商品なども販売されていますよ。
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小さな杉玉が目印
純和風なたたずまいの正面。
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ライトアップされてキレイ✨
スタイリッシュな店内。 裏山の湧水を仕込み水に使用し、海産物にあう辛口の食中酒が主体なのだとか。
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試飲できます
「玉川」の由来は、川や湖を神聖化する習慣があった当時、すぐそばを流れる川上谷川にちなみ、「玉(とてもきれいな)のような川」から命名されたそうです。 試飲コーナーです。自分で小さなカップに注いで味見できますよ。くぅ~~っ、自転車じゃなきゃなー(+_+)
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地酒ソフトクリーム
ほんのりと米麹の風味がするソフトクリーム♡さっぱりです。
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久美浜を訪れたら必ず食べたくなる大人気!そらさんのジェラート。 遠くに丹鉄が行きかうのが見える田畑が広がる農村地帯、そらさんはその中にあります。 山小屋風のログハウスと牧場からなり、ここでフレッシュな乳製品が作られているんです。 ジャージー牛乳を使った乳製品の製造、販売と、併設の牧場カフェでは石窯ピッツァもいただけちゃいます。
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必ず立ち寄ってます
ジェラートは定番の味に加えて季節限定も!これに弱いんだよね~。琴引浜の塩や、地元産のいちごなどを使ったものも! 先払い式になっています。代金を払ってからジェラートやソフトクリームを選んでくださいね。
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外で食べるのがサイコーです!
店内での飲食はできませんでした。工房前にはベンチやテーブルも設置されています。 私はジェラートもソフトクリームも食べたいので「ソフジェラ」にしました。ダブルの値段で両方味わえますよ。オススメ!
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牧場を見学してみませんか🐄?
工房の右手には牧場があり、牛さんたちがのんびり過ごしていますよ。こちらにもぜひ行ってみて~。
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子うさぎがかわいすぎる🐰
お鼻をひくひくさせてエサをねだる姿にキュンとするんですよね。 かわいい子ウサギにはニンジンをあげることができます(有料)。
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兜山は徒歩20分ほどで登ることもできます。けっこうキツイ登りですが、頂上からの眺めは一見の価値あり! 勾玉の形をしている久美浜湾と、パッチワークのような田畑、そして、小天橋の向こうに広がる広大な日本海…「神の箱庭」と称される理由がわかるような気がしますよ。
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回遊型の木製展望台
頂上です!視界がパ~~ッとひらけました。山頂の北側にせり出すように造られた展望台は、京都府産の杉材を使用、自然環境と調和したデザインになっています。 このまま鳥のように飛んでみたい~と思わせる景色が眼前に広がりますよ。
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龍のように長く伸びる大明神岬
やや左手に見える細長い岬は大明神岬。神渡岬(しどみさき)ともやばれるそうです。久美浜は”神”がつく地名やスポットが本当にたくさんあります。 岬の周辺にはかき棚が浮かんでいます。この風景は「京都府選定文化的景観」に認定されているそうです。特に、夕暮れが美しいですよ。
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かぶと山公園キャンプ場
ふもとにはキャンプ場も。 この辺りに自転車や車を止めて登れます。
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何度か訪れている久美浜ですが、こちらは初めて!ずっと憧れていたお宿です。とはいっても宿泊するわけではありませんが💦(併設のレストラン利用なので) でも、一度は泊まってみたいお宿のひとつなんです。 兜山のふもと、湾のすぐそばの雑木林の中にたたずむHOTEL HORIDAY HOME。「暮らすように、泊まるホテル」をコンセプトに展開するのは、神戸に本社を置くBshop。 手を加えすぎていない雑木林には自然の木々や草花が見られ、小鳥や小動物が住まう豊かな土地…私たちの心や体もそんな自然に癒されること間違いなしです。 いなかのおうちに帰ってきたような感覚でゆったりのんびり過ごしてみたいものです。
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あこがれのホテル
ツタがからまりいい雰囲気じゃないですか?ここからもうワクワクしちゃいます♬
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建物もステキ
絵本から飛び出したかのような外観。ここは外国?と錯覚してしまいます。 6000坪もの広大な敷地に客室は4棟6室のみ。それぞれ独立していてコテージや別荘のような造りになっているのです。
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洗練された客室
写真は「スタンダードツイン」。家具の一つ一つはシンプルだけどとても洗練されていてスタイリッシュ。 窓からは林越しに久美浜湾の水辺が見えます。
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なんじゃもんじゃの木
「ヒトツバタゴ」とも呼ばれ白く可憐な花を咲かせる木。甘く優美な香りを放ちます。あまり目にすることがないのでうれしくなって写真を撮りました。かわいいお花です。
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早くも初夏のよそおいです
新緑と青空。これだけとっても久美浜へきてよかった~~!と感激する私。心豊かになれますよ。
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雑木林の真っただ中に静かにたたずむホテル併設のレストラン。やっと来ることができました~。 GWのさなかだったので人はとても多かったのですが、順番を待って入ることができました。 近海で捕れた魚介や、地元産の新鮮な野菜をふんだんに使ったお料理がいただけます。自然いっぱいのロケーションの中で、肩ひじ張らないおいしいお料理を味わってみては?
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雑木林の中の道を進むと
正面にBshop久美浜店、左手にはレストラン棟が。 緑が豊かで、まるで森の中で見つけたオアシスのようです。
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ガラス張りです
ホテルのレセプション棟に通じる細長いエリアは両サイドがガラス張りになっていて雑木林も久美浜湾も見えます。建物の中にいながら森で呼吸しているかのような気持ちよさを体感できます。
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どこからでも緑が見渡せます
レストランの入り口辺りからの眺め。小鳥のさえずりが心地いい~♪
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窓が大きく明るい店内
コロナの感染対策も兼ねてあるのかもしれませんが、席はほとんど外を向いています。並んでお食事するのも新鮮ですし、何より木々の緑を見ながら…というのが贅沢!
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春キャベツのあったかいスープとバゲット
ランチメニューの「お魚のランチ」をいただきました。 まずはスープと手作りのパン。 クリーミーで春キャベツの甘みがなんともおいしいスープでした。
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お魚ランチメインディッシュ
「鰆のレモンクリームソテー」。 丹後の春は鰆(さわら)ですね。淡白な白身にほんのりレモン風味のソースが絶妙にあいます。ズッキーニやたけのこ、スナップエンドウなど、旬のお野菜が彩りを添えてくれてます。
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イギリスの伝統的なスイーツいただきました
デザートに「イートンメス」というスイーツをいただくことに。 メレンゲのサクサク感といちごの甘酸っぱいソース、そして、ホイップクリームの甘さの調和がたまりません。コーヒーもつきます。 他にも、お肉ランチ、パスタ、季節限定のスイーツなども!
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Bshop KUMIHAMA
全国に27店舗展開のBshopも敷地内にあります。服や雑貨など暮らしのための上質な道具が並びます。 ホテルやレストランで使われているタオルやパジャマ、グラスなども販売されていますよ。
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森の溶け込むようなお店です
外から撮影。 どこを撮っても絵になります。
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海から吹いてくる強風にあおられつつも必死でペダルをこぎます。今のところ上り坂はないので比較的楽なのですが、風~~💦夏はちとキツイかもです。 そうこうしているうちに一周の半分きました。小天橋です。 ちょうど湾と海がつながる辺りでしょうか。 海沿いには「小天橋海水浴場」があり、周囲には旅館や民宿が点在しています。 小天橋は海抜1~2ⅿ、その幅はわずか300ⅿらしいです。住宅地もけっこうありますが、神社や海鮮丼のお店などもあって自転車でぷらぷらとお散歩するのにもってこいですよ。
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小天橋に着きました
進行方向は久美浜駅方面。 湾からの水路沿いの道路になります。 この辺り、江戸時代には船の出入りを監視していた船見番所があったそうですよ。
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8㎞続くロングビーチ
小天橋海水浴場!春の海ですね~。 「日本の水浴場88選」に指定されているそうですよ。夕日ヶ浦海岸までこのビーチが8㎞も続いているんです。 今年の夏は泳げるのでしょうか…。
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ワン岩と灯台
西方向に目をやるとゴツゴツした岩が…。岩まで歩いて渡れるそうですよ。まだちょっと早いか~。
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浜に咲くかれんな花
春の浜辺でよく見るうす紫のかわいいお花…ハマダイコンだそうです。海風に耐え咲く姿になんだか勇気をもらえるのです。
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ブルーな湊小橋
真ん中がぐーんと高くなっている橋を発見。さしずめ船が通ることを見越した橋なんでしょうね。橋の向こうには海辺の風情ある家並みが続いていました。 階段をのぼって渡るようになっていますよ。行ってみよう!
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小橋の上から望む湾から海への水路
おぉ~~!いい眺め(*´ω`*) 水戸口というそうです。写真の左手が海とつながっているところです。 珍しい景色ですよね。必見です。
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浜幸さんでむしやしない♡
小腹がへったので小橋のたもとにお店を構える「浜幸」さんへ。 こちらは海鮮丼がおいしいお店とのことでしたが”さば寿司”の幟に魅せられた私は迷わずさば寿司を注文。 たっぷり盛られたピカピカのさば寿司!見てください! いい加減に〆られた肉厚のさば、甘みを感じる酢飯との相性がバツグンです。大葉がはさんであるのでさっぱりいただけます。
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さきほどの久美浜公園のちょうど対岸になるのだと思います。風で波が立っていますね。日が傾いてきて湾をキラキラと照らしています。 この辺りには、いくつもの桟橋やテラスが張り出していて風情ある景観を作っています。
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夕日に照らされた桟橋
チャプチャプと波の音だけが聞こえてきます。 こんな京都もあるんだな。地元なのに知らない景色がまだまだたくさんあることになんだかワクワクしてました。
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久美浜温泉湯本館
久美浜温泉を日帰りで楽しむならこちら。100%かけ流しはこの広い露天風呂で堪能したい。 現在は休業中ですが、落ち着いたらぜひ訪れたいな。
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開祖は行基菩薩の真言宗のお寺。伏見天皇の勅願寺で奈良時代から1300年脈々と続く海沿いの名刹です。 厄除けや願い事を叶えてくださる祈願成就の寺院としても知られています。訪れた季節はお花が咲き乱れ参拝が2倍も3倍もありがたい時期でした。 住職さんによる「花説法」も人気なのだとか。
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山門(仁王門)
海からすぐのところにある山門。なかなか出会えないシチュエーションにうれしくなってしまいます。 両側には赤く塗られた金剛力士像(仁王さん)が。
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花がいっぱいの境内
今年は季節のお花がやや早く咲き始めているようで桜は盛りを過ぎていましたが、次に咲くミツバツツジが満開。さらにシャクナゲも開花していました。あちこちで様々な山野草もひっそり花を咲かせていましたよ。 なんと贅沢なお参りでしょうか。
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手水舎にもお花が
いたるところにお花が…心遣いに和みます。
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不動堂と六角堂
珍しい造りの不動堂。和・唐・天竺の三様式を融合させた日本唯一の重層宝玉造りなのだそうです。 中には弘法大師の爪彫とされる日切不動尊が祀られています。 絵馬の奉納は六角堂へ。
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カワイイお不動さんのおみくじ
最近よく目にする張り子タイプのおみくじ。お不動さんのもありました。キッとにらみをきかせてますがかわいいです(笑)
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桜とミツバツツジの競演
本堂の周囲もミツバツツジやツツジ、山野草に囲まれ色鮮やかでした。 こちらには、ご本尊・十一面観世音菩薩が祀られています。
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シャクナゲも見れました
うすいピンクや白のシャクナゲも色を添えていました。こんなにたくさんのお花に迎えられるなんて…。
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奥の「珠山千年石の庭」も見てくださいね
キレイに手入れされたお庭には季節の山野草が咲き乱れています。 お花には手書きのネームプレートがあり名前も知ることができます。 紫や白のミヤコワスレが満開でした。
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つつじ観音さま
観音山の旧境内の石段に使われていた石を敷き石にした「花とやすらぎの庭」にそっとたたずむ観音さま。左手にはミツバツツジを持っておられます。優しい笑みを浮かべ私たちを癒してくださいますよ。
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お大師さんおめかし
かわいいですね。椿の花でおめかししてもらっていたお大師さま。参拝する方々の優しさがうかがえる光景です。
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ミヤコワスレ
小さいけれど凛としたその姿になんだか励まされます。
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スズラン
久しぶりだなぁ~。本当にかわいくて妖精が隠れてるんじゃない?なんて思ってしまいます(笑)
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久美浜イチのパワスポとして人気の神谷太刀宮さん。久美浜駅から徒歩数分のところとは思えないロケーションにまず、ビックリ!こんなところに森??ですよ。 丹波に派遣された皇族の一人で四道将軍の丹波道主命(たにはみちぬしのみこと)を近畿で唯一お祀りしている神社なんです。神社名はこの神さまが持っておられた宝剣”国見の剣(くにみのつるぎ)”を祀っていることから太刀宮と呼ばれるようになったとか。(”くにみ”は久美浜の語源にもなっているそうです) また、巨大な磐座がいくつかあり、古代の祭祀場の跡だったといわれています。
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本殿(京都府指定文化財)
入母屋造りの檜皮葺きでこの辺りでは類を見ない建築様式なのだとか。 社殿に施された彫刻も見ごたえがありますよ。 注目していただきたいのは拝殿の後ろ…市道を挟んだその先です↓↓
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道を挟んだ向かいには…
石段を上った先には八幡さまを祀った祠。そしてその後ろは鬱蒼とした森と、巨岩群が!しめ縄がかけられた磐座がドーンとそびえています。 ここは、古代の祭祀場でつい最近まで女人禁制だったそうです。
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北極星信仰☆
古代、天文台としての役割があったとされるこちらの磐座。 南北に割れ目ができています。この割れ目の延長線沿いには北極星があり、古代の人々は神として崇めたといいます。 自然に出来たものなのか、人工的なものなのか…。いづれにせよ神秘的な場所であることは間違いないでしょう。
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太陽信仰☀
細い石段をさらに登った先にはこれまた小さな祠があり、すぐ前には磐座の中心になる石(ヒールストーン)が。 そのすぐ右の磐座には東西に割れ目があり、通り抜けられるようになっています。 夏至の日、兜山山頂からのぼった太陽の光がヒールストーンに差し込むそうです。人々はこのようにして季節を知り、稲作などを行っていたそうです。
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星と太陽を信仰する祭祀場だった
このように磐座は意図的に配置され、太陽や星など天体を神として信仰していたことが伺えるのです。 なんともロマンティックですよね。
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本殿の奥も要チェック
恵比寿神社や川裾神社、稲荷神社と様々な神さまの祠が点在しています。
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京都の料亭”和久傳(わくでん)”が創設した施設。実は創業地はここ、京丹後市なのだとか。明治3年に初代・和久屋右衛門が料理旅館をはじめ、後に京都市内に「高台寺和久傳」、「紫野和久傳」が誕生。故郷であるこの地に食品工房を立ち上げる際に和久傳ノ森が造られました。 こちらでは、和久傳謹製のお菓子をはじめ、ここで収穫された食材を使ったお料理が味わえます。 また、建築家・安藤忠雄氏設計の美術館では安野光雅氏の繊細な絵も堪能できますよ。 森を感じながらふ~っと深呼吸しにいらしてください。
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絵本の一ページのよう
森の小径を抜けると芝生の中に一本道が。和久傳ノ森への入り口ですね。正面がレストラン、右手が安野光雅さんの美術館になっています。
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創業地に森を…
創業の地に森を、をコンセプトに植物生態学者・宮脇昭氏と共にこれまで56種3万本の木々が植樹されたそうです。 雑木林のように様々な木々が生き生きを育っているのをそこかしこで目にします。さまに、初夏の今、新緑がキレイです。
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森の中の家 安野光雅館
真っ黒の杉板が貼られた建物。あの世界の安藤忠雄氏設計だそうです。 この日は安藤氏のトークショーが催される日だったようでスタンバイ中でした。 景観に溶け込む印象的は外観ですよね。
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優しくなれる美術館です
昔から大好きな安野光雅さんの絵。淡く、繊細なんだけどどこかあたたかく、それでいてユニークで…絵本を夢中で見ていたあの頃に戻ったかのような時間が過ごせました。大人にも、小さな子供にも愛された安野光雅さんは昨年亡くなられましたね。追悼の思いを込めて鑑賞させていただきました。 そうそう、入館記念にと安野光雅さんのイラスト入り桑の葉茶をプレゼントしていただきました。
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工房レストランwakuden MORI(モーリ)
MORIはイタリア語で「桑」をさすのだとか。「森」とかけて命名したのが安野光雅さんだったそうです。 こちらでは和久傳の伝統的な味が楽しめますよ。
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併設のミュージアムショップ
入ってすぐのコーナーでは安野光雅さんの作品に親しめる雑貨やお菓子などがスタンバイ。 絵本もたくさん並んでいました。子どもたちが手に取ってみている光景がステキでした。
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お土産にどうぞ
和久傳のちりめん各種。安野光雅さんのデザインパッケージがかわいいんです。 ついつい手に取ってみてしまいます~~( *´艸`)いろいろあって楽しいです。
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和久傳の味を
季節ごとに変わるメニューもあるそうです。森を慈しみながら和久傳の味に舌鼓を打ってみては?
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シンボルツリーの「桑の木」
MORIの前にある桑の木です。和久傳では桑をお茶にしたり、レストランのメニューに加えたりしているそうですよ。 京丹後はこの桑の木が良く育つ土壌なのだそうで、その葉を食べる蚕を養蚕し、高級絹織物の産地として栄えた歴史的な経緯がありますね。理にかなった木…なのですね。
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