
目指せ富山ブラック!北陸富山~金沢弾丸ツアー
富山目指せ富山ブラック!北陸富山~金沢弾丸ツアー
ある日突然富山のグラックラーメンが食べたくなりました。ブラックラーメンというのは回転寿司の「北陸富山かいおう」でも提供されている特徴あるラーメン。岐阜から富山って、車で行っても遠い地域なんですね。今までも高速道路で通過することはあっても、駅前はもちろん街を歩いたこともありません。今回は車ではなくあえて毎度お馴染みの「青春18きっぷ」で行けないものかと検討すると、何とか日帰りで往復可能。せっかく北陸へ行くのですから駅近くの観光スポットを巡り日帰りで周遊して戻るという弾丸プランを作りました。時間の制約が厳しいですが、それだけに密度が濃く、それなりに楽しめたのでした。
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富山ブラックは元々塩分を補給するという意味があり、本来は白飯と同時に食べると調度良いのだそうです。現在でもスープが塩味が強いのはその名残り。富山ブラックの伝統を引き継いでいるわけです。真っ黒のスープの下には想像以上の焼豚が埋没していて食べ応えたっぷり。サイズは麺の量違いで3種類。富山ではきっと他にもいろいろ食べるでしょうから「小(並)」で充分。
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富山駅前で頂きました
本来やはり本店へアタックすべきですが、1月3日の当日営業してるか不明だったし時間の制約もあったので駅前の支店で頂きました。
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食堂街はこの中に
広いスペースの中心に特産品土産ショップがあり、その周囲を飲食店が囲むスタイル。雰囲気はデパ地下を想像してもらえばいいかも。地域の特産品が一通り揃っています。
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白えびも食べたかった
ブラックラーメンを食べてしまったのでこちらはおあずけです。同じ店舗にあれば一つ注文して分けれるんですけどね。
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今回は青春18きっぷを使用します。青春18きっぷとは簡単に言うと0時から24時までJR全線利用可能なフリーきっぷ。このきっぷを最大限に活用するため始発で出発し終電で帰着する企画を計画。予定では富山に11時40分に到着し、金沢を18時30分に出発すればギリで日帰り可能。この間約7時間。富山~金沢間は約1時間必要。待ち時間も差し引くと残る約5時間半が流動的な自由時間となる。これを何処に振り分けるのかが旅の工夫の見せ所。 時系列の詳しい道順と地図及び写真はこちらへどうぞ→
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JR岐阜駅からスタート
JR高山本線、5時38分発の高山行に乗ります。この列車は高山まで直通する貴重な便です。途中何度かすれ違いや追いぬかれ等で何度か停車します。
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列車は313に似たキハ
この列車は元々武豊線にいたんですよね。2015年、武豊線が全線電化を記念して車両が高山本線にやってきました。
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下呂で停車
追いぬかれかすれ違いか忘れたけど、下呂で数分間停車しました。
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高山到着
8時44分、列車は高山に到着。次の猪谷行きは9時39分発なので55分の待ち合わせ。
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古川で停車
9時39分発の猪谷行きに乗る。今度の車両は何とロングシート。新しいのは良いが勘弁して欲しい。途中、古川で少し停車。
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猪谷で乗り換え
10時46分、猪谷に到着。次は10時50分発の富山行き。ところでこの駅からオレンジ色のJR東海から青色のJR西日本に。
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ようやく富山に到着
11時40分、岐阜で列車に乗ってから6時間以上かけてようやく富山に到着しました。
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高岡に移動します
富山でブラックラーメンを食べ、路面電車に乗り終えてた後。13時47分発のとやま鉄道で高岡へ。富山~金沢間は第三セクターの為18きっぷは使用できません。
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高岡に到着
途中、ハプニングがあったものの、14時23分に高岡到着。高岡では2時間弱滞在し、16時15分発の金沢行きで金沢へ。
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いよいよ帰路につきます
金沢で食事した後、18時30分。福井行きに乗車。思いの外混んでいてもう少しで座れないところだった。
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福井で乗り換え
20時2分、福井に到着。乗り換えは隣ホームでなく一つ向こうの島だったので焦りました。20時10分発、敦賀行きに乗車。
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敦賀で乗り換え
21時00分、敦賀に到着。乗り換えはまたしても隣の島。もう少し考えてくれないものかね。21時10分発、長浜行きに乗車。
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長浜で乗り換え
21時50分、長浜に到着。22時57分発、大阪行き快速に乗り換え。今度は車両が充分に長いので歩いて余裕で乗車できた。
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米原で乗り換え
22時11分、米原に到着。今度の乗り換え待ちはやや長い。のんびり構えてたら大阪からの電車が来て一気に人が増えた。22時38分発、大垣行きに乗車。
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大垣で乗り換え
23時11分、大垣に到着。帯の色もオレンジに戻って、ようやくホームに帰ってきたと実感。23時16分発、豊橋行きに乗車。
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富山でのもう一つの楽しみは路面電車に乗ること。最初はライトレールに乗るつもりだったが、環状線の方でも同様の車両があったのでこちらを利用することに。乗ってみると線路のメンテが良いのか振動も揺れもない快適乗車。このような乗り物こそ岐阜市内に欲しい。1乗車200円。
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富山駅乗り場
向かって右側の乗り場が環状線。ここから乗車して市内を回って再び戻ってきます。
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出入り口はワイドオープン
出入り口の段差も少ないし、扉はワイドに開くし。乗り降りしやすい構造。でも、冬は寒いかも。
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広くないが皆が座れる座席
恐らく多くの乗員を想定していないのかな、限りなくノンステップバスのような感じ。連結部も充分な広さ。
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こちらも乗ってみたかった
新型もいいけど、こちらの旧型にも乗りたかった。残念。
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途中の車窓で富山城を
環状線に乗ると途中の車窓に富山城を見ることが出来ます。
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当初はこちらの電車に乗るつもりでしたが、行って帰るだけの線だし、終点まで行くと時間が足りなくなるので迷ってました。車両自体は南口のCENTRAMと同じみたいです。
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切符売り場
申し訳ないけど、まるで宝くじの売店みたいな切符売り場。
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金沢新幹線の開通を睨んで改築したんだろうね。とりあえず新幹線部分は間に合ったものの在来線部分はまだ改築途中。なので南北を連絡するのに狭い通路を歩く必要がある。それから、現在乗り入れている在来線は新幹線と高山線のみ。駅の殆どは第三セクター扱いになっている。18きっぷで改札を通る度に妙な顔をされ、きっぷをジロジロ見られました。
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真新しい駅構内
昔の駅舎を知ってるものですから、これが富山駅だとは全く思えないのです。全てが新しい感じ。
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賑わう新幹線口
コンコースに新幹線の改札が直結しています。
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食べたいのはヤマヤマだけど
富山といえば新鮮な海のネタ。握り寿司ってのはわかってるのですが、諸事情でもって辞退です。資金が足りないと決して言いません。軽く食べれる回転系があればいいのに。
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可愛いスペース
手前が富山鉄道、奥がタクシーの案内ブースになります。案内所というより係員を展示してるみたいに見える。
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南北の地下通路
正直言って不便。駅が完成する頃には便利で明るい南北コンコースが出来ることを期待してます。
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レンタサイクル
駅や市内のあちこちにはサイクルステーションがあり、一定の手続きをすれば30分以内の利用は無料。ただ、よそ者にとって手続きが壁になっている。
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トイレの表示
これで男性トイレの表示。よく見ればわかるけど、パット見わからんて。
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薄っぺらな信号機
雪が積もる地方に増えてる超薄型の信号機。しかも横ではなく縦セット。
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有名な高岡大仏です。大昔ここに来たらしいのですが全く記憶にありません。大仏と呼ぶにはやや小振りのような気がしますが、お顔がいいんじゃないでしょうか。高岡大仏の敷地は特に何も囲まれてないフルオープン。24時間365日無料で拝むことが出来ます。
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大仏の下で参拝できます
大仏様の下には観音様がズラリ並んでいます。
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首だけの大仏様
1841年に作られた大仏で、1900年に首から下を焼失したそうです。現在大仏下の丁度裏側に展示されています。
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自分の鐘の音を確認しよう
首だけ大仏様の右側には十二支の鐘が下がっています。実は全て音が異なります。ご自分の音を確認しましょう。
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自称日本三大仏
大仏ナンバーワンが奈良で次が鎌倉というのは定説。問題は現在空位になっている三番目。各地で自称三番目を主張してるようです。
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本堂で気がついたことが
ここに来て御朱印帳を忘れたことに気が付きました。ペラを頂いても良いのですがやはり帳面に直書きの方が良いと思い、惜しいかな次の機会ということに。
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土蔵造りの建物が両側に立ち並ぶ通りにやって来ました。小馬出町から守山町まで続くストリート。2階の窓を見ると土蔵そのもの。ただ、1月3日の当日はほぼ全ての店鋪がお休みで、誰も歩いてませんでした。おかげで思う存分写真を撮れたのは痛し痒しですね。
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小物のお店「はんぶんこ」
土蔵のような展示室には陶器や木製品もありますが、特に金属製品が面白いんですね。金属で出来たミニテトラポッドが可愛かったです。
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土蔵に見えますね
展示室は広々として天井が高く、まるで土蔵のような感じ。
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金属小物が面白い
中でも金属製の小物が数多くありました。金属の素材って触るとほっとするんですね。
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赤レンガの建物
赤いレンガの立派な建物。富山銀行本店だそうです。
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誰も居ないのですが
丁度天気も良かったので風景的にはバッチリです。
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残念ながらお休み
仕方ないですよね。まだ正月ですもん。少しくらい開いていてもいいのにね。でも正月か。
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あちこちに土蔵があります
基本元から土蔵だった建物もあれば、復刻したような建物もあり混在しています。
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看板に歴史あり
建物ばかりでなく看板にも目を向けると歴史を感じる看板があちこちにあります。
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高岡駅自体はすごく立派な駅なんですね。北陸新幹線が開通したからといって在来線を第三セクターにしなくてもいいのに、とは勝手な言い分。少なくとも18きっぷユーザにとってはメリットが無いのです。
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駅前地下商店街がある
駅外に出るとガランとして何も無いように見えますが、実は地下商店街があり、同時に交差点周囲を結ぶ地下通路になっています。慣れない方には分かり難いかもしれませんね。
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無料漫画コーナーがある
地下の一角には無料で漫画を読めるコーナーが有り誰でも利用することができます。
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キッズコーナーも充実
お子様をキッズコーナーで遊ばせておきながら漫画を読めばいいのですね。
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一本奥の路地には
高岡駅から出て左の道路、その一本奥路地は飲み屋街。夜に通ったらきっと別の顔になってるのでしょう。
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風来坊発見!
名古屋や岐阜でお馴染み、元祖手羽先の風来坊があり驚きました。遠く離れた高岡にも進出していたのですね。
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次は金沢です
16時15分発の金沢行きが出るまであと5分。写真なんて撮ってる場合ではありません。ホームに降りたら時間ギリギリでしたが、しっかり座席を確保できました。
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歩いていて偶然見かけた神社。近くまで行くと案外大きな神社みたいなので立ち寄ってみることに。鳥居をくぐると正面にどぉーんと拝殿が建つ立派な神社でした。ここでは旅の無事をお願いしておきました。
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立派な狛犬
堂々とした立派な姿です。なめらかに見える表面を触れて来なかったのでわかりませんが、石か陶器か、あるいはブロンズ? とても気になります。
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地元密着型の雰囲気
傍から暫く見ていると地元らしき方が次々に参拝してゆきます。
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お偉いさんみたいです
拝殿の両側には大きな坐像があります。二牛野神と記されてありますが、正直意味が良くわかりません。
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もしかして天満宮系?
お馴染みのエンブレムとウシ様がいらっしゃることから、もしかして天満宮系なのでしょうか。
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高岡コロッケとは、コロッケ消費量が多い高岡のコロッケという意味。例えば「三島コロッケ」のように中に入っている具に必ず地元の特産品を使用するような縛りは一切無く、高岡市内において創意工夫して作られた様々な具やサイズ形状のコロッケを総称して「高岡コロッケ」と呼ばれているようです。ちなみに写真のコロッケは豆腐コロッケ。コロッケなのにさっぱりした惣菜のような味わいでした。
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こちらはエビカツです
繰り返しますが、1月3日という日には店が全く開いていません。商店街で見かけた百貨店のような店鋪の地下惣菜店で購入しました。エビカツにはエビの切り身がぎっしり。食感プリプリでした。
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アーケードの商店街
このアーケード横にある建物地下で購入しました。関野神社からすぐ近くの商店街アーケード。真っ直ぐ通ると高岡大仏の方に抜けます。
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金沢駅といえばこの特徴あるゲートですよね。どのガイドブックでも必ずイチ推しで写真が出ています。一度実物を見てみたかったんです。このゲート見たさに帰路を金沢経由にしたと言って過言ではありません。それにしてもなぁ、昔の金沢駅を知ってるけど随分変わってしまったものです。
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近くで見上げてみる
遠くから見ても面白いのですが、近くで見上げると迫力の木組み構造に感心してしまいます。
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複雑なパイプワーク
パイプの組み合わせをゆるくカーブさせてある構造体。開放的で巨大な空間が頭上に広がっています。
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これがよく見る姿
屋根上のラインをシンプルに見せるにはある程度接近して広角で撮る必要がありました。現地に行って初めて分かることもあるのでした。
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ひゃくまんさん
北陸新幹線に合わせて作られたゆるきゃら。実は手と足があって歩くのです。なかなか面白いですよね、グッズを買いそびれたのは残念。
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イルミもゴージャス
金沢だということで何となくイルミネーションもゴージャスに見えるのは気のせいでしょうか。
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やかん・・・ですよね
地面に夜間が埋まっています。オブジェというか、これでも立派な彫刻作品だそうです。
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これで晩飯とします
金沢では夕食にするつもりでしたが、駅前を歩き回ってる間に出発時間が迫ってきました。店に入る時間が無いので、駅ビルで美味しそうな弁当を購入し食べることにしました。
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JR高山駅は改築工事中。2016年秋には開業とあります。以前の駅は老朽化してたし、何気に不便だったから駅が新しくなるのはいいんだけど、突飛な駅にならないといいんだけどね。
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面影はこの辺りだけ
ホームの連絡地下通路だけは以前のままでした。改築後も残るのでしょうか。
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天気が良くない
岐阜から高山の間はずっとモヤが掛かっていましたが、高山の先は次第にモヤが晴れ、天気が回復しました。
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高山駅で55分間の待ち合わせを利用して一旦駅の外に出て朝食することに。時間が無いので手っ取り早く観光案内でそれっぽい店を教えてもらった。写真は珈琲のトーストセット。名古屋流に「セット」でなく「サービス」を期待したが残念。
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開いててよかった
1月3日と言う日は通常正月休業であたりまえ。営業していてよかった。
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店内はアンティークがずらり
店内の壁にはアンティークの柱時計がずらり。とてもおちついた感じでしたが遅れたら洒落にならないので早々に駅に向かいました。
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