
愛知県のパワースポット、津島神社と古い町並みを訪ねて…!
愛知愛知県のパワースポット、津島神社と古い町並みを訪ねて…!
愛知県パワースポット神社と街歩きのおでかけプランです。 今回は、”厄除け、疫病除けの神さま”、津島神社がメインです。 その周辺のお寺やカフェ、古い町並みめぐりもご紹介します。 津島神社は境内に歴史ある建物が残されていて、見どころもいっぱいです。 織田家、豊臣家、徳川家に厚く崇敬されたパワースポットです。 また境内の小さなお社をめぐる”津島神社6社めぐり”もオススメです。 これはご本殿の神さま、スサノオノミコトの4つの御霊を別々に祀る社を巡るもの。 広い境内をあちこち歩き回って、小さなお社を捜し出し、 その神さまに叶えてもらえそうなお願い事をします。 津島神社の周辺は古くから門前町として栄え、古い町並みが残っています。 古い商家の建物、昔の井戸や道標、屋根神さまを捜して歩くのも楽しいです。 津島神社参拝の後、ぜひ本町通り周辺を歩いてみて下さい。 合わせて一宮市奥町にある若宮神明社もご紹介します。 こちらもコロナ除けの護符や金曜日のスペシャルな御朱印が人気です。
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津島神社は古い歴史を持つ神社です。 境内には重要文化財に指定されている建物が整然と並んでいます。 上の写真、津島神社のシンボルともいえる朱塗りの楼門は豊臣秀吉が寄進したものです。 主祭神は牛頭天王と言われ、明治の神仏分離の時、スサノオノミコトに改められました。 牛頭天王といえば、”厄除け、疫病除け”です。 「牛頭天王のパワーでコロナを追い払おう…!」と今、注目されています。 社務所で授与される疫病退散の護符や御朱印も人気です。
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オススメ…!疫病退散のお札
疫病除けのお札は社務所で授与されます。これを家の玄関に祀っておくと、疫病が蔓延しても、家のものは感染しないと古くから伝えられています。コロナ感染も防ぐことができるかも…!牛頭天王のパワーを期待しましょう。ウチも自宅と実家に飾ってあります。
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本殿と拝殿
境内には歴史を感じさせる建物がたくさんあります。本殿は慶長十年に作られたもの。拝殿は建築年代は不詳ですが、江戸初期に修理した記録があります。とにかく古くて格調高い…!
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南門
津島神社は織田家、豊臣家、徳川家が厚く信仰したと伝えられています。この南門は秀吉の病気平癒を祈って慶長3年、秀吉の息子、秀頼が寄進したものと伝えられています。
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”花まいり”に注目を…!
南門の近くの手水舎には、季節の花が彩り豊かに浮かべられていました。いわゆる”花手水”ですが、津島神社では、これを”花まいり”と呼び、毎月1日と15日新たに飾られます。心癒されました。
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津島神社6社めぐり 荒御魂社
”津島神社6社めぐり”はスサノオノミコトの4つの御霊を祀るお社を回るもの。まず荒御魂(あらみたま)を祀る小さなお社へ。”荒御霊”というのは勇猛果敢、活動的な性格を意味しているそうです。
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津島神社6社めぐり 和御魂社
スサノオノミコトの和御魂(にぎみたま)を祀る小さなお社です。”和御霊”というのは平和、柔和な性格を意味しているそうです。ものごとの調和をとって下さるお働きがあるそうです。
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津島神社6社めぐり 柏樹社
スサノオノミコトの奇御霊(くしみたま)を祀る小さなお社です。”奇御霊”というのは不思議な働きを意味しているそうです。お社の後ろに古柏樹が生えていたのでこの名があるとか…。
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津島神社6社めぐり 居森社
スサノオノミコトの幸御霊(さちみたま)を祀る小さなお社です。”幸御霊”というのは幸福な働きを意味しているそうです。社殿は豊臣秀吉の母、大政所の寄進によるものと使えられています。。
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津島神社6社めぐり 疹社
その名の通り、感染症のスペシャリスト(?)の神さまを祀るお社です。ここはスサノオノミコトの和御霊(にぎみたま)。昔から麻疹、疱瘡の神さまと言われ、感染しないよう、また感染したら軽症ですむよう祈願されてきました。
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摂社末社もいろいろ
津島神社は境内にたくさん小さなお社があります。津島神社に参って摂社、末社に立ち寄ると、一度に伊勢の内宮、外宮などに参拝できてしまう…!縁結び、金運UP、受験合格などご利益もいろいろ。
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弥五郎殿社
境内には、驚くほどの長寿で5代の天皇に仕えたという伝説の人物、武内宿祢を祀るお社もあります。お参りすると健康長寿、生涯現役のご利益をゲットできるかも…。
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神仏習合の時代、津島神社の神宮寺だったお寺です。 弘法大師が熱田社を訪れた時、ここに立ちより、疫病に苦しむ民衆のため、薬師如来を祀って疫病終息を祈ったとの言い伝えがあります。ご本尊、薬師如来に疫病終息を祈りました。 毎月1日、8日、15日には午前10時から本堂で厄除けの護摩祈祷があります。だれでも自由に参加できます。ふらっと立ち寄っただけの私も参加。室内で火を焚いての護摩祈祷は迫力ありました。かわいい絵入りの月替わり御朱印も人気です。
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絵入りの月替わり御朱印
宝寿院のご朱印です。絵入りで月替わり、この月は花祭りの絵入りでした。かわいい絵に心が和みます。御朱印は普段は書置きです。毎月21日には直書きの御朱印も授与されるそうです。
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蛇の形の”おもかるさん”
境内にあるパワースポット、泉龍神社の前には蛇の形の”おもかるさん”があって、自分で石占いができます。お願い事を念じた後、石を持ち上げ、軽く感じたら、お願い事は叶うとか…。
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津島神社の門前にある、津島のお菓子「あかだ」「くつわ」を売るお店です。 「あかだ」は弘法大師ゆかりのお菓子で、米の粉を油であげたもの。津島神社の神さまに、疫病退散を願って捧げたお菓子と言われています。「くつわ」は「あかだ」に砂糖を加えた尾張藩主ゆかりのお菓子です。
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日本一固いお菓子…?
「くつわ」「あかだ」はこの地方に伝わる昔ながらの素朴なお菓子。どちらもとても固いお菓子です。もしかするとこ”日本一固いお菓子”ではないかと言われています。
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津島神社の門前には3軒「あかだ」「くつわ」のお店があります。 まるい輪のようになったものが「くつわ」、あられ状のものが「あかだ」です。とても固いお菓子です。食べる時、ネコのキャットフードみたいな”カリカリ”おいしそうな音がします。
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「あかだ」「くつわ」セット
ここのお店では「あかだ」「くつわ」の両方がちょっとずつ入った200円の小袋がお土産用にあります。両方ちょっとだけ味わってみたい方へ。2つのお菓子の食べ比べができます。
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天王川公園は津島神社の近くにある歴史ある公園です。 池を中心に広がる緑豊かな公園は、子供とのびのび遊べる”密にならないおでかけスポット”です。 ユネスコ無形文化遺産に登録された尾張津島天王祭や、尾張津島藤まつりはここで行われています。
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公園の奥、水辺に藤棚が…!
5月連休の前頃、公園の藤棚が見ごろとなります。2021年は藤まつりはありませんが、藤棚は公開されました。藤の見ごろは4月いっぱいとのこと。公園の奥、水辺に藤棚が作られています。
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2020年で開設100周年
天王川公園は100年前、日比谷公園や鶴舞公園を設計した本多静六博士らによって設計されました。 日本の歴史公園100選にも選ばれています。
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天王川公園の一角にスターバックスコーヒーのお店ができました。天王川公園の眺めがよく、解放感があってくつろげる雰囲気です。ここに素敵なカフェができるといいな~と思っていた場所に本当にカフェがオープンしてちょっと嬉しいです。
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眺めは抜群…!
お店は天王川公園の奥、藤棚の入り口に近いところにあります。天王川公園散策のお楽しみが増えました。津島神社参拝の後にも立ち寄りたいスポットです。
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堀田家住宅は重要文化財に指定されている江戸時代の町屋です。元は津島神社の神官の家でしたが、その後、商家となり財を築きました。津島神社、尾張藩との繋がりも深く、商家としての繁栄を思わせる重厚な佇まいです。土曜、日曜、祝日のみ公開されています。
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建物に上がってじっくり見学
入り口を入ると「みせ」があり、その奥にお座敷、土間には荒神さまを祀る竈もあります。奥のお部屋には中庭の眺められるお部屋や茶室もあります。2階は天井が低く思ったより狭い空間でした。
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津島神社に近い本町通りの街道沿いには、古い町並みが残されています。江戸時代、明治時代からの格子戸のある家もあれば、レトロな昭和初期の建物もあり、いろいろな時代の建物が混在しています。 観光化されてすっきり整備されたものではなく、昔のままの姿で今に生きている…。洗練されていない自然な感じが津島の魅力かも…。東海地方の古い町並みウオッチング、人気の犬山、岩村の次にきっと津島が注目されることでしょう…!
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古い町並みを歩いてみると…!
曲がりくねった細い道を行くと、格子戸の古い民家が残されていたり、古い道標があったり、古い井戸を見つけたり…。お寺や神社もたくさんあります。
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通称、蔵の道
古い町並みの地区は津島神社の参詣道だったそうです。細い道を奥に入ると蔵の立ち並ぶゾーンもあります。このあたりの繁栄を偲ぶことができます。
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民家の屋根の”屋根神さま”
古い民家の屋根にはこの地方独特の”屋根神さま”が祀られているのを見つけることができます。この屋根神さまのお陰で、古い建物が守られてきたのでしょうか…?
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本町通の古い町並みの中、江戸時代から続く糀のお店があります。糀のシフォンケーキ、糀のプリン、あまざけジェラートなど糀のスイーツが人気です。また途絶えていた”津島麩”を復元して販売するようになったことが話題です。
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あまざけジェラート
ほんのり甘酒の香りとやさしい味がするデザートです。300円。お店が休みの日曜日は、近くにある津島市観光交流センターへ行きましょう。ここでも扱っています。
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復元された昔ながらの”津島麩”
昔はこの地方でよく生産されていた”津島麩”。いつのまにか姿を消したのを糀屋さんのご主人が中心になって復元しました。1袋380円。煮物やすき焼きに入れるとおいしいです。
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昭和初期、銀行だったレトロな建物が津島市観光交流センターに再生されています。 津島観光のパンフレット、イラストマップなどはここでゲットしましょう。古い銀行の建物ウォッチングもできます。
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交流センター内部
天井の高い元銀行の建物に尾張天王祭りのシンボル提灯のオーナメントが映えています。内部の装飾をじっくり見て回りました。欲を言えば、ここにカフェがあるといいのになぁ~。自販機のあるイートインスペースならあります。
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元金庫の中に入れます…!
元銀行だった時の古い金庫がそのまま残されていました。重厚な扉は3重になっています。今なら金庫の中に入れます。この金庫の前には、支店長さんの席があったそうです。
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街道筋の古民家で毎月1日~7日まで限定でオープンしているカフェがあります。昔呉服屋さんだった風格ある古民家の門を入り、奥に歩いていくと、カフェスペースがありました。 靴を脱いでお座敷に入ると、お庭を眺めながらくつろげる素敵な空間が広がっていました。
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季節のご飯のお任せランチ
あま津島地域でとれた野菜たっぷりのランチです。この日はぎんなんとしめじの炊き込みご飯、れんこんのハンバーグをメインに手作りのやさしい味の家庭料理がいろいろ並びました。
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お庭とギャラリーの蔵
カフェからは綺麗な中庭が眺められ、その奥に蔵があります。ここはレンタルスペース”ギャラリー蔵つづら”となっています。明治時代から残る築120年のものだそうです。
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天王川公園のそばにある昔ながらのお饅頭屋さんです。 看板商品の「柿屋饅頭」は素朴な酒まんです。 お店の外観も昔っぽいですが、中に入ってみると昔からのものがいっぱい…。思わずじっくり観察(?)したくなります。 こんなお店、本当に少なくなりました。
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昔ながらの佇まい
歴史を感じさせる建物です。お店の中に入ると、さらに昔ながらの雰囲気が残っています。「柿屋饅頭」と書かれた古い看板が並んでいました。お饅頭の包み紙も時代を感じます。
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元家具屋さんだった古民家をリノベーションした建物の1階にある、こだわりの燻製ダイニングバーです。 燻製メニューが並ぶ中には、”チキンラーメンの燻製”などユニークなものも…。オンリーワンの世界を感じるお店です。 2024年10月現在、ランチタイムはお休みで夕方からの開店です。
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ランチタイムもオススメです
ランチはパスタ、ピザ、ハンバーガー。サラダとバゲット、デザート付き。 ベーコン入りペペロンチーノが人気です。香り高いニンニクと燻製ベーコン、とてもおいしかったです。
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チキンラーメンの燻製入りサラダ
”チキンラーメンの燻製”で話題のお店です。津島名物”あかだ、くつわ”の燻製までメニューにあるのがユニーク。これはランチに付いてきたチキンラーメンの燻製をトッピングしたサラダです。
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天王通りにはカフェや雑貨屋さんなど、面白そうなショップがたくさんあります。でもどのお店も不定休なのでオープン日はネットで検索する必要あるかも…。エニシキャンドルもそんなお店の一つです。キャンドル素材を販売しているアトリエ兼ショップです。テイクアウト主体のカフェも併設されています。デイスプレイが素敵。
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カフェで珈琲とブラウニーを
小さなお店です。空いている時なら、お店に並ぶキャンドルを眺めながら珈琲タイムを…。チョコと抹茶のブラウニーがボリュームたっぷりで満足感ありました。ご近所の”リエゾン”さんのものです 。
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エニシキャンドルのお隣にある雑貨やさんです。やはり不定休。平日中心に営業しているので日曜日にオープンしていたらラッキーです。国内外のレトロ雑貨、文房具、ハンドメイドの小物やアクセサリーなどいろいろ並んでいます。お店に入ってデイスプレイを眺め、面白いものを見つける楽しさがあるお店です。おしゃれなラッピングにも注目を…!
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猫ちゃんのキーホルダー
お店のシンボルともいえるリスを象った木製キーホルダー、マグネットが人気です。音符やト音記号、ネコちゃんもありました。手作りです。子供のお小遣いでもゲットできる500円でした。
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津島神社に向かう天王通りにあるお菓子屋さんです。 「くつわ」「あかだ」など固いお菓子は苦手というかたには、 このお店の「くつわ餅」「蓮根そだち」をオススメします。どちらもやわらかいお餅、お饅頭で、津島特産蓮根が入ったものです。
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名鉄津島駅を降りて津島神社に向かう途中、ここでちょっと休憩。ベーグルの専門店”ゆさひみベーグル”ではカフェも併設されています。ここでベーグルがついて来るモーニングセットを注文しました。ランチセットもあります。
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もちもち食感のベーグル
朝10時30分までのモーニングセットは飲み物にお店自慢のベーグルが付いてきます。トッピングはあんことイチゴジャムが選べました。ランチも人気です。
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ベーグルのプレートランチ
ランチタイムはベーグルのプレートランチがオススメです。プレーンベーグルにタンドリーチキンとサラダなど選べる1品、スープとキッシュと飲み物がセットです。
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津島駅の近くにある真言宗のお寺です。かつて津島神社の社僧房の一つだったそうです。副住職さんの書く御朱印が人気です。
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人気の御朱印です。
ご朱印マニアの間で人気の観音寺。迫力のある絵入りの”アート御朱印”が授与されます。これは愛染明王さま。副住職さんは仏教の他、絵も専門的に学ばれ、漫画家のアシスタントの経験もあるそうです。
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ご朱印で知られる観音寺の近くにある、築100年の古民家をリノベーションしたカフェです。 津島でよくある靴を脱いで座敷に上がるスタイルのお店です。 モーニング、発酵食品を使ったランチも充実しています。
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モーニング:発酵和食セット
モーニングは、飲み物代プラス100円で発酵和食セットが注文できます。この日は、サーモン塩こうじ焼き、甘酒入り卵焼き、雑穀おにぎりと漬物、お味噌汁でした。珈琲もハンドドリップです。
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ランチ:円居ランチ
ランチはメインと発酵食品を使った野菜おかず5種、雑穀米とお味噌汁、食後の飲み物がセットになっているものと塩糀カレーです。ハンバーグのランチ、オススメです。
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古い歴史を持つ日蓮宗のお寺です。このお寺には戦国時代から寺子屋があって、近所の子供たちが読み書きを習っていたそうです。 津島で幼少期を過ごした戦国武将、加藤清正もこのお寺で学んだとの言い伝えがあります。
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清正公草紙掛けの松
加藤清正が寺子屋で学んでいた頃、この松に手習いの半紙を掛けて干したと伝えられる松があります。その時代からの松は枯れてしまい、現在、幹が残るだけ。二代目が本堂の前に植えられています。
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もう一つ疫病終息祈願の神社をご紹介します。 津島駅からは一度一宮駅に戻り、玉の井線に乗り換え奥町駅で下車します。 若宮神明社は木曽川のそばにある小さなお社です。 昔、このあたりではよく木曽川が氾濫し大きな被害がありました。そこで伊勢の神さまをお祀りしたところ、川の氾濫は治まったそうです。 天照大神、スサノオノミコトを祀る、知る人ぞ知るパワースポットでしたが、最近では”金曜日の御朱印””コロナ除けの護符”で注目されています。
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人気の金曜日の御朱印
毎週金曜日に授与される御朱印は、月替わりの絵です。8月は花火、9月はお月見の絵柄です。「プレミアムフライデー」は今や死語になりましたが、御朱印の世界ではまだ活躍中…!
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悪疫を祓うスサノオ命のご朱印
夏越の祓いのご朱印です。スサノオノミコトのパワーで悪疫退散を祈るもの。茅の輪が描かれています。ここでもスサノオノミコトにコロナウイルスの終息も願いました。
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紫陽花の花手水
手水舎には色とりどりの和傘がたくさん飾られ、水面に季節の花が浮かべられています。”花手水”絶好の写真撮影スポットとなっています。
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