
飛騨高山の寺町をぐるりと巡る徒歩の旅
岐阜飛騨高山の寺町をぐるりと巡る徒歩の旅
岐阜といえば? という質問で最初に出てくる回答が外国人にも人気スポットの「飛騨高山」でしょう。 そして二番目に登場するのが「下呂温泉」、「奥飛騨温泉郷」と続くのではないでしょうか。 飛騨高山といえばとにかく古い町並み!。高山陣屋に朝市!。鯉が泳ぐ宮川!。 みたらし団子に酒蔵めぐり!。飛騨高山ラーメンに飛騨牛!。お土産はさるぼぼ。 飛騨高山は今や、県内外は勿論、海外からも観光客がやってくる全国区的著名な観光名所です。 しかし先程の観光名所は既に各方面で紹介し尽くされており、多くの方が既にご存知なのではと思います。 何事も天邪鬼な自分としては、ここはあえて「寺町方面」にスポットを当てる事にしました。 今回は「高山の寺町」と「神社」、そして「飛騨三十三観音札所巡礼」がテーマです。
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飛騨三十三観音 第三番札所 JR高山駅や、古い町並みから向かって東側。東山地区には、まるで京都のように複数の神社仏閣が集中しいる地域があります。一説によると、かつてこの地域を治めていた方が点在していた神社仏閣を東山地区に集めたらしい。詳しいお話は勉強不足でわかりませんが、結果的に寺が殆どひと繋ぎのような状態になり、現在では神社仏閣を縫い合わせるように「東山遊歩道」が設けられています。そのスタートの地点が雲龍寺。国道158号線を東に向かって東側。上記写真のような見応えある鐘楼門が貴方を出迎えてくれるでしょう。 その他の写真はこちらへ→
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久昌寺
雲龍寺の石段手前左側のお寺 ↓ 雲龍寺(東山遊歩道起点) ↓
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東山白山神社
雲龍寺の南門を出てすぐ左折。 長い参道を経るといつの間にか森の中に。長い石段の上に拝殿があります。 ↓
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豊川稲荷栄鏡院
東山白山神社とは逆方向。雲龍寺の南門を出てすぐ右側には豊川稲荷があります。 ↓
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大雄寺
雲龍寺の南門を左右に曲がらずに直進すると大雄寺の境内に入ります。立派な本堂と山門が目印。本堂横の十王堂を見忘れなく。 ↓
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洞雲院
大雄寺を南門から通り抜け、次にあるのが洞雲院。割とこじんまりとした風情ある建物の寺院。 ↓
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素玄寺
飛騨三十三観音第四番札所 洞雲院の正面山門から出て国道158号線向こう側の立派な寺院。途中国道を渡る際は必ず地下道を通りましょう。 ↓
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松倉山馬頭観音
素玄寺の正面山門から出て石段を一旦一番下まで降りた左側。もしかするとこの観音様が第四番の本尊なのかも? ↓
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東山神明神社
素玄寺から更に南へ進むとすぐ広い道があるので左折すると東山神明神社。緩いけど長い坂道で、地味に足腰に効いて来るので注意を。 ↓
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天照寺
東山神明神社から降りてきたら突き当りを左すぐ。せっかく下ってきたのに再び石段を上ることになります。ここではユースを併設。利用者は外国人の方が多いかも。 ↓
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法華寺
天照寺と境内が繋がってるかのような錯覚しますが、隣の法華寺です。石橋がある池のあたりがビューポイント。 ↓
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善応寺
飛騨三十三観音第五番札所 一旦表の道に出て左折すると直ぐに善応寺の山門があります。 ↓
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宗猷寺
飛騨三十三観音第六番札所 善応院の南門から出て真っ直ぐ進むとまるで城のような石垣の道に出会います。もう少し進んだ先を左折。ここら辺りの寺院では一番大きく立派。迫力の本堂に出会えます。 ↓
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少し歩きます
一般的な「寺町」は先の宗猷寺迄なのですが、せっかくですのでもう一箇所追加したいと思います。 ↓
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清傳寺
飛騨三十三観音第七番札所 宗猷寺から表通りに出て南へ歩くこと10分足らず。市街地から田園地帯に出たところに札所があります。
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飛騨三十三観音第二番札所 中部四十九薬師霊場第四十番札所 桜山八幡宮を南側から出たすぐ左側。道路向かいの獅子会館が目印。本堂左右には円空仏が仁王立ち。相応院には実は奥の院が存在します。お時間と体力と相談してどうぞ。
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飛騨三十三観音第八番札所 飛騨護国神社から西側へ出て、城山をぐるりと廻る感覚で歩き、坂道を下ると高山陣屋近くに出ます。城山公園へ進んではいけません。正雲寺は更に南へ数分。右側の正雲寺坂が目印。坂道に目が眩みますが、上がるしかありません。しかし、苦労して上った甲斐あって、境内から高山市街を一望出来るんですよね。遠くにそびえる特徴ある屋根の建物までバッチリ見渡せます。
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