神話のふるさと・高千穂旅
宮崎神話のふるさと・高千穂旅
少し古い話ですが、2年前の夏に高千穂に行ってきました! あまりにも神秘的な場所が多く、一度で大好きになった場所です。 最低でも一日は確保して回った方が良いと思います。 比較的アップダウンが激しく、自転車で回るのは厳しいかと思われますので、バスかタクシーの利用をオススメします。
夜神楽を見るために、20時前に高千穂神社へ。 元々は神様に奉納するための舞であった夜神楽ですが、今は観光用として毎日公演が行われています。
夜神楽の舞台
20時ちょうどに夜神楽についての説明が始まりました。 この日の演目は、天照大神が天岩戸に隠れた後、手力雄が探す「手力雄の舞」、岩戸の前で天鈿女が踊る「天鈿女の舞」、手力雄が岩戸を取り除く「戸取の舞」、そしてイザナギとイザナミが酒作りをする「ご神躰の舞」の豪華4本立て。 神話の有名な場面です。
手力雄の舞
まずは手力雄(タヂカラオ)の舞。 名前の通り、力自慢の神様で、天照大神を探している姿を舞にしたもの。
天鈿女の舞
続いて天鈿女(アメノウズメ)が登場。 女性の神様なのですが、天照大神を岩戸から出すために、面白おかしく踊ります。
戸取の舞
再び手力雄が登場。 今度は赤い面を着けています。 天照大神が隠れていた岩戸を取り除き、遠くに放り投げてしまいました。 その岩戸は、長野県の戸隠まで飛んでいったのだそうです。 天照大神も無事に現れ、めでたしめでたし。
ご神躰の舞
ここから話は打って変わってイザナギ、イザナミの話になります。 最初は二人で仲良くお酒を飲んでいますが…。
客席に乱入!
酔っ払って舞台を飛び出した神様たち。 いきなりの出来事にビックリ!
絡む神様
イザナギは女性客に、イザナミは男性客に絡むという、オーディエンスを巻き込んでのドタバタ劇!
そして終幕…
最後は二人仲睦まじく酒を飲み、終了。 堅苦しさのない舞台で、外国人観光客にも大受けでした。
タクシーの運転手さんから「高千穂峡経由で高千穂神社から宿まで乗って、1500円ポッキリ」というおいしいプランを提示され、喜んで乗ることに。 ライトアップされた夜の高千穂峡へ。 ※2012年当時の話なので、利用される際は事前に確認された方が確実です。
真名井の滝
高千穂峡と言えば真名井の滝! 光に照らされて流れ落ちる滝は、まさに神秘的。
翌日。 早朝からバスに乗り、天安河原(あまのやすかわら)へ。 ここは、天照大神が岩戸に閉じこもった際に、神々が会議を開いた場所と言われています。
河原へ
滑りやすい道を、そろそろと河原へ降りて行きます。
降り注ぐ日差し
早朝のせいか、真夏なのに涼しくて気持ちいいー!
天安河原
小さな鳥居がポツンと建っていました。 ここで小石を積むと、願いが叶うんだとか。 そんな話を知らず、ただ写真を撮って帰ってきてしまいました…。
小さな橋
写真を撮るだけで素敵な景色が撮れるという…。 高千穂恐るべし!
神秘的な風景
ここだったら、神様がいてもおかしくないと思います! 絶対、朝イチで行くことをオススメします!
天安河原から徒歩でおよそ20分。 バス停からはすぐ近くにあります。
天岩戸見学
ここではなんと! 天岩戸の見学をすることが出来ます! 事前に社務所に申し込み、希望者が一定になると見学ツアーがスタートします。
天岩戸へ
お祓いを受け、いよいよ天岩戸の見学へ。 ここから先は撮影NGとなっております。 川を挟んだ対岸にある山に岩戸はあったのだそうです。
高千穂鉄道
2008年に廃止された高千穂鉄道の陸橋。 高千穂バスセンターへ戻るバス車中で見ることが出来ました。
夜神楽を見るために前日夜も行きましたが、ちゃんと参拝するために翌日も訪問。
本殿
夜とはまた違った雰囲気を醸し出しています。
夫婦杉
根元が一本につながっているという杉。 縁結びに効果抜群!
昼の姿も見てみたい!ということで、こちらも再びの訪問。 高千穂神社からバスがなかったため、よれよれになりながら歩いて行きました…。
真名井の滝
ライトアップされた姿も美しいけど、昼間の姿も素敵です…。 いつまでもここにいたいという気持ちになる場所でした。
手漕ぎボート
皆さん、慣れない手漕ぎボートに苦戦していた模様。 あっちこっちで壁にぶつかる音が響いていました(笑)
仙人の屏風岩
真名井の滝から、遊歩道を散策。 仙人の屏風岩は高さおよそ70m。 屏風状に岩が連なっているところからこの名が付いたのだとか。
槍飛
戦国時代、落城し城から脱出する兵が、川幅が狭いこの場所で槍を使って川を跳んだことから命名。
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