ビッグバンから始まる宇宙138億年のヒストリーの一部を、写真パネルや、壁や床一面に大きく表現された宇宙の大パノラマ画像の迫力ある装飾など約40点の天体写真によって体感できる、宇宙ミュージアムＴｅＮＱ（テンキュー）初の写真展だ。
ＴｅＮＱの映像コンテンツ「シアター宙（ソラ）」の世界とシンクロする美しく高精細な写真は、ＮＡＳＡの膨大な画像アーカイブの中より厳選したものや、国立天文台のアルマ望遠鏡、すばる望遠鏡が捉えたもので、「銀河宇宙」「銀河系」「太陽系」の3つのテーマに分けて展示する。
宇宙の絶景に囲まれた空間で、ＴｅＮＱでしか体験できない“宙（ソラ）の旅”を楽しめる。
さらに、写真展開催にちなみ、講演会やギャラリートークなどのイベントも実施する。

【展示】

ＮＡＳＡの膨大な画像アーカイブの中より厳選したものや、国立天文台アルマ望遠鏡、
すばる望遠鏡がとらえた天体写真の数々を、「銀河宇宙」「銀河系」「太陽系」の3つのテーマに分けて鑑賞できる。

「銀河宇宙」

国立天文台のアルマ望遠鏡が捉えた「132億8000万光年彼方の銀河で酸素を発見」した写真にはじまり、さまざまな形がある銀河の中から「！マーク銀河」や「宇宙に浮かぶペンギンの卵」、「宇宙に咲く一輪のバラ」などとも形容される、目にも楽しい個性的な銀河を展示する。また、銀河の種類の解説も見どころだ。

「銀河系」

銀河系には1000億ともいわれる数の星が存在し、至るところで星が生まれ、死を迎える。
この展示では「バタフライ星雲」や「超新星爆発の残骸」で見られる星の死から、「わし星雲」の“創造の柱”とも呼ばれる領域などに見られる星の誕生の場所、そして惑星が生まれる場所の「原始惑星系円盤」まで楽しめる。

「太陽系」

2017年9月に土星大気に突入し、ミッションを終了した探査機カッシーニが最後に残した「土星全景画像」や、火星探査車キュリオシティが撮影した「自撮り」や「火星の夕暮れ」、月から撮影された美しい「地球の出」など迫力ある太陽系の写真を展示する。

そのほか、床面全体にはハッブル宇宙望遠鏡の捉えた大パノラマ画像「イータ・カリーナ星雲」を展示する。入口から奥まで、画像の幅は50光年ほど。ここでしか体感できない宇宙体験が楽しめる。

【関連イベント】

講演会

国立天文台 天文情報センター教授／副台長 渡部潤一さんによる講演会を行う。
（講演内容については、決まり次第、ＴｅＮＱ公式ホームページでお知らせ。）

• 開催日時：4月27日(土) 15:00 〜
• 場所：ＴｅＮＱ館内 「眺めルーム」
• 料金：無料 ※別途入館料が必要
• 参加方法：3月1日(金) 10:00 〜セブンチケットにて優先席引換券付チケットを販売。
  ※料金は前売券と同様
  ※引換券をお持ちでない場合は、立見エリアでの鑑賞が可能
  ※講演開始の30分前までにＴｅＮＱに入館を。
  （シアター所要時間約30分のため）

ギャラリートーク

国立天文台 天文情報センター広報室長／准教授 山岡均さんが、天体写真を一緒に鑑賞しながら展示の見どころなどを解説する。

• 開催日時：3月9日(土)①14:00〜②15:00〜※各回約30分
• 場所：ＴｅＮＱ館内 「企画展示室」
• 料金：無料 ※別途入館料が必要
• 参加方法：開始10分前に企画展示室前に集合
  ※ギャラリートーク開始45分前までにＴｅＮＱに入館を。
  （シアター所要時間約30分のため）
  講演会・ギャラリートークの詳細についてはＴｅＮＱ公式ホームページを要確認。