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個展開催!アートワーク作家・モリソン小林が金属で作る植物彫刻の世界『植物記』

2018年10月12日(金) 〜 2018年11月5日(月)

ポイント!
  • 金属板を切り出し丸棒を削り、額縁も全て自身で制作する植物彫刻
  • 作品20点には深山に入りモリソン氏自身が感じた物語が添えられる
  • 静謐でありながら力強く表現された作品を堪能できる!

金属板や倒木などを使って彫刻作品を製作するモリソン小林の個展が、2018年10月12日(金)よりイデーショップ 六本木店にて開催。

モリソン小林氏の植物彫刻は、金属板を切り出し、丸棒を削り、額縁も全て自身で制作している。そうして出来上がった作品は、それが金属で作られたとは思えないほど、本物と見紛うばかりの美しさだ。

本展では、金属による植物彫刻の作品20点に、深山に入りモリソン氏自身が感じた物語をそっと添えて展示。足下に根付く小さな生命。何事にも代え難く美しいその姿。植物たちの小さな声に気づき、そしてその声にそっと耳を傾け、静謐でありながら力強く表現した作品を堪能できる。

「丹沢山塊の端っこ、奥多摩にもほど近い低山の麓の林道を、雨が上がったばかりの朝、うっすらと霧がかかる中を歩いていくと、ラベンダーのような、どこか心の落ち着く芳香がほんのりと漂っていました。
それは、18世紀にスウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネが、香りがするという意味のodorataをつけてViola odorataと命名した花、匂菫。僕にとっては、登山と同じように心に安らぎを与えてくれる花のひとつです。」

作家プロフィール

1995年~1999年の間イデーに在籍し独立。インテリアデザインと施工に携わりながら、金属板や倒木などによる彫刻作品を制作。

”イデーの入社面接で「君はビートルズとストーンズ、どっちが好き?」と訊かれて「僕はドアーズが好きです。」と答えたら、入社後渡された名刺に「モリソン小林」と書かれていた。”

元々イデーで約5年間、主にアパレルブランドの店舗デザイン設計に携わっていたモリソン小林。独立して10年ほど経った頃、アートワークの依頼が少しずつ入るようになり、空いた時間に作品を制作するようになる。金属植物の作品は、お付き合いがあるインテリアショップから個展のお話しを受けたところから始まった。その後、インテリア・ファッション業界の名だたるデザイナーからもアートワークの依頼が入るようになり、現在に至る。

開催場所

イベント情報

IDÉE Life in Art morison kobayashi exhibition "Flora of Tystnad" モリソン小林 植物記

開催期間

2018年10月12日(金) 〜 11月5日(月)
※作家在店日:10月12日(金)、13日(土)

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